アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新になりました。

ファミリー感を味わった昨日のことを2つほど書きます。

1.メインは2人の子どもたちとの、久しぶりの語らいでした。

神楽坂のフレンチレストラン「ラ・グラティチュード」の個室でランチ。



2時間半も滞在させてもらってじっくり語り合えました。
1998年末に子どもたちを連れて家族でフェリーに乗って熊野に入り、伊勢、奈良、京都の大旅行をしたときの写真アルバムを持参したので、「そう言えばカナダにも行ったよね」と大盛り上がり。
私の子ども3人(48歳の娘、47歳の息子、33歳の息子)は、それぞれ所帯を持ち、集まる機会は少なくなりましたが、しっかりと繋がっています。

兄のノリは私が痩せていることをかなり懸念。
逆に鍛えぬいている自分の筋肉を大いに自慢していました。
「ラ・グラティチュード」のフレンチ料理に大喜び、インスタグラム用に写真を撮りまくりつつ、自分の料理を2人にシェアする心遣いをしていました。
弟のタクロウは、一昨日に手に入れた福島産の桃をお裾分けしてくれました。
誕生順位が現れるように、私とノリの語らいのファシリテートをする役割を果たしていました。

親子3人の語らい、楽しかったなー。

◆息子のタクロウと兄のノリのことをちらっと書いている記念記事です。
2008年3月5日付けブログ 息子の胸板
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080305


2.昨日の9:45~11:45は自分の子どもたちのような9人の受講生を対象にカウンセリング道場のミドルコース。


(写真提供:春木めぐみさん

布施智美さんがクライアント役。
黒羽信五さん、森本光代さん、梶田恵子さんがカウンセラー役を担当しました。
60歳代の黒羽さんは弟分、8人に女性たちは私の娘のような気がしたファミリー感を味わいました。

カウンセリングを学び合う仲間はまるでファミリーなんだね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日はアドラー心理学の未来のための小さな一歩を確認できた1日でした。
3つのことをお伝えします。

1.9:45~11:45は15人の受講者を対象にカウンセリング道場の混合コースを開催し、深い学びを共有しました。


渡辺歩実さん撮影)

原田浩明さんがクライアント役を務め、浪江美千子さんと佐藤健陽さんがカウンセラー役を担当しました。
何よりも私の心を動かしたのは、メンバーの方々のフィードバックでした。
それぞれの方の深い学びやかけがえのない経験から語るので、私もメモに必死でした。
このカウンセリングの学び合いは、まさに「道場」にふさわしいもので、自らカウンセリングを体験するだけでなく仲間からも学び合える場でもあります。
地道な活動でもありますが、アドラー心理学の未来を担う人たちの研鑽の場です。

2.Schoo の企画ユニット ディレクターの江川 紗生さんから私が8月9日(水)の20:00~21:00に出演(生放送)する授業の告知ページが公開された旨のご連絡が入りました。

授業告知ページ:https://schoo.jp/course/7759

「アドラー心理学に学ぶチームづくりのマインドー”I”から”We”へ踏み出すチームビルディング」のタイトルです。

詳細は次のようです。

"I"から"We"へ踏み出そう

環境の変化や多様性の時代の流れの中で、チームで働くことに課題を感じる方、多いのではないでしょうか。
この授業では、価値観や意見の違いを乗り越え、チームで仕事を進めていく上で大切なマインドを学びます。

【受講対象者】

・普段、チームで仕事をすることが多い方
・価値観や意見が異なるメンバーとの関わり方を模索している方
・「お互いに協力し合えるチームを作りたい」と思っている方

【授業のゴール】

・仕事をする際の視点が”I”から”WE”になる
・チームでの仕事に対して、前向きな気持ちになれる

3.昨日の16:00から 水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 代表)、梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事)、永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド 取締役研修部長)と私の4人でマリーナ・ブルフシュテイン博士(国際個人心理学会会長、アドラーユニバーシティ教授)の招へいプロジェクトの初回ミーティングを行いました。

だいぶ先ですが、2024年2月23日(金、祝)の13:00~17:30、24日(土)、25日(日)の10:00~17:00にそれぞれワークショップを開催することになりました。

ミーテング後は香港酒家に場所を移して懇談しました。


詳細は後日のご連絡になりますが、早めに予定に入れておいてくださいね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

できるだけ多くの方々にこの講座にご参加いただきたいと願っての投稿です。
7月17日(月、祝)と日程が迫っていますが、ドタ参加も私個人が責任を持って引き受けます。
ハイブリッド型の開催なので、全世界のどこからでも参加できます。

現役の新聞記者の 佐藤 陽(Yoh Satoh)さん (朝日新聞文化部be編集部記者)にヒューマン・ギルドにお越しいただくかたちの講演です。

参加される方は大きく3つのことを学べます。

(1)新聞記者の仕事
(2)強迫性障害という病
(3)夫婦愛

少々ネタバレになってしまいますが、「自己紹介」のパートでは、こんなことを語られるようです。

・新聞記者を32年間
・初任地は大分…岐阜、名古屋、東京
・うち後半20年はメンタルヘルスや医療・介護に関心
・きっかけは自分自身の「心の病」体験
・現在、土曜版beを担当

私との出会いもこんなかたちで。

・2010年に社内研修で出会う
・その後、何度か取材でお世話に
・プライベートでもおつきあい

私は発刊早々、佐藤さんの「強迫障害」体験記である『手洗いがやめられないー記者が強迫性障害になって』(星和書店、1,540円)を読んで2023年7月3日付けブログに「暗いくらーい青春時代の思い出と『手洗いがやめられない』の読後感」として書いています。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230703

壮絶な内容から始まり、新聞記者らしい追求心と夫婦愛が垣間見られる本です。

佐藤さんは長らく早稲田大学の非常勤講師をされているのと、シンポジウムなどにも講師としてご登壇なので、講演力も抜群です。

以下の「内容確認と参加申し込み」をご確認の上、今から当日の10:00までの間にお申込みください。

◆出版記念セミナー「手洗いがやめられない―記者が強迫性障害になって」
 書籍名『手洗いがやめられないー記者が強迫性障害になって』
 講師: 佐藤 陽(Yoh Satoh)さん(朝日新聞文化部be編集部記者)
 日程:7月17日(月・祝)11:00-13:00
 内容確認と参加申し込み:
 オンライン https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1027
 会場参加 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1028

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

75歳のおじいさんが生涯現役・生涯貢献をモットーに耐用年数を過ぎても、活躍舞台から追放されないでいるのはコツコツと【信頼】を積み重ねているからだ、という話を実例をもとに書きます。

1.昨日は体のメンテのために3カ月に1回のルーティンの東京女子医大病院のT先生の診察を受けに行きました。
検査結果と今後の対応についてお聞きした後で、ある薬の処方をお願いしたらT先生はこうおっしゃいました。
「僕がその薬を出すためには他の科の検査を受けなくてはならないので面倒です。お近くのクリニックに相談して、その先生に処方してもらった方が手っ取り早いです」
こういうことをおっしゃってくれる大学病院の先生は今までにいませんでした。
T先生には私の本を3冊ほど差し上げています。
次の回には必ず「読みましたよ」と言ってください。
信頼の蓄積を感じました。

2.夕方1つのメールが入りました。
早稲田大学エクステンションセンターからのものです。
来年の1月から3月の講座で「勇気づけの心理学―アドラー心理学の実践」を8回コースで担当してほしいとの依頼でした。
2016年から始まったこのコース、コロナ禍の2021年を除いてずっと担当しています。
しかも、次回から2回多くなる8回コースです。
ありがたくお受けしようと思っています。
ヒューマン・ギルドにお越しの人たちとは一味違ったベテラン受講者で、私自身毎回刺激を受けています。

3.「視点を変える 明日を変える」出版社のディスカバー・トゥエンティ-ワンの編集者で、私の『みんな違う、それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』を担当してくれた大田原恵美さんからメールが入りました。

本日公開の弊社のnoteで「みんな違う。それでも〜」を「編集者の推し本」として紹介しています。
わたしの推しポイントとかも書いてるので、よろしければご覧いただけますと〜。
またブログなどで、おりを見てご紹介くださるとうれしいです。

https://note.com/discover21/n/nd499d5a85f98



辿ってみると、大田原さんらしいトーンで

◎この本を簡単に説明すると…
◎この本が生まれたきっかけ
◎こんなあなたに届けたい! 
◎編集中や発売後の裏話

について書いてくださっています。

大田原さんは前職の朝日新聞出版で編集を担当されていた2014年からの知り合いで、『働く人のためのアドラー心理学』を世に出していただいています。

10年間培ってきた信頼の重みを感じています。


ところで、3つのケースについて基盤が【信頼】にあることをお伝えしていますが、私が長年コツコツと積み重ねていることをお伝えしておきます。
取り組み順に書くと次の4つです。

(1)ブログ
(2)Facebook
(3)Twitter
(4)YouTube

(1)ブログ



60歳の2008年1月から始めて15年半になります。
5,650日も続けているのです。

(2)Facebook



ブログより少し遅れてスタートし、友達は3,727人になっています。

(3)Twitter



Facebookからほんの少し遅れてスタートし、10年ほどの休眠後、最近もしこしこ取り組んでいます。
今朝フォロワー1,300人になっていました。

(4)YouTube



ちょうど3年前の72歳の時から始め、週1回の頻度の配信ながら、アドラー心理学を地道に伝え続け、チャンネル登録者数は3,850人になっています。

SNSについては、ハッキリ言ってとても地味です。
地味は地道、愚直でもあります。
でもね、このような地道で、愚直な取り組みが信頼の蓄積となって、さまざまな機会に巡り合えることを感謝を添えてお伝えしました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

生涯現役・生涯貢献路線をひた走る私は「アクティブ・シニア」でもあります。
この夏も大活躍します。
そのことで数点お伝えします。

1.昨日は プロティアンフォーラム2023(8月26日開催)に登壇することが正式に告知されました。


https://prtimes.jp/main/html/
rd/p/000000133.000056057.html


しかもトップバッターです。

10:30-11:20 プロティアン人生に活かすアドラー心理学 

生涯現役を志す人に著書66冊のアドレリアンが勇気づけエール!
登壇者:ヒューマン・ギルド 代表 アドラー心理学カウンセリング指導者 岩井俊憲氏
モデレーター:プロティアン・キャリア協会 認定者 沖みちる



沖みちるさんのお声がけによるもので、キャリア教育にはアドラー心理学が欠かせないとのお考えでご推薦いただきました。
当日のモデレーターを担当される沖さんには心からの感謝を表明します。

8月9日(水)20:00~にはSchooの生放送に登壇し、『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)をもとにお話しできる機会があります。
ビジネス分野にアドラー心理学がますます広まることが楽しみです。

2.昨晩の19:45~21:45は14人に受講者を迎えてオンラインでカウンセリング道場のチャレンジコース。



普段はシニアコースのメンバーで、出張先からご参加の 磯野 茂さん がクライアント役。
今月からメンバーになった岡田孝子さん口野重昭さんがクライアントを担当。

私は外部の講演にも積極的に出かけますが、地道なカウンセリング演習もまた大好き。

3.昨日の14:00~16:00は朝日中小企業経営情報センターで中小企業の経営者を迎えて「アンコンシャス・バイアス/ベーシックミステイクス」と「勇気づけ」を結びつけた研修と担当。



中小企業経営者の熱意を実感しました。

私の今後5年間の夢はビジネス分野にアドラー心理学を浸透させること、特に中小企業の経営者を勇気づけることです。
そのことが失われた30年の活力を回復する原動力になると信じています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は現在75歳。
これは戸籍上の、実際の年齢です。
しかし、体力的、知的な実力は75歳に0.75をかけた56歳のような感覚がします。

私は「八掛け人生」ということを研修で話したり本で書いたりしていますが、その八掛けでも60歳です。
そのことからすると、56歳、あるいは60歳の「実力年齢」で経験豊富な75歳の「実際年齢」の人生を生きていると言っていいでしょうか

何がそれを支えているか?
アドラー心理学の「勇気づけ」を他者だけでなく自分自身にも使いこなし、子どもの頃から人一倍旺盛だった「好奇心」が支えとなっています。

この好奇心が今度は、コロナに入った時期の72歳の時のZoom、YouTubeなどに続いて75歳でChatGPTに私を駆り立ててくれたのです。

1.昨晩19:00~20:30は 讃良屋安明さん の主宰する「ChatGPT使いこなしセミナー」に参加して、まるで個人指導のような、至れり尽くせりの感覚のレッスンを受けました。

https://saratecme.com/ChatGPT_MastSeminarFullness/

ChatGPTについては、タクロウの勧めで今まで雑誌、YouTube、紹介セミナーなどを頼りに自分なりに始めていました。
ところが、讃良屋(さらや)さんのマジックでレッスンでは倍以上のわかりやすさ。
講座を終えて私がすぐさま感想を送ったら、讃良屋さんは行動の人、もう「ChatGPT使いこなしセミナー」 のご案内に掲載。
https://saratecme.com/ChatGPT_MastSeminarFullness/ をご覧ください。
好奇心、チャレンジ精神のある方に讃良屋さんの「ChatGPT使いこなしセミナー」を強くお勧めします。

2.72歳から始めたYouTubeアドラー心理学専門チャンネル は昨日21:00から【アドラー心理学】ショック!15歳~64歳の【ひきこもり】が50人に1人!」のタイトルでご提供。

12分半ほどの動画です。
是非、ご視聴ください。

動画リンクはこちらから
    ↓
https://youtu.be/qdMmHmZ5Tdw
 
YouTubeアドラー心理学専門チャンネル は2020年7月からスタートし、この7月で丸3年。
よちよち歩きながら150近いコンテンツでチャンネル登録者数3,840人。
今後もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日、昨日の2日間、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コースの前半を担当していました。
特に昨日は補講の方3人が加わり、内容の濃い展開となりました。
受講者の中にはブルガリアでPositive Disciplineを学んだ人、ELM勇気づけリーダーの資格を持つ人、コーチングを学んでいる人、産業カウンセラーの資格を持つ人、アドラー心理学の本もかなり読みこなしている人が目立ちました。



私の好みの「旬の質問」の趣旨も徹底していて、高頻度で質問、ご意見が出て、私自身の学びにもなりました。

2日目の最後の「人間行動の理解」の部分では、職場の人間関係の主導権争いの事例も出て、次の2つのブログが大きく役立ちました。

2023年7月7日付けブログ 権力闘争/主導権争いからの身の引き方:引き下がると引き上がる
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230707

2023年7月2日付けブログ 【信頼】がすべてではない!:アドラー心理学ベーシック・コースで伝えたこと
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20230702

ここでお伝えしておきたいことは、アドラー心理学の原理原則も大事ですが、特にワークタスクに属するビジネス分野に展開する場合は、弾力的な適用が要求されるということです。

レベルの高い受講者と双方向のやり取りの多い、コラボ的研修ができたことがとてもうれしかったです。

■アドラー心理学ベーシック・コースは次のとおり開催します。  

コロナ禍の時期に大幅リニューアルをし、新規受講者のみならず再受講者にも人気を博しています。
アドラー心理学の基礎の理論を学び、生活に仕事に役立てられる講座です。

◆東京土日4日間コース(集合型・リアル)
 日程:9-10月コース 9月30日.10月1.14.15日(土日)
 会場:ヒューマン・ギルド研修室
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

◆長野土日4日間コース(集合型.リアル)
 日程:8月5.6.19.20日(土.日)
 会場:山形村 ミラ・フード館
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1054

◆オンライン開催土曜コース(6日間)
 日程:9-12月コース 9月30日.10月14.28日.11月11.25日.12月9日(全.土)
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1062

全てのコース共通・講師:岩井俊憲、永藤かおる(2人の講師が半分ずつ受け持ちます)。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

先週のある日、理髪店を経て出社。
仕事に入ろうとして、リュックの中のパソコンを出そうとしたらない!
盗難の可能性はない。
家に電話をしてカミさんに確認したら、机の上にあった。
安堵したものの、仕事にならない。
家で仕事をすることに切り替えて、夕方また出かけました。
家とオフィスが30分ほどなので、こんなことができるのです。

私の愛用のレッツノートは1キロにも満たない軽量。
以前にもやらかしたことがあります。

8年ほど前の某新聞社での研修のことでした。
研修開始前30分ほどに会場に到着し、パソコンを出そうとしたらない!
この時もカミさんを頼りました。
私のパソコンから研修担当者のアドレスにプレゼン資料を送ってもらうことで事なきを得ました。
カミさんが家にいて臨機応変の対応、研修担当の協力も得られたからです。

「二度あることは三度ある」とは言いますが、8年ぶりだとしたらもう時効でしょう。

でも気をつけます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月7日)の午後は「状況/場所が変わればキャラ変わる!」ということを自ら平日開催のカウンセリング演習と銀座百年大学の講座で体験しました。

1.13:30~16:30のカウンセリング演習は、参加者が男性の60歳過ぎの方が私を含めて5人集いました。
講座前のおしゃべりタイムから年金問題やら健康のことなど、この年齢ならではの話題が出ました。

私は大上段に「対話型カウンセリング」のエッセンスを板書して臨みました。
私がクライアント役を務め、谷 正さん涌井保志さん高見澤秀男さん黒羽信五さんのカウンセリングを受けました。

60歳過ぎの男性の方ばかりならではの場特有のやり取りができて面白かったです。


2.18:30~20:00は銀座百年大学主催「使いこなせるアドラー心理学」の6回シリーズの第1回目。
「アドラー心理学の基本的な考え方」を会場とオンライン参加の方々にとてもわかりやすくお伝えしました。





講座の中で受けたのは「対人関係論」のところで、過去の恋人をそれぞれ思い出すと「相手変わればキャラ変わる」の問いを投げかけたとき、妙に納得感が伝わってきて痛快でした。



この趣旨は「人間のあらゆる行動は対人関係」であって、「特定の状況、相手役、目的によって行動や感情を使い分ける」というところでした。

私自身もヒューマン・ギルドの研修室でなくパワースポットの銀座百年大学で講師を務めることで普段とは違ったキャラで臨んだのであります。

次回の8月4日(金)は「ライフタスクとライフスタイル」がテーマです。
この回だけの参加でも十分楽しめます。
銀座百年大学で、あるいはオンラインで弾ける講師の岩井俊憲の姿をご覧になりませんか?



【担当講師】岩井俊憲(有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役)
【開催形式】対面・オンライン(ZOOM)によるハイブリッド開催
【受講料】 当日対面およびオンライン参加 3,000円(税込)
【講座会場およびお問い合わせ先】 土屋グループ 銀座ショールーム
 東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F(地下鉄銀座線「銀座駅」A12出口 徒歩3分)
【電話】 03-5579-9981 0120-406-211 
  
◆ご参照は下記のURLから
 https://onl.bz/6mwpJks

講座後は沖縄料理店で5人で親しく語り合いをしました。

講座の開設、当日の運営、写真のと提供、講座後の懇親会など銀座百年大学企画室長の 柴田桃子さんに格別なご尽力をいただいていることを感謝の気持ちを添えてお伝えします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

やや遅い時間の更新ですが、練りに練った話を書きます。

権力闘争/主導権争いは、国家間でも、対人関係でも、さまざまな場面で遭遇しますね。
このことについてアドラー心理学では、親子関係や、教師と児童/生徒との関係の対応法でとても有益な知恵を提供してくれています。

(1)権力闘争の舞台から身を引く
(2)子どもと穏やかに過ごせたとき、感謝の気持ちを伝える
(3)子どもの協力を得ることで、子どもがその力を建設的に使えるよう援助する

ただ、(1)の「権力闘争の舞台から身を引く」ことについて釈然としない人、屈辱的な思いがする人がいます。

ここで、カナダの小学校に通っていた帰国子女の中学2年生の(男子)のケースを取り上げます。
A君は登校しぶり気味。
母親に連れられてカウンセリングにやってきました。

話を聞くと、英語の先生とトラブルになって、先生の発言に対して「先生、英語ではそういう表現はありません」と指摘したりして嫌われました。
先生から思わず「お前は英語の授業を受けなくていい」と言われたのをキッカケに、英語の授業がある午前中に遅刻したり、体調不良を理由に休む日も出てきました。
日本とカナダの文化の違いがあって、ハッキリものを言うA君がクラスの中で浮いていることも関係していました。

カウンセリングに来たA君と英語教師のやり取りは注目レベルではなく、明らかに権力闘争/主導権争いのモードでした。
私が「権力闘争の舞台から身を引く」ことを提案すると、「そんなことをすると悔しい」と言いました。
しかし、現在の登校しぶりは権力闘争/主導権争いのモードから復讐レベルに入っていて、自分自身にとっても建設的ではありません。

そこで私は「もしかしてA君、パワーストラグル(権力闘争/主導権争い)から身を引くということを自分が引き下がることで悔しいことだと受け止めていないかい?」と尋ねました。
賢明なA君は即座に認めました。

私は「引き上がるっていう方法もあるんだよ」と示唆すると、A君はきょとんとしていました。
「大事なことは同じ土俵で戦い続けないこと。土俵を降りて屈辱的なポジションに身を置くことを好まない人は、上の観覧席で教師の独り相撲を眺める方法もあるんだ。時にこんなことを自分に言うこともできる。この『アホ』」と私。
A君は笑い転げてこう言いました。
「そんなことを言っていいんですか?」
「心の中だけでね」

このカウンセリングはA君にとても有効だったようです。
私のとっさの「引き上がり」発言をA君を救ったのです。
A君は登校しぶりをやめ、時々、英語教師の教え方を俯瞰しながら権力闘争/主導権争いを卒業することができたのです。

副産物もありました。
教師の英文解釈の力量がとても高いことを発見できたのです。

このように、権力闘争/主導権争いからの身の引き方として引き下がることを屈辱的に感じる人には、引き上がることもお勧めです。
子ども場合は、小学校5年生前後からこの知恵を授けてもいいですね。
それだけでなく、職場の人間関係において、夫婦間のトラブル解消にも、この引き上がりがきわめて有効であることを私は確信しています。

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<お目休めコーナー> 7月の花(6)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2つの話題について書きます。

1. 深沢孝之さん(心理臨床オフィス・ルーエ 代表、日本個人心理学会副会長)から『実践 心と体のアドラー心理学~この時代を生き抜くために』(労働実務)、電子書籍のペーパー版をお贈りいただきました。



深沢さんご自身がヒューマン・ギルドのニュースレターの6月号に「著者による本の紹介」として書いていただいていた本です。
『労基旬報』という労務関係の業界紙に「働く人の心と体の心理学」のタイトルによる2017年4月から2022年7月の記事を、同紙を出している株式会社労働実務が再編集して書籍化したものです。
扱っているテーマは多岐に渡ります。
うつ病の回復やワークエンゲイジメント、ストレスマネジメントなど職場のメンタルヘルスの問題から自閉スペクトラム症など発達障害の理解の仕方、自殺を考えている人への接し方などに言及。
その他にも青年期、成人期、老年期の心の発達やスピリチュアリティーにも触れ、さらには、コロナ禍の現象を心理学的見地から、おかしいと思うものはおかしいと深沢さんらしく思い切って書いている部分に拍手快哉でした。

*amazon Kindle、紀伊国屋書店、honto、楽天kobo など電子書店で取り扱っています(価格1,100円)。

深沢さん、本を出されるたびにお贈りいただきありがとうございます。

2.昨日、同居している義母が、カミさんに付き添われてデイサービスを受ける候補の3軒目を見学に行きました。
サポート体制やお風呂のことなどを勘案して一番気に入ったようです。
私が最寄り駅近くの無人店舗で買って帰った宇都宮餃子をほおばりながら、嬉しそうにいろいろ語ってくれました。

私とカミさんは義母の源泉となるチベーションをライフスタイルの3大特徴としてまとめてみました(カミさんもアドラー心理学をしっかりと学んでいます。元々は私の受講生ですから)。

(1)好奇心旺盛(基本は「興奮していたい」というエクサイトメント・シーカー)
(2)承認欲求が強い
(3)優越でありたい

この4月までは俳句をやっていましたし、今でも数独には喜んで取り組みます。

アドラーは『人はどのように神経症になるのか』に「カウンセラーは・・・・患者のニーズに応じた献身をしなければならない」と書いています。
この言葉を介護、看護、教育などに展開するとしたら、「サポート役は相手のニーズに応じた献身をしなければならない」と読み取ることができます。
さらに、アドラー心理学の強みであるライフスタイルを理解して、その「ライフスタイルに沿ったサポートができればさらに有益」と学んだ夕べでもありました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月4日)は13:15~17:15にオンライン開催 アドラー・カウンセラー養成講座(第2期、通期では7日目を行っていました。



12日間のコースのうちの後半の最初の日でもあります。

メンバーの一人がご欠席であったためレコーディングをしながら進めました。
研修の柱は次の3つでした。

(1)カウンセリング演習
(2)講義:カウンセリングと心理療法の違い
(3)演習:早期回想解釈 ー 事業創造を志す人

カウンセリング演習ではサポート役兼務の 手賀総子さん のケースを榎 幸代さん有馬久美子さん佐藤知之さんがカウンセラー役を担当しました。
それぞれ高い力量を持ち、特に25分も担当した佐藤さんのカウンセリングはまるでプロのようでもありました。
ただ、私が「ここでまとめを」と声を入れると、かなり困惑されたようでした。
アドラー派の、特に私がジョセフ・ペルグリーノ博士から学んだカウンセリングは、クライアント自身にまとめていただくのが特徴です

早期回想解釈のところでは、7人の受講者が3つの早期回想のそれぞれ、全体についてバンバン解釈を伝えてくれました。
今までの7日間でもっとも受講者のレベルが高まった1日となりました。

私は受講者に対して【アドラー派のカウンセリング=ライフスタイルの分析+カウンセリングスキル】であることを徹底してお伝えすると共に、後日提供する録画データをもとに復習を促しました。

講師としても、最も達成感に驚喜した1日でもありました。

◆次回予定されている アドラー・カウンセラー養成講座 (リアル開催)は次のとおり開催します。

日程:8月26日―10月8日(土日8日間)

概要:アドラー・カウンセラーを目指す方のためのコースです。
対人サポートをする人のために特にお勧めです。
カウンセリングのための基本的な考え方や、アドラー心理学心理学独自の方法も学んでいきます。

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)他
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/252

◎次回のオンライン開催 アドラー・カウンセラー養成講座は土曜日に開催したいと思い始めています。
ご意見、ご要望のある方はお声を寄せてください。

◆ヒューマン・ギルドのWebsiteにはカウンセラーに進む道が示されています。



https://www.hgld.co.jp/ から入ってご覧ください。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2つのことを書きますね。

1.アドラー心理学の基礎のキソの講座を銀座で、あるいはオンラインで学べます。
アドラー心理学の基礎を学びたい方だけでなく、アドラー心理学の基礎を伝えたい人のためのモデルとなる講座。

概要は次のとおりです。

■銀座百年大学主催「使いこなせるアドラー心理学」に岩井俊憲が登壇
 
岩井俊憲が銀座百年大学主催「使いこなせるアドラー心理学」の公開セミナーに、6回シリーズで学べます。
その第1回目が7月7日(金)18:30~20:00に。
シリーズ第1回目は「アドラー心理学の基本的な考え方」
アドラー心理学のキモの部分です。
もちろん」この日だけの受講も可能です。



【担当講師】岩井俊憲(有限会社ヒューマン・ギルド代表取締役)
【開催形式】対面・オンライン(ZOOM)によるハイブリッド開催
【受講料】 当日対面およびオンライン参加 3,000円(税込)
【講座会場およびお問い合わせ先】 土屋グループ 銀座ショールーム
 東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F(地下鉄銀座線「銀座駅」A12出口 徒歩3分)
【電話】 03-5579-9981 0120-406-211 
  
◆お申込みは下記のURLから
 https://onl.bz/6mwpJks


2.昨日の11:30に早稲田大学の26号館15階のレストラン「森の風」に早稲田大学商学部卒の中小企業診断士の3人が集い、ランチをしました。



左から石倉充さん(1981年卒)、岩井俊憲(1970年卒)、伊藤 剛志さん(2000年卒)
岩井と石倉さんとの間には校風においてかなり共通したカラーがありましたが、30年後の伊藤さんとなると、かなり違いがありました。
ただし、大学時代にやがては「コンサルタントに」という点で、さらにはこれからの日本を元気にしたいという志では共通するものがありました。
1時間半くらいのランチタイムのはずが、別の場所でコーヒーを飲んだり、キャンパスを巡ったりして、同じDNAを強く感じました。

大隈銅像の前では、教育学部の学生を掴まえてスルーショット。

久しぶりに星雲の志が蘇り、魂の喜びを味わった3時間半になりました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「こだわり」のテーマで書き始めています。
ややマニアックですが、つき合ってください。

1.この土日は第8期オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース  の講師を務める以外は、ひたすらレコード鑑賞と読書、そして時々ChatGPTに時間を費やしていました。

このうちレコード鑑賞で印象にに残ったのは、ブルーノ・ワルターの指揮するベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第一楽章の、いわゆるジャジャジャジャーンの2回繰り返しの部分でした。

高校の頃は、ほぼ毎日「運命」を聴いていて、2歳年上の兄もレコードのコレクターで、我が家にはフルトベングラー、トスカニーニ、ワルター、カラヤン、シュミット・イッセルシュテットのレコードがありました。
毎日聴いているうちに、こだわりの強い私は、ジャジャジャジャーンの2回繰り返し部分が指揮者によってだいぶ違うことに気づき、ストップウォッチで測定してみることにしました。
最短が確かトスカニーニで6秒、最長がワルターで12秒。
昨日も久しぶりに計測してみました。
私の記憶に間違いはありませんでした。12秒。

暗いくらーい青春時代の思い出にも触れましたが、こで私が言いたいのは「こだわり」のことです。
私がベートーヴェンの交響曲第5番「運命」にこだわり続けたのは病的で、「反復強迫」と称される、さまざまな動機によって同様の行動を繰り返し体験する傾向でもあります。
この「こだわり」が疾患レベルに及ぶのか、正常のレベルに留まるかは紙一重です。

2.「こだわり」が疾患レベルに及んで、「手洗いがやめられない」レベルに陥った、現役朝日新聞の記者の「強迫障害」体験記である『手洗いがやめられないー記者が強迫性障害になって』(佐藤陽著、星和書店、1,540円)を一昨晩に一気に読みました。

著者の 佐藤 陽(Yoh Satoh)さん を2010年12月から知り、本にもご登場の奥様の美和さんとも夫婦4人でお食事をしたことがある私は「佐藤さん、よくぞこの本を出版してくれましたね」と、「こだわり」の強い仲間として快哉を叫びたいです。

この本の概要については、佐藤さんご自身がヒューマン・ギルドの7月号のニュースレターに「著者による本の紹介:『手洗いがやめられない~記者が強迫性障害になって』」のタイトルで書いてくださっているので、省略します。
ただ、最後に「本書は、僕の闘病記であると同時に、夫婦の物語でもあります。みなさんが、この本から何かを得ていただければ、本望です」と書いているところだけを紹介するに留めます。

私がこの本でお伝えしたいことは、ご本人の体験だけでなく、治療法の紹介に加えて、治療者とのインタビューと対談、それに何と「まきこまれ」を避け「時に鬼嫁」の徹した美和さんとの対談までが網羅されていることです。

佐藤さんとの交流が長い私としては、この本を契機として佐藤さんがセルフ・インタレスト(自分自身へのこだわり)からソーシャル・インタレスト(他者・周囲への関心、仏教の「利他」、アドラー心理学の「共同体感覚」)への大転機になる本であることを書き添えておきたいです。

勇気を出してこの本を出された佐藤さんと、それを支えた美和さんに心からのエールを贈ります。
と同時に「こだわり」の強い人、関係者の方々がこの本を読まれることを強くお勧めします。

◆佐藤さんの体験がヒューマン・ギルドのアドラー心理学ゼミナールで語られます。

 ◆出版記念セミナー「手洗いがやめられない―記者が強迫性障害になって」
 書籍名『手洗いがやめられないー記者が強迫性障害になって』
 講師: 佐藤 陽(Yoh Satoh)さん(朝日新聞文化部be編集部記者)
 日程:7月17日(月・祝)11:00-13:00
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1027
 会場参加申し込み https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1028

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「【信頼】がすべてではない!」
第8期オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースで伝えたことです。


春木めぐみさん 撮影)

オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース のメインテーマは「よい人間関係」。

「よい人間関係」を促進する条件として「尊敬(リスペクト)」「信頼」「協力」「共感」「平等」「寛容」の6つについて伝えました。
話題が「信用と信頼の違い」に入っていたときのことです。かいつまんで言うと、「職場の人間関係は『信用と信頼』のどちらに相当するのですか?」というニュアンスの質問が出ました。
資料としてはこのスライドを使っていました。

私は「職場の人間関係は交友のタスクの友人関係や愛のタスクである夫婦・親子の関係と違っていて、評価者である上司と評価される側の部下のビジネス関係でもあるので、信用の側面もあります」と答えました。
ただし、部下を育成しようと望んでいる場合は、ビジネス用語でもある「信用」よりも「信頼」に重きを置き、【相互尊敬・相互信頼】をもとに対処しなければならないこともあります。

ここで、ふと思い出したことがあります。
『嫌われる勇気』が大ベストセラーになったいた時期にインターネットでこんな記事を読んでいました。

「部下を【信頼】して、部下の仕事については【課題の分離】で任せきっていたら、会社の金を横領されていた」

リアルな話かどうかはさておき、ありうる話です。

アドラー心理学の立場から大事なことをお伝えしましょう。

・アドラー心理学は「放任主義」の立場でなく「民主主義」に立脚しています。
「放任主義」とは縁遠いもので、ルールを元にした話し合いを重んじます。

・本来は「共同体」ではなく「機能体」に属し、仕事のタスクである職場は「信用」と「信頼」が交錯する世界です。
よい人間関係を促進しようと志向する場合は「信頼」が欠かせませんが、その「信頼」関係が成り立たなくなり、業務遂行にあたっては「信用」で接しなければならないこともあります。

レベルの高い受講者たちとやり取りしていると、私自身もたくさん学びの機会があってうれしいです。

何とぞ、異論・反論をお待ちしています。

■アドラー心理学ベーシック・コースは次のとおり開催します。  

コロナ禍の時期に大幅リニューアルをし、新規受講者のみならず再受講者にも人気を博しています。
アドラー心理学の基礎の理論を学び、生活に仕事に役立てられる講座です。

◆東京土日4日間コース(集合型・リアル)
 日程:7月コース 7月8.9.22.23日(土日)
    9-10月コース 9月30日.10月1.14.15日(土日)
 会場:ヒューマン・ギルド研修室
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

◆長野土日4日間コース(集合型.リアル)
 日程:8月5.6.19.20日(土.日)
 会場:山形村 ミラ・フード館
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1054

◆オンライン開催土曜コース(6日間)
 日程:9-12月コース 9月30日.10月14.28日.11月11.25日.12月9日(全.土)
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1062

全てのコース共通・講師:岩井俊憲、永藤かおる(2人の講師が半分ずつ受け持ちます)。

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