IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

何をどうしたら・・・と

2015-08-06 12:23:00 | この頃思う事

  

 写真左:ご近所さんの畑に咲く「キバナコスモス」 と 写真右:我家の畑に咲く「キバナコスモス」は、同じ花に見えないが・・・

 


     常に鎮座している我が部屋からの眺め

 

私の部屋の隣は、以前は、約3畳ほどの廊下だったのですが、現在は、少し拡張して、6畳ほどの板敷の部屋(といっても、基本的には、廊下です)として使っています。

母と同居した当時(その頃は、丁度、夏だった)、すぐ隣にいる(襖越しの)母の物音に、殆ど、眠ることが出来なくて、この廊下兼小部屋に、寝ていました。
夏場は、それでも、快適な環境でしたが、冬になったら、寒くて、寒くて・・・ストーブを消すと、すぐに、部屋は冷えてしまうのですね。
それで、電気毛布や、電気アンカを使うと、喉は乾くし、熱くてたまらないし・・・
結局、元の部屋に戻って寝るようになったのですが、相変わらず、熟睡することは出来ませんでした。

以前から、眠れない事は、度々、ありましたから、眠れないこと自体は問題でないのですが、起きて、ウロウロ出来ない事が苦痛だったのです。
仕方なく、ぼーとしながら、部屋の天井の節穴を数えたり、あんなところにクモの巣が・・・なんて、思ったりするうちに、息苦しくなるのですよ。
この圧迫感イッパイから解放される手立てはないものか・・・と、部屋中を見回して考えた時、そうだ!と、ヒラメキました。

部屋と廊下の境には、障子が4本はいっていました。
その4本とも、「すりガラス」をはめ込んであったのです。
で、その内の2本の「すりガラス」を「透明ガラス」に入れ替えました。

はっきり言えば、我が部屋から、廊下が丸見えという事で、また、「逆も真なり」ですから・・・という事ですね。
その2枚を替えただけで、圧迫感が薄まったように感じました(ホントは分かりません)。
普段は、障子を開放してますが、エアコン(ストーブも)を使用する時は、効率を考えて、障子を閉めます。
でも、透明ガラスのおかげで、廊下側のサッシ戸(雨戸も)を開けておけば、戸外の様子も見て取れるのです。

私がこの家に戻って、あれこれ為した事で、唯一つ、有益な仕事だったかも・・・

廊下部屋は、今は、私の「書道教室」として使うべく、机や道具をセットしてありますが、ま、あくまでも、その為に使おうと思っているだけで、使用頻度は少ないですね。
でも、これから・・・って事もありますし・・・ですよね。

 

今でも、この部屋(文字通りの陋屋)を、何をどうしたら解放感を得られるのか・・・と、鎮座したまゝ、考える日々なのです。

 


 

   ご近所さんの畑にて・・・キバナコスモスは青い空によく似合う・・・な~んてね。

 


 

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エンジンの掛りが悪くて・・・

2015-08-04 12:37:07 | この頃思う事

  

 今年も、何時もの場所に、「ヤマユリ」が咲いた。しかし、残念な事に、昨年よりも、花の数が少ない・・・このままだと、絶えてしまうかも・・・

 


 


ちょいと上げ気分に持ち直してきたと言うものの、どうも、エンジンの掛かりが悪くて、半日ぐらいは、何もしない時間を送っている。

2日の午後には、猛暑の関東から来てくれた友(ご主人と共に)と再会し、共通の友人宅(亡くなった友のお宅)にお邪魔して、夕食をご馳走になりながら、あれこれと近況を報告し合った。
手土産としてワインを持参したが、皆、余り飲めないクチなので、皆で、ビールを頂きながら、夕食(お寿司)を摘まむ。
だから、皆と比べたら、ビール量は飲んだだろうが、毎度の如くには、ススんでいなかったと思う(それでも、どの位の量だったのかは定かではない・・・という事で)。

確かに、皆との話は楽しいのだが、何故か、その話題に乗り切れない自分を感じていた。
20代の頃、この友とは、話に熱中しすぎて家に帰れなくなり、そのまま、友人宅に泊まってしまう事もあったのに・・・・
今、話題にしている事は理解して返答をするけれど、さっきの話題は、何だったっけ・・・と、しばし考えたりしているのだ。
私の体調の所為なのか、経てきた年の所為なのか・・・

それでも、はたっと気づいて時計を見ると、既に、午後9時を回っていた。
いやいや、もう、解散しなければ・・・と、タクシーを呼び、近くのホテルに泊まる友人夫婦と相乗りし、友人宅を辞去した。

午後10時前、帰宅してから、しばし、思い返していた。
確かに楽しい時間を過ごしてきたのに、空虚というのとは違うけれど、充実感がないのは、何故だろう・・・と。
それぞれが、違った生き方をしてきた故に、充実とか満足という、すこぶる個人的な感覚が違ってしまったからだろうか・・・
でも、そんな事は、今更、どうこう言う程、アマちゃんではないと分かっていることだし・・・

青春の一時期、あらゆることを共有していた(つまり、何時でもツルんでいた)友に、どこかに、その情熱を感じ取りたいという身勝手な思いがあったのかもしれないな・・・と、今は、そう思う。
あまり、亡くなった人(友だけではなく、父も、母も・・・)の夢を見る事の無い私だが、その3人組の夢は、時々、何の脈絡もなく見る事がある。
私にとっては、かけがえのない時間だったのかも知れない。


3日の午後は、近くの友人に頼み事をしてあったのが出来上がり、わざわざ持って来てくれたので、少し遅いランチを食べに出掛けた。
ランチの内容は、イマイチだが、美味しい珈琲を出してくれるのが、嬉しい。
昨日の私の気持ちなどを、2、3時間も、聞いて貰っているうちに、気分転換できたようだ。

バイオリズムUPをめざし、さあ~、もう少し、リキを入れてフカしてみよう!

 


 

この「ヤマユリ」のある場所は、かつて、住宅で在ったところが更地になり、そのまま、長く放置してあったところだ。
今は、草刈などはしているものの、相変わらず、更地のまゝだ。
自分の土地でないから、自由に出来ないけれど、ここを、「ヤマユリ自生地」として、整備したらどうかな・・・なんて思う事がある。

 


 

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遠方から友が・・・

2015-08-02 06:57:48 | この頃思う事

 

 

1日、午後7時半頃、やけに戸外が、赤く見えるので出て見た。
あたり一面、赤く染まっている。

「夕焼け」というには、あまりにも、その雰囲気の異様さに、恐怖のような気配すら感じるのだ。
その異様さに引かれるかのように、夕焼けの正体を捉えたくなり、カメラを手にして、畑まで出て行った。

うすぼんやりはしているが、まだ、足元もはっきりとわかる明るさの中、空は、厚い雲に覆われて、落ちて行く日を、直接、確認する事はできない。
しかし、その雲を通してさえ、日の光は、あたり一帯を、赤く染めていた。
しばらく、圧倒されて眺めていた時、花火の音がしたような・・・そうか、今日は、当地商店街での花火大会だった。
昨年は、先日亡くなった友の家で、大いに花火を堪能(目的は飲む事だが)していたんだと、友の顔を思い浮かべた。
なにか不思議な気分で佇んでいるうちに、ふと、思ったのですね。
今日はお盆・・・もしかすると、友も、父も母も、彼らが、「来ているよ」・・・と、知らしているのかと・・・

別に、あの世(この世は、一応、見えています)も、地獄も極楽も、霊魂も信じてはいませんが、こんな事を思うのも、摩訶不思議な赤の世界に絡め捕られたのかも知れません。

そう言えば、関東に住む同級の友から、突然、電話が入った。
1年振り(いや、もっと前かも・・・)に聞く、友の声だった。
私たち2人は、新卒で勤めた職場で共通の友であった人(よく3人組と言われていた程、ツルンで遊んでいた)を、早くに、見送っている。
甥の代になった実家に、最後になるかも知れないからと、墓参りを兼ねて行くので、どこかで会わないか・・・という。
すぐにOKして、共通の友人宅(亡くなった友の家)で会う事になったのだが・・・

遠方(会いたくても会えない程の)に住まう友と、現世に居ながら、なかなか会う機会を作れなかった友とに、再会できる日・・・そんな日を象徴するような赤の世界だった。





 

  

   今朝は、落ち着きを取り戻して、花鉢の水遣りに励みました

 


 

 

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DVD漬けの日々、脱出か・・・

2015-08-01 09:11:20 | この頃思う事

  

  「西洋アサガオ」より遅れて、漸く、「日本アサガオ」が咲きだしました・・・昨年のタネを蒔いたのですが、残念ながら、「青」ばかりです

 


 


先週末から、またしても、「持病の発病」で、全く、脳細胞が活動しない状態になってしまった。
もう、こうなったら、「強制的治療」しか無く、毎度の如く、「DVD漬け荒療治(?)」を開始したという次第である。

ぼーっと、TVのチャンネルを換えていた時、「Xファイル」という文字が目に留った。
ご存じでしょうが、もう20年以上前に、私が嵌った、唯一のTVドラマだった(また、放映されるようだ)。
でも、当時は、連続ドラマも、連続では見る事もなく、気が向いた時とか、偶々、チャンネルが当たった時などに見るだけであったが、ホント、面白いなと思ったドラマだった。

で、実家に戻り、母を注視するだけの生活は、単調を極め、時間を持て余した時、はたっと気づいたのが、この「Xファイル」だった。
すぐ、amazonから、全シリーズ(9シリーズと映画2作)をGETした。
1993年頃から始まったようだが、今見ても、ストーリー的には、そう、古いという感じは無くて、その時も、かなり、嵌って、数回は見たと思う。
でも、何時の間にか、段ボール箱に収めたままになっていたのを引っ張りだして、再々々以上の観賞を、始めた訳で・・・5日間くらいかなぁ、見続けている。
ミステリー(サスペンス)ものだから、ドラマの結末は、既に、承知である(案外、新鮮な感覚もある)が、始めたら止まらないのが、この治療なのだ。

 

ただ今(8月1日午前9時)、第3シリーズまで見きった(180分DVDを21枚分)ところだが、どうやら、バイオリズムが上昇気味で、「病い脱出」が出来そうな気がする。
とりあえずは、「治療中断」して、様子を見る事にしたい。

追記:ホントは新しいDVDを見たい気もするが、何故か(あまりにも数を見過ぎたのか)、どれを見ても同じような筋書きに見えてしまい、購入を躊躇っている。
    所謂、深~く、考えさせられる芸術作品はシンドイので、あまり、好みでないし、サスペンスものの単純な展開に飽きてしまったのかも・・・


 


  

 「日本アサガオ」は、ホントに、朝(陽が射す前)しか咲いていませんので、この花を見るのには、「早起き」が必需なのです

 


 

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