○東寺宝物館 秋の特別展『東寺の五大尊と十二天』
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004091700198&genre=J1&area=K1G
実はこの日(11/13)は、夜行バスで早朝京都着→奈良へ移動して、正倉院展、大和文華館、秋篠寺を見る→京都に戻って、東寺宝物館、京博→再び奈良へ(京都のホテルが取れなかった)という無茶をやった。どうしても「十二天屏風」を見たかったのである。
だけど、ちょっと欲張りすぎて、「十二天屏風」の印象は弱かった。私が見たのは、ほんとに1191(建久2)年の作なんだよねえ。色彩が鮮やかすぎて、なんだか、今出来の模造品を見たような気がしてならないのだ。京博が所蔵する十二天図(東寺伝来品)の古めかしさと記憶が混線していたせいもあって、拍子抜けしてしまった。
今回は、講堂・金堂はパス。朱印所が食堂の中に移動していたので、あまり覗いたことのない食堂の中を拝観する。焼け残りの四天王が鎖につながれている。もちろん、倒れないように軸木に縛って安定させているのだが、炭の塊になってもなお威風を失わない四天王は、なんだか鎖を解いたら、暴れ出しそうであった。
それから、いつもの場所の、雄夜叉と雌夜叉に挨拶をして、秋の深まる東寺を後にした。
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実はこの日(11/13)は、夜行バスで早朝京都着→奈良へ移動して、正倉院展、大和文華館、秋篠寺を見る→京都に戻って、東寺宝物館、京博→再び奈良へ(京都のホテルが取れなかった)という無茶をやった。どうしても「十二天屏風」を見たかったのである。
だけど、ちょっと欲張りすぎて、「十二天屏風」の印象は弱かった。私が見たのは、ほんとに1191(建久2)年の作なんだよねえ。色彩が鮮やかすぎて、なんだか、今出来の模造品を見たような気がしてならないのだ。京博が所蔵する十二天図(東寺伝来品)の古めかしさと記憶が混線していたせいもあって、拍子抜けしてしまった。
今回は、講堂・金堂はパス。朱印所が食堂の中に移動していたので、あまり覗いたことのない食堂の中を拝観する。焼け残りの四天王が鎖につながれている。もちろん、倒れないように軸木に縛って安定させているのだが、炭の塊になってもなお威風を失わない四天王は、なんだか鎖を解いたら、暴れ出しそうであった。
それから、いつもの場所の、雄夜叉と雌夜叉に挨拶をして、秋の深まる東寺を後にした。