8/19(火)朝はゆっくり起きて、徒歩で9:30開館の紋別市立博物館に向かう。少し早めに着いてしまったが、中に入れてくれた。すでに紋別の自然と風土にはだいぶ詳しくなっていたが、展示解説で復習。特別展『ヒーローおもちゃ展2014』も楽しかったが、さらに面白かったのは「収蔵室特別公開」。入口付近は、動物の剥製が中心で、こんな感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8c/2e44b7050fc0a05f364813f70b37314d.jpg)
奥に進むと、人文歴史系の資料。収蔵棚は積層式になっており、2階もびっしり。まあ本州と違って、収蔵庫の環境(温度・湿度管理)にあまり厳密に気をつかわなくてよさそうなのは、羨ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ad/b2c865b287349a2274b655e3477bdd98.jpg)
博物館の収蔵品には、こんなタグをつけるんだな(↓)。この顕微鏡は、住友金属(株)の鴻之舞鉱業所にあったものらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/98/2223e2918a103faea945f5c0add1af76.jpg)
金山の歴史から流氷の科学まで、いろいろ学ばせてもらった(これで私も少しは道民らしくなった?)紋別を後に、再び路線バスの旅に戻る。バスは乳製品で有名な興部(おこっぺ)へ。バスターミナル前の食堂「おこっぺんはうす」でガッツリ系の昼食。雑誌や観光ガイドに混じって、興部町教育委員会が編集した小学校社会科の副読本が置いてあって、かなり面白かった。こういう副読本を全国的に蒐集・保存してある図書館ってあるのだろうか。教科書より大事かもしれない。
食後のデザートには、道の駅おこっぺでソフトクリームを食し、タクシーで雄武(おうむ)のバスターミナルへ。ここもコープや展望台が隣接していて、かなり立派な施設。枝幸(えさし)行きのバスに乗り換える。枝幸バスターミナルで下りて歩き出すと、薄暗くなった空から雨らしい雨が降り始める。人影のない、道だけが広い住宅街を15分ほど歩いて「オホーツクミュージアムえさし」に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c4/a331a455e65bcbd46c3e525cf9b9ed86.jpg)
ここは平成11年(1999)オープンの郷土博物館。平成2~4年、枝幸町の目梨泊遺跡から出土したオホーツク文化期の資料が、平成12年(2000)に一括で国の重要文化財に指定されるのにともない(先駆け)開館したのではないかと思われる。出土品の総点数は約23万点というから、収蔵保管用に大きな施設が必要だったのかもしれないが、展示施設としては、ちょっと大きな箱を作りすぎたのではないか。収蔵品も施設も立派なのに、全体にうらぶれた印象が残った。
新たに私の関心を引いた情報としては、明治29年(1896)、枝幸が世界の天文学者にとって皆既日食の重要な観測地となったこと。アメリカからやってきたデヴィッド・トッド博士は夫人同伴で、当時の写真が残っている。ミュージアムで見たのと同じ写真を見つけたので、リンクしておく。→国立天文台「アーカイブ室新聞」(2011/5/8, 480号)(PDFファイル)。そうかー「枝幸」といえば、この日食を思い出さなくちゃいけなかったな。
さらに5分ほど歩いて、今夜の宿、ホテルニュー幸林着。夕食は海鮮御膳で、この日も豪遊気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/82/598c779b971fd31a2a4e986f045acbf2.jpg)
(8/24記)
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奥に進むと、人文歴史系の資料。収蔵棚は積層式になっており、2階もびっしり。まあ本州と違って、収蔵庫の環境(温度・湿度管理)にあまり厳密に気をつかわなくてよさそうなのは、羨ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/ad/b2c865b287349a2274b655e3477bdd98.jpg)
博物館の収蔵品には、こんなタグをつけるんだな(↓)。この顕微鏡は、住友金属(株)の鴻之舞鉱業所にあったものらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/98/2223e2918a103faea945f5c0add1af76.jpg)
金山の歴史から流氷の科学まで、いろいろ学ばせてもらった(これで私も少しは道民らしくなった?)紋別を後に、再び路線バスの旅に戻る。バスは乳製品で有名な興部(おこっぺ)へ。バスターミナル前の食堂「おこっぺんはうす」でガッツリ系の昼食。雑誌や観光ガイドに混じって、興部町教育委員会が編集した小学校社会科の副読本が置いてあって、かなり面白かった。こういう副読本を全国的に蒐集・保存してある図書館ってあるのだろうか。教科書より大事かもしれない。
食後のデザートには、道の駅おこっぺでソフトクリームを食し、タクシーで雄武(おうむ)のバスターミナルへ。ここもコープや展望台が隣接していて、かなり立派な施設。枝幸(えさし)行きのバスに乗り換える。枝幸バスターミナルで下りて歩き出すと、薄暗くなった空から雨らしい雨が降り始める。人影のない、道だけが広い住宅街を15分ほど歩いて「オホーツクミュージアムえさし」に到着。
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ここは平成11年(1999)オープンの郷土博物館。平成2~4年、枝幸町の目梨泊遺跡から出土したオホーツク文化期の資料が、平成12年(2000)に一括で国の重要文化財に指定されるのにともない(先駆け)開館したのではないかと思われる。出土品の総点数は約23万点というから、収蔵保管用に大きな施設が必要だったのかもしれないが、展示施設としては、ちょっと大きな箱を作りすぎたのではないか。収蔵品も施設も立派なのに、全体にうらぶれた印象が残った。
新たに私の関心を引いた情報としては、明治29年(1896)、枝幸が世界の天文学者にとって皆既日食の重要な観測地となったこと。アメリカからやってきたデヴィッド・トッド博士は夫人同伴で、当時の写真が残っている。ミュージアムで見たのと同じ写真を見つけたので、リンクしておく。→国立天文台「アーカイブ室新聞」(2011/5/8, 480号)(PDFファイル)。そうかー「枝幸」といえば、この日食を思い出さなくちゃいけなかったな。
さらに5分ほど歩いて、今夜の宿、ホテルニュー幸林着。夕食は海鮮御膳で、この日も豪遊気分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/82/598c779b971fd31a2a4e986f045acbf2.jpg)
(8/24記)