見もの・読みもの日記

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張家界・鳳凰古城2016【4日日】鳳凰古城→張家界→上海

2016-08-20 23:51:05 | ■中国・台湾旅行
観光最終日は、鳳凰古城の中心部を徒歩で観光。古城街の広場に朱鎔基さんの「鳳凰城」の文字があった。好きな政治家だったので懐かしい。しかし字はお世辞にも上手くないなあ。朱鎔基さんは湖南省長沙市の出身だが、鳳凰城との関係はよく分からない。明太祖・朱元璋19世の子孫であるというのは、今、Wikiを見て知ったが、そう言えば朱元璋も癖字だった。



沱江の南岸に、城壁に囲まれた古城街(写真右側)がある。ただし、表通りは、ほぼ観光商店街と化している。



明清の古建築は、強く反った瓦屋根を乗せた「うだつ」が特徴。写真は2階と3階部分で、1階部分は現代的な店舗になっているものが多い。



街歩きのあと、10人乗りの小船に分乗して、30分ほど川下り。川幅が広いので湖のようだ。船頭さんは長い竹竿とオールを使い分けて、器用に船を操り、船歌も聞かせてくれる。川岸にせり出した高床式の「吊脚楼」という建物が櫛比し、どこか東南アジアの国に来たような感じ。日差しが刺すように強く、暑い。



万名塔。清・嘉慶年間にあった字紙炉(文字を書いた紙を焼くための炉)の塔を前身とし、1980年代に人々の寄附で建てられたもの。



下船後、二層式の虹橋(風雨楼)の二階から眺望を楽しみ、銘菓・生姜飴の老舗「鎮竿張氏」でショッピング。銀製品や織物・水牛の角製品・楽器の店も多かった。



少し早い昼食を済ませ、予定どおり、高速道路を使って張家界市内へ戻る。昨日のような生活感のある車窓風景には出会わなかったが、起伏に富み、緑に覆われた雄大な風景は、黄土高原の高速道路では見られないもので、楽しかった。

空港の近くで夕食。遠くの山並みに穴が開いたように見えるのが「天門山」であると、ガイドの王さんが教えてくれた。慌てて写真を撮ろうとしたが、結局、張家界空港の滑走路からがいちばんよく見えることを発見。来たときは夜遅かったので、まわりの風景に気づかなかったのだ。



ツアー31人のうち、東京組は19時出発の便で上海浦東空港へ。関西組6人は11時過ぎの便に乗ったため、上海到着は深夜3時近かったとのこと。

(8/22記)
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