前夜は信州健康ランドにて仮眠をとり、当日は5時半に出発した。 雲1つない
好天である。 塩尻北ICより乗り、長野自動車道から上信越自動車道を経て信州中野ICで降り、登山口
である谷厳寺に7時15分到着した。
付近の景色は山梨県甲州市の桃源郷の様である。 ただ現地は桃でなくリンゴ、木々にスプリンクラーの様なもので
散水
していた。 登山
準備を済ませ7時35分に登山
開始。
私は皆さんの出発を見送り、下山口である山ノ内町の「よませ
スキー場」
へ車を回した。8時到着。 スキー場の係員の方に登山口や駐車の場所を聞き、どこに止めても構わないことや登山はリフトの下でもゲレンデの中でも、どこを登っても構わないと教えて頂いた。
「疲れたら上部にはジグザグの道もあるし、1時間半くらいで登れるよ。」と聞きホッ
とした。
8時10分出発。 歩き出しは風も
冷たく元気も良かったので、ゲレンデ内を直登した。 リフトは3基あり、最初のリフトを8時17分通過。 ゲレンデの中間地点では体も
温まり、また足元に沢山ある
蕨
が気になり踏まない様に登った。 中間のリフト上部を8時45分通過。 徐々に高度が上がると共に傾斜もきつくなり、立ち休憩で振り返ると「オッ
ここは自分には滑れない上級者用かな
」と感じた。
ここまで来たらジグザグにある道や登山道にも気づき、立ち休憩を取りながら登ったが、直登の登山道を選んだ。 汗をかかない様にと思いペースを落とした。
3基目、最上部のリフト場に9時着。
ここは沢山のスキーヤーがリフトを降りるので広場になっていた。 好天だし広場からの見晴らしは最高でした。山ノ内町や志賀高原の山々
が良く見えた。 風も
気持ち良い。
ようやく、ここからは一般の登山道に変わった。 15分ほど登ったら大きな岩が登山道から突き出した好展望地に出た。見晴らし最高、爽やかな風が心地良い。
そこから間もなくで高社山(こうしゃさん:1,351m)山頂に出た。
9時20分着。
整った山容から
『高井富士』
と呼ばれる独立峰で360度の展望が楽しめた。
後立山連峰から穂高連峰まで、また近くには妙高山、黒姫山
、飯綱山が望めた。
ちょっと手振れがあるが槍ヶ岳を遠望して見た。
まだ仲間は見えてないので9時35分出発し、吊り尾根である高社山西峰
に向かい9時40分着。
ここにも石造りの祠
が建ち参拝後、写真を撮り45分に
出発。
濃い紅紫色の「ミヤマツツジ」
や小さな筒状鐘形の花で淡紅色の「イワナシ」
、「カタクリ」、そして「モクレン」か「コブシ」か判らないが青空に鮮やかに映える真っ白な花が印象的でした。
西峰の下りにはロープやクサリが見られたが補助的なもので危険度は少なく感じた。
9時56分薬師の岩屋
を
通過。
以後は尾根上の馬の背路で
闊歩できた。石の祠が木陰に立つ八幡神
を10時5分通過。
更に進もうとした時に登って来た9名の姿を確認、合流できました。
沢山の花や蕨が有ったことを報告し、私は折り返し皆さんの最後尾に付いた。 以後は私が感じた登山道の状況を伝えながら再び高社山を目指した。
全員が高社山山頂に立つ10時40分。 45分休憩し360度の景色を楽しんだ。 本来は今日、四国の石鎚山を歩いている筈なのだが強烈な台風6号
接近中とのことで、急きょ高社山に変更。 やはり山は
好天が一番です。 怪我なく皆さんが喜んで頂けるのが最高だと感じています。山頂発11時25分。
山頂付近で見かけた、白い花弁の美しい「タムシバ」。 皆さん蕨が取りたいのか下りは早い。
最上部のリフト広場を11時45分
通過。
上部から見下ろすとリフトの柱沿いに登山道が見えた。 下からでは見えなかったので自分はゲレンデの中央を直登した。きつい
登りでしたが練習には良いコースでした。
よませスキー場の駐車場に全員無事下山、12時35分。
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