関越自動車道の沼田インター付近から形良い三角形の戸神山は、大変良く目立ちます。
戸神山(とかみやま:標高 771.6m)は山頂からの眺望の素晴らしさと1時間足らずで登頂できる手軽さから、最近は登山者が増加しているそうです。
そんな事で、群馬県沼田市内にある虚空蔵菩薩堂から戸神山に登り、高王山(たかおざん:標高 765.9m)までピストンして来ました。
沼田インターを出て直ぐの虚空蔵菩薩堂駐車場に8時 10分到着。8時25分、 出発。
登り出して間もなく登山道脇にチェンソーカービングで造られたものでしょうか ワンちゃんやサル、ウサギ、ニワトリ、トラ、そしてアマビエさんが迎えてくれました。
歩き始めは樹林帯の中を進む。
この時期はリンドウの紫色が良く目立っていた。
2~30分は林道歩き。 熊出没注意の看板が良く目についた。
漆系の 紅葉 が青空に映えていた。
林道歩きから登山道への分岐通過、8時 51分。
戸神山近辺には 鉱山があり、真田氏時代に発見され昭和 13年頃より主として金を発掘し、一時は 50人位の坑夫がいたようですが、終戦と共に閉山となった。
登山道に変わってからは山頂に向かって直登の感じで進む。
紅葉する木々の間から遠く南側に子持山(こもちやま:標高 1296m)が見えた。
9時 10分、東京スカイツリーと同高の地点を通過。
東京スカイツリーと同高地点を通過後、岩のむき出しになった上を登山道が進み、解説にあった『小さな山だが岩場・クサリ場があってスリリングな登山が楽しめる。』という意味が分かった。
青空が見え見晴らしは良くなってきたが、ホールドスタンスをしっかり確保し慎重に岩に取り付く。
好天であり風も無く暑い。カメラを岩にぶつけない様にして必死に山頂を目指す。
山頂直下の林道への分岐通過、9時 20分。
岩場の登山道と林道経由の分岐は、岩場の下山は事故発生率が高く慣れない人 ように安全な林道経由が作られているようです。
やっと出た。山頂まであと5分。
ピラミット型の山頂に到着、9時半。
頂上には石尊祠が有るので石尊山とも呼ばれ、地元では信仰の山として親しまれている。
石尊参りは大山詣での別称であり、本社は神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社で山古代から国を護る、神の山、雨降りの霊山として知られているようです。
本社には本来の祭神である石尊大権現が祀られていたことから、約二百数十年前先達が下発知石尊山(=戸神山)山頂に国土安穂、地域住民の五穀豊穣の願いを込めて祀ったのだそうです。
頂上からは360度のパノラマが楽しめ武尊山や赤城山、子持山などの山並みが眺められます。 中央の町並みは沼田市街です。
四等三角点の標示板。
遠く郷土の山『富士山』が頭を見せてくれました。
白く眩しくて見難かったが富士山が見えてビックリ。 山頂は風も無く暖かかった。 25分ほどノンビリして次の高王山に向かう。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。
おにぎりの形をした可愛い山ですよね。
クリスマスには山がイルミネーションで飾られるのだとか。
この山でも富士山が望めましたか!
ji1hidさんは余程、運が良いと見えますね。
辛い登りが延々と続くのは大変ですが、戸神山は上部に少し岩場が出てきますが、ロープの設置があり焦らずに登れば大丈夫です。
ゆっくり登って1時間半も掛ければ、山頂から360度の大パノラマが待っています。
他の登山者の方が手に餌を載せ差し出すと野生の小鳥が寄って来て、手に乗り餌をついばむのです。
ビックリしました。
南側の遠方に目をやれば、富士山が見えますよ。
楽しんで来て頂けたら嬉しいです。