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自ら考え話す魔法の銃サラマンデル45マグナムを手にしたのは、アホな小娘アリスだった……。
「わたしは、青い空を未来に残したい」
西部開拓時代のアメリカによく似た世界で繰り広げられるガンスリンガーガールの追撃戦で、世界に滅びをもたらそうとする呪術師を追って野獣と戦い、盗賊と撃ち合い、先住民や騎兵隊の合間を縫うように荒野を走り続ける少女と銃と仲間たちの物語。
西部劇をモチーフにした作品というのはあまり多くないけれど、これは安定して面白い。基本の発想は(作者が存在を意識していたかどうかは別として)、エルフの『ドラゴンナイト』と園田健一の『ブレット・ザ・ウィザード』を足して割って西部劇にしたようなものなんだけれど、それを巧く自分の作品として昇華してます。
しゃべる武器が相棒という作品も、一度リストアップしてみようかな。
【アリス・リローデッド】【ハロー、ミスター・マグナム】【茜屋まつり】【蒲焼鰻】【電撃文庫】【マジック・ガンアクション】【魔女戦争】【呪術師】【騎兵隊】【扇撃ち】【噛みすぎ】