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説話というか寓話的な色彩が強いファンタジー。
時代や語り手がころころ移り変わるので、最初は時系列の整理に戸惑ってしまうけれど、すぐにこれはこういう話なんだと納得。ただその切り替えの早さに、物語師ユカだか火竜リエッキだか、それとも膚絵師だか踊りの魔法使いだかに感情移入しきる前にストーリーが進行するのがちょっと辛いかも。
「愛の力とは、実に偉大なものなのです」
長い物語の結びの言葉。
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