激動の夏休みを終えて通常運転に戻った≪フリーライフ≫だったが、なぜか里帰りしようとする≪まんぷく亭≫の看板娘カオルにつきあって、貴大までカオルの故郷に行くことになる。行く手に待ちうるのは、難易度ＭＡＸの大型イベント……。
異世界スローライフものの走りである「フリーライフ」も、出版社を変えてもう８巻。地道ながら着々と進んでいます。このちょっと気の抜けた感じの話に、ときおりピリリとしたイベントが挟まるところが心地よいのです。
逆に、こういうシンプルなタイトルを最初の方で付けられてしまったものだから、似たような話を世に出すときは「××したら××になってしまいました」「××した××するナントカ生活を始めました」みたいな、プロローグとか１話あたりの序盤のイベント内容をそのまんまタイトルにすることが増えたのかな？ ただ、そういったタイトルの付け方は、話が進むと内容とそぐわなくなってきて、話が迷走しても頼りにならないんですよね。
【フリーライフ８～異世界何でも屋奮闘記】【気がつけば毛玉】【かにビーム】【スニーカー文庫】【異世界スローライフ】【コロッセオ】【バイオハザード】【ゾンビ少女】
