すごく面白く真実味のある話が実はウソ・大げさ・紛らわしいというのはありふれているけれど、逆に「そんな都合の良い話があるのか」「そんな夢幻みたいな話が本当にあるわけなかろう」「夢でも見ているのか」というのが最後の最後にホントウだった!というオチになるのは痛快だし爽快なんです。夢オチの逆。
『ウォルター少年と、夏の休日』 監督:ティム・マッキャンリーズ
1960年代テキサス。14歳のウォルター少年は母親メイの勝手な都合で遠縁の老人2人が住む農場に置き去りにされる。電話もテレビもない家に暮らす老人は2人そろって変わり者でお金には困っていないらしい。その噂を聞きつけて寄ってくるセールスマンはショットガンで脅して追い払い、ライオン狩りがしたいと生きたライオンを取り寄せたりと破天荒かつ好き勝手に生きている。
そんな生き方に唖然とするばかりだったウォルターに、老人は少しずつ昔の話を語り始める。それは嘘か真か、2人で外人部隊に入って激戦をくぐり抜け、砂漠でお姫さまと出会って恋をし、そのお姫さまを賭けて砂漠の首長と戦いを繰り広げる……。
だが一方で近所の人たちは囁く。彼らはマフィアの金を奪ってほとぼりを冷ましているだけなのだと……。
少年の一夏の物語。老人たちの語る波瀾万丈の物語は嘘か真か?
『ラビリンス』 監督:ジム・ヘンソン
異母弟トビーの子守にうんざりした少女サラの願いを、気まぐれな魔王ジャレスが聞きとげてしまい、ジャレスの支配するゴブリンの世界へと連れ去ってしまう。サラはトビーを取り戻すために、不思議な迷宮世界を抜けて魔王の城へ向かうのだが……。
セサミストリートで有名な人形師ジム・ヘンソンが監督したファンタジー映画。サラの仲間になる犬の騎士サー・ディディモスなんかマペットそのものなんだけど、それでも犬にまたがってゴブリンの軍団に騎兵突撃するシーンなんかカッコイイんですよ。ひとことでいうと、名シンガーがベビーシッターをする話。
児童マンガに多そうなのは、「サンタクロースがいると信じている子供のために周囲がサンタクロースのふりをして大騒ぎするけれど、ちゃんとサンタクロースはいた」とか神様や仙人のニセモノとか思っていたら実はホンモノだったパターン。
伝奇ホラー系だと幽霊とか怪物のふりで他人を驚かせたり騙したりしていたけれど、いちばん地味そうな人間が実は本物だったという 「やれやれ、本物の怪異というやつをお見せしますよ」って、まさかの山岡士郎展開。
『ウォルター少年と、夏の休日』 監督:ティム・マッキャンリーズ
1960年代テキサス。14歳のウォルター少年は母親メイの勝手な都合で遠縁の老人2人が住む農場に置き去りにされる。電話もテレビもない家に暮らす老人は2人そろって変わり者でお金には困っていないらしい。その噂を聞きつけて寄ってくるセールスマンはショットガンで脅して追い払い、ライオン狩りがしたいと生きたライオンを取り寄せたりと破天荒かつ好き勝手に生きている。
そんな生き方に唖然とするばかりだったウォルターに、老人は少しずつ昔の話を語り始める。それは嘘か真か、2人で外人部隊に入って激戦をくぐり抜け、砂漠でお姫さまと出会って恋をし、そのお姫さまを賭けて砂漠の首長と戦いを繰り広げる……。
だが一方で近所の人たちは囁く。彼らはマフィアの金を奪ってほとぼりを冷ましているだけなのだと……。
少年の一夏の物語。老人たちの語る波瀾万丈の物語は嘘か真か?
『ラビリンス』 監督:ジム・ヘンソン
異母弟トビーの子守にうんざりした少女サラの願いを、気まぐれな魔王ジャレスが聞きとげてしまい、ジャレスの支配するゴブリンの世界へと連れ去ってしまう。サラはトビーを取り戻すために、不思議な迷宮世界を抜けて魔王の城へ向かうのだが……。
セサミストリートで有名な人形師ジム・ヘンソンが監督したファンタジー映画。サラの仲間になる犬の騎士サー・ディディモスなんかマペットそのものなんだけど、それでも犬にまたがってゴブリンの軍団に騎兵突撃するシーンなんかカッコイイんですよ。ひとことでいうと、名シンガーがベビーシッターをする話。
児童マンガに多そうなのは、「サンタクロースがいると信じている子供のために周囲がサンタクロースのふりをして大騒ぎするけれど、ちゃんとサンタクロースはいた」とか神様や仙人のニセモノとか思っていたら実はホンモノだったパターン。
伝奇ホラー系だと幽霊とか怪物のふりで他人を驚かせたり騙したりしていたけれど、いちばん地味そうな人間が実は本物だったという 「やれやれ、本物の怪異というやつをお見せしますよ」って、まさかの山岡士郎展開。