
納得して死ねるように生きろと上総介は勝千代に語る。
現代日本で教師だった記憶はある。交差点で事故に遭ったことも覚えている。だが、気がつけば今にも死にそうな幼子の身体になっていた。
おそらくは戦国時代。どうやら今川の一族にあたる城主の嫡男らしいのだが、城主が戦場からなかなか戻って来られないのを良いことに、この勝千代という少年は父の側室や異母兄たちから虐待され続け、今にも死にそうなありさまだったのだ……。
今、ウェブ連載でいちばん続きが楽しみなのが「福島勝千代一代記」。その第一部『冬嵐記』が書籍化しました。
戦国転生ものですが、そもそもがチートなスキルもない虚弱な幼少の身。ちょっと見聞きしただけでここがいつの何処とか、あれは後にこんな活躍をする何某だと分かるような歴史知識もなく、火薬の製造法だとか未来の知識もありません。身近には主人公を信じて支援してくれるような人間どころか、あわよくば死んでしまえと虐待してくる親族や家人ばかりのヘルモード。
そんな手探り状態から、知恵を巡らせ頭を使い、1つずつ手駒を集め、助けを求める策を練り、戦国の世の次期当主を巡る争いを生きのびようとします。この逆境に次ぐ逆境を乗り越えていく様がハラハラドキドキの展開なのです。
書籍はウェブの第2章、国境地帯の雪山で死にかけるところまで。
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