「酒が入って褒めてやりゃ阿呆はよく喋るんだよ」エーリヒはマルスハイムの街に麻薬「魔女の愛撫」を蔓延らせている連中を悪魔と呼称した。ただ、敵は勢力拡大を狙う土豪から世に恨みを持つ流民までのごった煮集団らしく、その陰謀の影響の大きさに反してとらえどころがない。しかし、シュネーが集まった情報を分析し、次の一手を提案していく。
ここに至って冒険者組合の組合長はマルスハイムの有力氏族を総動員することにしたのだが、敵はこの麻薬を魔道具によって街中に噴霧しようとしていた……。
１匹のただの情報屋が挑んだ大勝負の顛末。エーリヒに手傷を与えた密殺者集団は、ゴスロリ刺青お姉さんをリーダーに、兎走人とか蟷螂人とか足高蛛とか個性的な美女集団だったのです。
今回のヘンダーソンスケール1.0(ver0.9)は、これまでのものに比べれば「まだ良かった方の分岐」。こんな展開の話は山ほどありそうです。
【TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す９下 ～ヘンダーソン氏の福音を～】【Schuld】【ランサネ】【オーバーラップ文庫】【ＷＥＢ発データマンチ冒険譚】【小説家になろう】【密殺】【サプライズ・ニンジャ理論】【若者の人間離れ】【病み麦】
