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クラウディアはルッツに釘を刺した。手足がもげても生きて帰ってこいと。
ルッツ達の製作した魔剣『天照』を対価にしてヴァイシャイト王国と連合国との停戦は成った。
だが終戦は仕事にあぶれ、故郷に居場所を失った大量の兵士を生み出し、そして王国は彼らへの補償を怠った。その帰結は、それら帰還兵の野盗化だ。各地でいくつもの盗賊団が誕生することになる。
それが顕在化したのは、ツァンダー伯爵領に向かっていた第三王女リディアが盗賊団に襲われ、護衛騎士が皆殺しにされるという事件が発生したからだ。表沙汰になれば自分の責任になる、マクシミリアン伯爵に秘密裏に王女救出を依頼されたゲルハルトは少数精鋭による潜入を計画するのだが……。
勇者・鍛冶師・高位騎士・付呪術師という異色のパーティによる、(政治的な立場の弱い)王女電撃救出作戦と、そこから派生する開拓団の顛末まで。
極彩色の美少女キャラがあふれる作品が多い中、ヒロインは尻が魅力的な人妻のみ(3巻では女性キャラが1人増えますが)。表紙イラストはむさ苦しいおっさんたちばかりという話がもう3冊めというのはなかなかの快挙。ここに至ってとうとうリディアの尻まで消えました。
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