「ツンデレ魔女を殺せ、と女神は言った。」 ミサキナギ

「俺の気持ちは胸の大小で揺るがない。俺にとっての正義は常にツンデレだ」
　オタクはステラにそう宣言した。

　工事現場を通りかかって事故に巻き込まれ、気がついたら転生していた。しかも聖法の杖になっていて、なぜか地面に埋められていた。
　掘り出してくれた銀髪ツリ目美少女のステラにお礼を言ったのだが、「べ、別に、あんたのために助けたわけじゃないわ！」と見事なツンデレ構文。そう、彼は三度の飯よりツンデレが大好物のオタクだったのだ。
　かくして聖女学園に通うステラの杖として第二の人生を送ることとなったのだが、そんな彼の前に現れたこの世界を司る女神は、邪悪な魔女ステラを殺せと命じてきたのだ……。

　ツンデレ少女と出会った杖が、女神の命に反して少女を救うべく知恵を巡らす物語。

【ツンデレ魔女を殺せ、と女神は言った。】【ミサキナギ】【米白粕】【電撃文庫】【禁断の学園ファンタジー】