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深刻なエネルギー危機を起因として、飢餓と貧困と戦争が世界中に蔓延している西暦2041年、大富豪ジェームス・ハリデーが死んだとの知らせが世界中に飛び交った。
世界的有名人とはいえ、一個人の死に世界が揺れ動いた理由はただ1つ。彼が生み出した革新的なネットワーク<オアシス>の中に、彼の全財産を相続する者を選ぶためのイースターエッグが隠されたというのだ……。
スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』の原作で、4年も前の刊行なので邦題は「ゲームウォーズ」。toi8のイラストなので購入していたけれど、今なら映画スチールが表紙でタイトルも現代ままの「レディ・プレイヤーワン」になるのかな。
映画と小説では基本プロット以外は大きく異なり、さながら「七人の侍」と「荒野の7人」くらいには違います。大きくは80年代ポップカルチャーから、映像的に分かりやすいオタクカルチャーに軸足が移っているあたりかな。冒頭のハリデーの葬儀シーンも小説は青春シニカル映画。「ヘザース/ベロニカの熱い日」だけれど、映画では「スタートレック」にモチーフが変更されてます。
小説を読んでから映画を観るのがお勧め。
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