「スキルが見えた二度目の人生は超余裕、初恋の人と楽しく過ごしています」 破滅

　超絶ブラック労働の末に倒れ絶命した26歳のサラリーマン、佐島靖は気がついたら６歳の頃に戻っていた。思い出のままの家、まだ若い両親……しかし、かつての６歳の頃とは１つだけ違っていた。自分にしか見えないステータスウィンドウにステータスとレベルとスキルが表示されていたのだ。
　何かしたらしただけ能力に反映するのが面白くなった靖は、勢いでトレーニングばっかり続けていたのだが、強くなりすぎてしまったのだ。体育祭のリレーで速すぎてドン引きされ、抑えられない威圧感を周囲に振りまき、結果として今世もひとりぼっち。けれど、幼なじみの小林いちかだけは、何かと話しかけてくれるのだが……。

　「なんだ二度目の人生、超余裕じゃん!!」と調子に乗ったのも束の間。強すぎて浮いちゃったのと、ダンジョンの出現に翻弄される日々です。彼が強くなりすぎたのは、やがて出現するダンジョンに備えてのことだったのでしょうか……というタイムリープ×現代ダンジョン攻略もの。

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