「転生ババァは見過ごせない！３」 ナカノムラアヤスケ

「自ら貧乏くじを引く役は、本当に良い男にしか務まらないもんだ」
　だからビジネ枢機卿を信じるとラウラリス。

　次の町でラウラリスが出会ったのは、剣聖教会の女騎士デュラン。剣聖教会とは「力なき献身には意味はなく、献身なき力にも意味はない」という理念の教団で、奉仕、財務、騎士団を３人の枢機卿が担当して教皇を支えている団体だ。
　その枢機卿ラクリマの護衛をデュランから依頼されたラウラリスだったが、老いたりとはいえラクリマは彼女の護衛が必要とは思えなかった……。

　転生した〈悪徳女帝〉ラウラリスの諸国漫遊記。なぜか、いつものように顔なじみの行商人の馬車に便乗して新たなる街へ。
　今回は、顔なき女神を信仰する教団の、次期教皇選出を巡るトラブルに巻き込まれる回。もちろんというか、悪徳女帝ラウラリスを支持する秘密結社『亡国を憂える者』もあいかわらず暗躍しています。こいつら、いくら叩いても湧いてくるなー。

【 転生ババァは見過ごせない！３～元悪徳女帝の二周目ライフ～】【ナカノムラアヤスケ】【タカ氏】【レジーナブックス】【アルファポリス】【悪役を演じきったババァの、第二の人生譚】【史上最凶少女(中身はババァ)】【鉄拳制裁】【三位一体】