料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館発 休み中の庭の除雪作業 娘の気持ちに感謝!

2011-03-21 20:45:46 | 角館の四季
 
        


角館の「料亭稲穂」

今日のお天気は くもり時々小雨の予報 でもほとんどくもり空
最高気温は 7度 最低気温は 2度

今日の写真は 3月11日見舞われました
「東日本大震災」の影響で 今月下旬まで休業中の
「料亭稲穂」 の
30坪×1.5m 高い所で3m の庭の除雪風景です

災害当時 仙台市に住んでいました 我が家の娘が
実家である我が家へ避難してきて
そして休みである私達夫婦と3人で
手作業で除雪
まずは庭の山のような雪を崩して
スノーダンプと言う大きなショベルで
庭の隅の木戸から出して
外の流雪溝へ捨てる!!と言う作業です

大変な重労働です
しかし何か目標を持たなければ
今まで毎日一生懸命働いている私たち夫婦にとって
今の目標はまずは この雪をすべて除雪することなのです

娘はそんな私たちの気持ちを分ってか
一生懸命除雪を手伝ってくれます

そしていよいよ残す雪の山は3分の1
一番高い場所へ行こうとした娘が 雪に足を取られて
雪の中に長靴が入り 足だけ抜けたところをおどけて見せてくれました
右足は靴下だけになっています

「お母さん!!この長靴雪が解けるまであきらめて・・・」「抜けね~」と

私たちは大笑いすると!!「顔だけは取らないで」と大きな声で叫ぶ娘
除雪をこんなに楽しいと思ったことは久しぶりです。

そしてまた一歩

        

そしてもう一歩

        

下で除雪している主人との高さの違いを見て下さい
でも主人の足の下にはまだ40㎝の雪が積もっています

そして2階の部屋にここから入れるよ!!とおどけて

        

そうしたらまた右足が 雪の中へずぼっと入り
またもや右足の長靴が脱げてしまいました

普段大人だけで生活していて
あんまり気落ちすることがありませんが

この震災により角館はお陰さまで 何の被害もなく
普通に生活できるのに ただ東京からの新幹線が来ない
そして東北自動車道が完全に通行できない状態で
角館の人達 そして私たちは気落ちしております

でも幸いに仙台市から来ている娘のおかげで
前回のゆで卵 のように  笑うことが出来
本当に家族って良いなぁとつくづくつながりの深さに感謝して
いつの間にか娘も大人になり 
親の空気も分かるようになったぁとうれしく思いました

この雪がすべてなくなる頃には
娘は又仙台市へ行ってしまいます。

そして角館には きっといつもの年のように春が来ることでしょう きっと
コメント (2)
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