料亭稲穂の角館物語

安全無添加食材の角館懐石「料亭稲穂」

角館のお祭り 今年も曳山は皆様のご協力のおかげでしまうことが出来ました。

2012-09-17 11:58:14 | 角館の四季

   


角館の「料亭稲穂」

今日のお天気は 晴れ
最高気温は 33度 最低気温は 23度

連日のように猛暑が続く中 
昨日は今年の角館のお祭りとお別れする日「曳山ほごし」の日でした

「曳山ほごし」とは 曳山を片付けて小屋に
収納する事を言います
昔は曳山は解体して 全て一本の部材として収納するのが最後の納め方でした。

「解体」を「ほごす」といい その「ほごす」を付けて
曳山を方付ける事を総称して「曳山ほごし」
と言って来ています。

今日の写真は キレイに元の形にして
曳山を「曳山小屋」に収めている写真です。
祭り当日は きれいに飾られて良く見えていない「神様」ですがこのようにすると
曳山の神様がよく見えますでしょ


あっち炎天下の下で(あっち=暑い)まずはキレイにする作業から始まります

  

紅白の欄干部分の布をほどき 掃除をした後    車が走る道路を曳山を静かに進みます
  
        


道路を静かに移動する際も 皆で動きを合わせるためには
「オーイサノヤァ!オイッサ!オイッサ!オイッサ!」


そして最後のカーブを曲がるとき「オイッサ!オイッサ」   わげしゅ(若い衆)は一生懸命ロープを引っ張ります!

       


そして見事にカーブを曲がり アラッ!!思っていたよりも「わげしゅ」がたくさんおりました



そして 将来の「わげしゅ」老若男女お祭り好きも最後の曳山を押して オイッサァ!オイッサァ

   

このような楽しみを覚えさせて お祭りを伝承させて
文化を伝承させているのです

そこの男子君!!将来は責任者になるのでしょうか

そこで私も今年最後の曳山を押して「オイッサァ」      狭い道調整して手伝い曳山を移動させます

           


いよいよ曳山小屋 「わげしゅかだ(若い衆 肩を入れなさい!)」

   


「わげしゅ」が曳山を納める頃 ちょっと昔の「わげしゅ」は一生懸命掃除をしていました(我が家のご主人様です)

   


ようやく「曳山小屋」へ納めてみんな安堵の表情です

   


入口の扉を閉めて 今年のお祭りは「封印です」

来年はどんなお祭りになるのかそれは誰も知りません。

来年の8月18日 朝8時にこの場所から曳山が出されるまでに
おおよその構想は決まります。


来年8月18日になれば あと20回寝れば角館のお祭りになります


さぁ!!健康で毎日を過ごし 頑張ります。


お祭りの曳山 来年もよろしくお願いします。








    
コメント (2)
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