「料亭稲穂」
今日のお天気は くもり
最高気温は -1度 最低気温は なんと!!!-9度でした!!!
冷蔵庫の中のようで道路がガリガリツルツルに凍っていました。
秋田沖のハタハタを使って毎年作ります「ハタハタの飯鮨」
最初の写真は昨冬出来上がった時の「ハタハタの飯鮨」の写真です。
今年の秋田沖ハタハタは 連日秋田県内のニュースでは報道されておりますが「不漁」でございます。
店頭にもほとんど並んでいなくて 並んでいるのは北海道沖のハタハタ
それでも卵を持っているメスのハタハタは 一匹400円前後
待っていれば安くなるのか??でも季節を逃したら思ったハタハタが手に入る保証がありません。
そして新年早々お客様にはお出ししたいし
心の中で葛藤したあげく 北海道沖のメスのハタハタを50匹ほど購入して
「自家製ハタハタ飯鮨」を漬け込む準備を主人がしてくれました。
ちょうど購入した時が大ぶりの物で一匹450円
それでもいい時に購入できたと主人が話しておりました。
まずはハタハタをよく洗い 10日間ほど塩漬けにします。
そのあと一晩流水にさらします。
そして水分をよく切り取り頭と尾を切り取り酢に漬け込みます。そして漬物石でしっかり押さえます。(あくまでも我が家流)
それを2日ほど漬け込みザルに上げます。
いよいよ本仕込です。ザルに切ったハタハタを用意します。
そのほかの材料は 麹と炊き立てご飯を混ぜて二晩よく冷ましたもの
塩 砂糖 たくさんの蕪と人参(我が家流)そして天然の笹の葉っぱ そして今日は1升半の酢を使いました。
まずはきれいに洗った桶の中の水分をよくとります
そこへ笹の葉っぱを敷き詰めます。
そして麴とご飯を混ぜたものを敷き
砂糖少しと塩をかけます
そして蕪を敷き詰めて 人参も敷き詰めて
ハタハタを並べていきます
格段に14~15匹のハタハタをぎっちり並べます
各段ハタハタだけの値段が6,750円前後という ハタハタ飯鮨が仕上がっていきます。
それをずっと重ねて 一段でかすごとに 酢 砂糖少々 塩をかけます
一段一段手稲に重ねていき 仕上げます。
一番上には やっぱり 麹 蕪 人参 を乗せて 酢 砂糖少々 塩をかけます
そして笹の葉っぱを敷き
ぎっちり敷き詰めて (昔からの抗菌作用があります)
大きな漬物石を乗せて出来上がりです。
横から見ると ミルフィーユのようです。
とってもきれいな景色です。
食べ始めることができるのが おそらくお正月松の内が終わった頃でしょう
そして2月中旬のころまで楽しめるとは思いますが
売り切れてしまえばそれでおしまいです。
今から試食してみれ!!の言葉を聞くのが楽しみです。
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