日々好日

さて今日のニュースは

徴兵制

2007-12-01 13:53:53 | Weblog
私達国民が死語として封印していた言葉が意外な処で意外な人の口から飛び出て
来て吃驚しています。
それは今や無党派のトップリーダーとして世間からもてはやされ絶大な人気の
宮崎県知事東國原知事が県民座談会で発言したと云う徴兵制はあってしかるべきと
云う言葉です。彼の本音がポロリと出たのか、それとも単なる場あたり的な発言なのか、その辺は判りませんが、大変重大な発言です。
本人は徴兵制を容認するものでないとか、戦争に直結するものでないとか、盛んに弁明していますが、発言の重大さに気づいてない様で非常に残念です。
彼はその発言を補完するため、学校教育が補えない心身の鍛錬の場が欲しかった
とか、一定期間農業体験する徴農制や介護医療災害復興の手助けをある程度強制
しないと、道徳観の崩壊で社会構造について行けない危惧があると釈明しています
が、私に云わせると要らぬお世話だと云いたい。
ポルポト政権の再来みたいな、政策は若者をかえって駄目にしてしまう、恐れが
あります。自分の考えを発言するのは自由ですが、我々禁句の徴兵制にこと寄せて
の発言は許せません。
徴兵制と云う事は世界に日本が軍隊を保有すると云う事を宣言する事です。
戦争の体験がない知事には戦争がどの様に悲惨なものか判らないでしょう。
この発言が右傾化して居る日本のある勢力を勢きおいずかせ、さらに軍国化し
前大戦の轍を踏む様になったらどう責任をとる積もりですか?
我々の旗手と見ていた知事の発言は大変残念です。