日々好日

さて今日のニュースは

国債

2007-12-25 14:31:08 | Weblog
08年度予算財務原案が内示されそれに依ると一般会計総額は84兆600億円余でその内30・5%の25兆3千億円は国債新規発行に依存しています。
その新規国債は建設国債が5兆2千億円余。赤字国債が20兆1千億円余となっています。
金が足りないと国債と云う便利な打ちでの小槌を振って借金を殖やして行きます。
日本の財政赤字は1200兆円と言われその内670兆円が国債です。
一概に国債と云っても普通国債。財政融資資金特別会計国債。交付国債。出資国債等が有ります。普通国債は1年以下の短期国債。2年から5年の中期国債。10年以上の長期国債があります中でも、5年と10年が発行額が多く各22兆8千億円
となっています。今年度解禁の超長期国債40年債が4千億円発行が計画されています。
また国債の目的によって建設国債(4条国債)赤字国債。交付国債。財投債。借換国債。個人向け国債等に分類されます。来年度個人向け国債は6兆2千億円発行されます。金が余っている人には是非買ってもらいたいものです。5年債。10年債があります。
金利も銀行利息等とはだんとつに高く利殖には最適かも知れません。
ただ小淵内閣時代発行した国債40兆円が来年償還期限を迎え国債危機が叫ばれたが、各種の借替対策で償還集中は回避されそうだと言う。
国債を発行するとこの様な事態が次々に起こる可能性があります。
国債は皆を救ってくれる神様であると同時に、牙を剥く悪魔でもあります。
その辺を安易に考えないで、世界一の借金まみれの日本の国債を少しでも減らす
努力をして欲しいものです。