日々好日

さて今日のニュースは

ふるさと納税

2007-12-13 19:21:47 | Weblog
この度すっとん狂の奴の思いつきで始まった、ふるさと納税が施行され様としています。これは希にみる天下の悪法と云う他はない。
何でも現在納税してしている地方税を納税額の1割を上限に一定の手数料(数千円と云われる)を当該自治体に収めて自分のふるさとへ納税が可能となったものです
ふるさとは、必ずしも生まれたふるさとでなくても良く、心のふるさとや応援したい自治体何処の自治体を選んでも良いと言う事だそうです。
だから施行を歓迎している地方自治体も、入る税金より出る税金が多くなる可能性もあります。地方より都会に逆に多くなる事だってあり得ます。
ましてや他県からの移住者が多い我が県では、出て行く税金が多くなりはしないか
これが本格的に施行されると各地方自治体間で人気取りの攻防戦が開始されるのではないか?出身人気タレントやスポーツ選手を総動員しての攻防戦が予想されます。戦時中云われた、非協力者に非国民の烙印が押される様な事態にならないとも
限りません。
私個人としては、納得のいかない森林環境税と言う地方目的税を強制的に徴収
したり、たった28分の短縮のため巨額な税金をつぎ込んで、似非新幹線誘致に
血道を上げる県のやり方に反発を覚える現在、意地でもこの県には税金は収めたく
ない気持ちです。
一方大体受益者負担が原則の税制を壊す悪法の施行には断固反対です。
都会と地方の税収格差是正は本当は国税と地方税の取り分を替えれば良い事です。
変更すると國の支配権が弱まるので、断固反対でこんな姑息な手段で各地方自治体
を競わせ、高見の見物を決め込むつもりらしい。
我々はこんなパホーマンスの悪法に踊らされないでしっかりと地方税収是正の要求
を突きつけなければならないと思います。