日々好日

さて今日のニュースは

李明博韓国大統領

2007-12-20 09:15:31 | Weblog
任期満了に伴う第17代韓国大統領におおかたの予想通り保守系野党ハンナラ党の
李博明氏が選ばれた。これで金大中・盧武鉉と続いた革新左派から10年振り保守
政権が誕生した。兎角盧武鉉大統領とは、米国プッシユ大統領や日本との関係が
ギクシャクしていたが、今回の新大統領とはどう変わるか?各国の反応は比較的
好意的であるが反面警戒心も表している様です。
韓国の動向は即日本に影響を及ぼす、グローバルな時代、決して余所事では済まされない事態です。韓国国民は株価操作横領疑惑スキャンダルに目を瞑り、経済再生
を期待し経済大統領として選んだ様です。
日本と同じ様に地域や階層の格差拡大が問題化してきた。また企業の人件費削減のため非正規労働者雇用推進を進めてきたつけが雇用不安定化と就職難を生み出した。国民はこれらの難問に答えを期待して選んだ様です。
前の盧武鉉大統領は北との融和政策にうつつを抜かし経済改革は失敗し何も残す事
が出来なかった様です。
今度の新大統領の対日関係や北朝鮮との関係はどうなるのか?
まえの大統領がどちらかと云えば理念の人でしたが、李大統領は実用主義と見られています。利の赴くままにどうとでも変わり身が早いしたたかさが見れます。
おそらく北に対してはこれまで通りの融和政策は続けるでしょうし、国益になると
なれば、今まで以上の経済協力を進めるのではないかと、思われます。
核問題や拉致問題にどれだけ興味を示すか疑問です。
又対日関係改善に意欲を示していると云っても、基本的には所詮水と油。
竹島問題や靖国参拝教科書問題、強行な姿勢は崩せないでしょう。
何処までお互いに認め合って、日米韓で連携出来るか?
それは来年大統領に就任してから答えは出て来るでしょう。