橋下日本維新の会集団的自衛権行使容認明言

自民党総裁選は今日告示で林政調会長代理の出馬宣言でどうやら候補者出揃った
様で２６日の投開票に向けて自民党総裁選が開始された。

当初石原氏独走か思われて居たがドッコイそうは問屋が卸さないで、可成り激しい
総裁選も予想されます。

次の日本の顔になるかも知れない自民党の総裁選です、シッカリ選んで貰いたい
ものですね。

処で民主・自民の間に入り込もうと虎視眈々と狙うのが先日挙党宣言した橋下氏
率いる「日本維新の会」です。

早くも衆院過半数獲得と大きく出て、全国に候補者を立てる方針らしい。

日本維新の会が目指すのは霞が関に囚われない新政治体制を切り開いて行く構想。

地域自治体の自立であり、競争と自己責任が基本です。

霞が関から政治を切り離す試みは、既に政治主導を打ち出した鳩山民主党によって
結果は明らかです。

橋下氏は別の角度から此を試み様としているのだろうか？

又「競争と自己責任」は自民党政権時代の小泉氏の専売特許で、此の結果も現在
明らかにされて居ます。

自民党は国民に自立を要求し、国家優先の方策をとって行きました。

処が此は成功したかに見えたが国民が付いて行けず挫折。

変わった民主党はコンクリートより人へと公助を謳う方策を取ったがバラマキと
言われ、そして財源不足で是また路線変更いたしました。

野田首相は、自由と平等のバランスを重視すると述べて居るが、厳しい民主党の
党内事情ではままならないのではないか？

一方日本維新の会は維新八策で、参院廃止・衆院定数半減・公務員身分保障廃止。
教職員の非公務員化・憲法改正への準備等々新しい方策を打ち出して居ます。

どれをとっても既成政党がタブーとして打ち出せなかった事項ばかりです。

その善悪は別にしてここらで考え直す事もまた良いのでは・・・

今回日本維新の会党首となる橋下氏は集団的自衛権の行使に言及しました。

基本的に認めるべきで権利が有れば行使出来るのは当たり前と言い切った。

外交安全保障分野でも積極的発言をしていく姿勢をうちだしました。

これまでの既成政党が隣国に気兼ねして弱腰外交しか取れない事への批判と
も取れるが、もし責任政党として国政に直接携わる事になった時に果たして
今の毅然たる態度が保持出来るか？

どうもハッキリ言って日本維新の会はハッタリが多い様な気がしてなりません。