日々好日

さて今日のニュースは

政府 オスプレイ安全宣言岩国での試験飛行容認

2012-09-20 10:08:08 | Weblog
日米両政府は米国新型垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの日本国内運用に
関し外務・防衛当局者による日米合同委員会で、低空飛行訓練時の高度制限等
を柱とする安全確保策に正式合意しました。

これで森本防衛相と玄葉外相は揃って記者会談で「オスプレイの運用に充分に
安全性が確認された」と安全宣言を発表しました。

これで米軍は岩国基地に一時駐機して居るオスプレイ12機は明日試験飛行を
開始して配備先の普天間基地に向けて、28日頃から2機編隊で6回に分けて
順次移動させる意向です。

10月から普天間基地での本格運用実施する意向との事です。

沖縄配備後全国各地で行われる低空飛行訓練の安全策については、安全高度
150メートル以上の高度を順守させる。

ただこの高度150メートル順守は米国機には今まで適用外となって居ます。
果たして米軍機が本当に守るか疑問視されますね。

また原発施設・史跡・人口密集地の上空は回避する事としました。

しかし実際問題として上空150メートル以上あったと言う証拠はありません
ので水掛け論に終わる可能性もある訳ですので日本側の厳しい対応は欠かせない
事と言えます。

又機体が接近する低空編隊飛行は米軍施設上空に限定する事。
飛行経路は病院・学校の上空は避けて設定する事。
可能な限り海上飛行にする事。
オスプレイの垂直離着陸モード飛行は米軍施設上空に限定の事。
飛行が不安定になる回転翼を前に傾ける転換モードの飛行時間は出来るだけ短く
する事。

日本としては色々注文をつけましたが果たして是を米軍機が守って呉れるか?

地元地域の了解もなしに政府は米国の意向優先でオスプレイの運用に対して
ゴウーサインを出した訳ですが、もし落下事故が起きて、大被害を出したら
日米関係が修復出来ない事になる可能性も含んで居る事を十分に認識して欲しい。

日銀金融緩和80兆円へ

2012-09-20 09:34:50 | Weblog
日本のデフレ傾向は一向に改まる気配が有りません。

日銀は金融政策決定会合で、国債等の資産買い入れ基金の規模を、更に10億円増額し
80兆円の金融緩和を決定しました。

これは米連邦準備制度理事会の量的緩和三弾に追従した政策でも有ります。

日本では市場に潤沢な金を供給し、金利低下を促し、円高是正を図る事を目的とします。

4月にも5兆円基金を増額し金融緩和に踏み切ったが、冷え込む日中関係で経済は可成り
落ち込む事を見越して今回の10兆円増額に踏み切ったものとも取れます。

今回の10兆円は短期国債5兆円。長期国債5兆円として消費者物価を前年比で1%上昇
と言う事実上のインフレ傾向に梶を切る事となったものです。

従ってゼロ金利は今後も維持する事を決定されました。

仲々金詰まり解消とは行かないものですね。

景気の目安となる不動産の取引は低調で土地取引価格の指標となる基準地価が発表されたが
全国的に住宅地・商業地共に下落の傾向は止まりません。

庶民にとって地価が安いと云う事は歓迎すべき事ですが、何様先立つものが無ければとなり
ますね。