日々好日

さて今日のニュースは

アルジェリアで日本人数名拉致か?

2013-01-17 08:55:23 | Weblog
またもやアフリカアルジェリアのプラント建設に従事する日本大手会社の社員等
数名を含む人がイスラム武装勢力に拉致拘束されたとのニュースが流された。

国際テロ組織アルカイダー系グループによるものと云われて居ます。

アルカイダーと云えばアフガニスタンでのビンラーディンの対米ゲリラ戦や米国
同時多発テロが有名ですが、世界のアチコチで主に欧米人の拘束が続発して居る。

何故か日本人もアルカイダーの標的にされ中国やアジア人に較べて多くの人達が
犠牲になって居ます。

これは日本企業がイスラム系の国家のプロゼクトに関係して居る事が指摘される。

今回英国系のガス田での天然ガス処理プラント建設現場からフランス人を含む
日本人の作業員数名が拉致監禁された模様です。

是には「日本企業日揮」の社員数名が含まれて居るとの事。

詳細については不明ですが、脱原発で少しの天然ガスでも確保したい国策により
危険を承知でイスラム系の國にでも出掛けて行かなければならない日本の実情が
あるようですね。

現在北・西アフリカ砂漠地帯ではアルカイダー系の「イスラムマグレブ諸国の
アルカイダー組織」と喚ばれるテロ組織等が外国人誘拐を繰り返して居ると言う。

金欲しさで誘拐と云う卑怯な手を繰り返すテロ組織決して許されるべきものでは
ないが目的の為には残虐な殺人を犯す彼等に対してはどうしても人命優先で対応
し、益々増長させエスカレートして行く様です。

今回の拉致事件では既にフランス人を含む少なくとも二名の人が殺されたと云う
報道もなされて居ます。

拉致された日本人は5名と云われて居ますが果たして大丈夫なのか?

恐らく人質引き替えに金銭の要求が出て来ると思います。

日本政府はどの様な対応をとるのだろうか?

心配ですね。


生保(なまぽ)引き下げか?

2013-01-17 07:02:15 | Weblog
生活保護支給については、懸命に自立で頑張って居る低所得層より、生活保護世帯が
裕福な生活を送って居ると兎角批判があり、見直しは時の問題とされていました。

今回自民党政権復活で田村厚労相は2013年度から生活保護の支給水準を全体として
引き下げる旨明言しました。

是は社会保障審議会の部会が生活保護の支給水準と低所得者の一般的な生活費を、比較
検証した報告書を公表した事を受けて、判断されました。

家族構成別に生活保護支給基準額と低所得者世帯の一般的生活費を比較検証し何パーセント
の差があるか算出した報告書です。

この報告書によると単身世帯より多人数世帯に生活保護は有利である。

例えば、夫婦と子供二人の四人家族生活保護所帯がマイナス14・2%も低所得者
との格差があるとの事です。

夫婦と子供一人の3人家族ではマイナス8・5%の格差がある。

これに較べて60歳以上の単身世帯は逆に低所得者よりプラス4・5%生活費が苦しい。
60歳以上の夫婦二人所帯も生活費がプラス1・6%低所得者所帯より苦しいと出た。

ただこの報告書は食費・光熱費等に充てる生活扶助の基準額を検証したもので、
果たして実態を検証したかは疑問です。

大体多種多様の人が生活保護を受けて居るし、低所得者所帯も種々雑多で比較する事
自体が無理な相談です。

統計的に導かれた数値としては信用に値する数値とも云えます。

地域的にも地方より都市部で高めの傾向があると云えます。

生活保護は住んでいる地域で市役所や福祉事務所の対応で色々格差が出る様です。

其処で不正受給問題が発生して来る様です。

基本的には生活保護受給の8つの条件があります。

申請者が所帯主である事。扶養家族は無収入の子供や無年金の老人である事。
働く事が出来ない事。
貯金が無い事。
資産を持って無い事。
経済的支援を受ける親族が居ない事。
多額のローンを抱えて居ない事。
多額の借金を抱えて居ない事。
生活に困窮して居る事。

この8つの条件を満たさないと、単なる生活困窮では生活保護は受けられません。

この生活保護を受けるには大変面倒な手続きが必要で、受けなければ生死に関わる
と云う人が諦め自ら餓死と云う道を選ばねばならない事がアチコチで起きて居る。

法の元人間は平等と云うのはあくまで建前で其処から洩れる人も結構多い。

政府はと云うより厚労省官僚は出来るだけ生活保護の削減を目指さねばならない課題を
背負って居ます。

それは判るが一様な削減については疑問が残ります。

生活保護で忘れてならないのが生活扶助より巨額な医療介護扶助の問題ではなかろうか?
これは日本の医療体制にも関係するので軽々しく論じられないが生活保護者の医療介護
については見直す点があるのではと思えてなりません。

もう一つは外国人への生活保護支給の問題です。
是は大変大きな問題を含んで居るのでタブー視され、議論外となって居るがこれも国民的な
討議が必要ではないかと愚考します。