日々好日

さて今日のニュースは

国連安保理北朝鮮への制裁強化決議

2013-01-24 09:41:25 | Weblog
現在の世界騒乱の元凶は、シリアのアサド政権と北朝鮮の金正恩体制でしょう。

今回国連安全保障理事会は昨年12月の北朝鮮が行った長距離弾道ミサイル発射を
非難して制裁を強化する決議案を全会一致で採択しました。

此は異例な事です。

此まで北朝鮮側に立って居た中国も習近平総書記体制に変わりました。

韓国朴次期大統領が特使が伝えた北朝鮮の核・大量破壊兵器開発に反対する考えに
習総書記は賛同したと伝えられ、対北朝鮮政策が微妙に変化が見れる様です。

此に対し北朝鮮側は対抗処置として3度目の核実験実施を示唆し、核放棄を確約
した2005年の6ケ国協議共同声明は消滅したと主張しました。

北朝鮮は核抑止力を含めた自衛的な軍事力を、質的・量的に拡大強化する物理的
対応処置をとると受けて立つ姿勢を明らかにしました。

北朝鮮2009年のミサイル発射を受けて、国連安保理の制裁強化決議に反発して
核実験を強行した経緯があります。」

今回金正恩体制では初めての地下核実験が行われる可能性が出てきました。

今回中国は米国提出の決議原案から北朝鮮の経済や国民生活を害すると云う項目が
外されため制裁強化を支持したと説明しています。

何か意味不明の部分があるが、中国だけ反対して孤立するのは賢明でないと判断し
たからではないでしょうか。

北朝鮮のミサイル技術の改良は特定の國の援助支援があったからと云う説もある。

ミサイル発射に資金面で可成りの部分、在日朝鮮人の力が大きと云う噂もあります。
又発射機器も可成り日本製や中国製が貢献しているとも云われ居るようですね。

今回ミサイル開発の資金・技術を遮断して国際社会が足を揃えて非難し核放棄を要求
すると云う強い対応を示すものです。

しかし幾らこの様な制裁を決議しても抜け道があっては効果がないとも云えるのでは。

米国の踏み絵TPP問題安倍首相は踏むのか?

2013-01-24 08:41:10 | Weblog
米国はアジア重視の政策に切り替え、日本との同盟強化を狙い、また台頭する中国を
牽制するためにも、日本のTPP参加を要求しています。

日本でも経済界等は貿易・投資の自由化推進が経済発展には不可欠との立場で政府に
即TPP交渉参加を求めて居ます。

一方TPP参加は日本の農業の崩壊で有り日本の食糧確保が難しくなるとする農業団体
等は強力に反対を唱えて居ます。

安倍自民党は経済再生と成長戦略を掲げて居るが、農業団体の支持を受ける自民党議員
が多く「TPP参加即時撤廃を求める会」を結成しています。

安倍首相は昨年末の衆院選では「聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP参加反対」
と何とでもとれる様な方向性で、農業団体の支持を取り付け見事カンバックしました。

安倍政権になり基本方針はデフレからの脱却・経済再生・成長戦略の推進です。

其れには各国との経済提携の進化は不可欠条件となり、もはやTPP問題を避けて通れ
ない状況です。

今回の安倍首相訪米延期の理由の一つはこのTPP問題でハッキリしない日本を嫌った
のではとも云われています。

安倍首相はTPP問題で米国から踏み絵を踏む事を強要されて居ると同時に、国内の
農業団体や自民党議員からも同じ様に試されて居るとも云えます。

自民党役員の中には夏の参院選の事を考え「交渉に参加し条件が合わなければ脱退する
選択肢もゼロではない」と苦しい言い逃れを表明する役員まで出てきました。

早い話し「TPP交渉参加するが、条件が合わなければ、脱退する事もある」と言う
なんとも誤魔化しでTPP参加を承認させたい意向の様です。

TPP参加が諒承されれば、後は此方の思いの儘、どうにでもなると踏んで居る様だ。

経済成長戦略遂行には是非TPP参加が不可欠だが、夏の参院選考えれば直球勝負は
禁物との様に思えます。

日本の将来の事は二の次三の次だ。

てな事にならない様に考えて、踏み絵を踏んで貰いたいものだ。