日々好日

さて今日のニュースは

消費税増税時の軽減税率で自民党と公明党と対立激化か?

2013-01-22 08:52:20 | Weblog
先の衆院選では公明党は、2014年4月に消費税8%に引き上げる際低所得者
の軽減税率導入を公約しまいた。

処が連立を組んだ自民党は時間がないと云う理由で軽減税率導入には否定的です。

両党の税制協議では、公明党公約通り低所得者対策として消費税8%引き上げ時に
軽減税率導入しないと夏の参院選で公明党支持層から見放されると読み、不退転の
思いで強く導入を主張しました。

是に対して自民党は消費税増税8%引き上げさえも異論が出る始末で、軽減税率
導入など飛んでもないと頑なな姿勢をくずしません。

自民党としては参院選前にして消費税増税問題を蒸し返して貰っては勝てる選挙も
どうなるか判らないと危惧する一部勢力が存在し、消費税増税実施延期の空気も
あるらしい。

また今回の富裕層増税でも自民党より厳しい条件を提示しましたが、残念ながら
自民党案で結論が出た経緯があります。

連立を組みながら何だか公明党が無視されて居ると言う感じで相当苛立って来て
居る様です。

その要因には自民党がどうも第三党に躍り出た日本維新の会の橋下氏と接触を
重ねて居る事が気になるようです。

憲法改正では反対の立場の公明党より賛成の日本維新の会の方が近い。

激しい主導権争いの公明党との連立より日本維新の会との連立が安倍政権には
メリットが有りそうで盛んに公明党を牽制して居る様です。

ただ日本維新の会には自民党アレルギィーがある様で、特に元たちあがれ日本
の平沼赳夫氏や元太陽の党の石原氏等に維新の会生え抜きには我慢が出来ぬ事。

たった3日で結党と解党をやってのけた石原氏は今や日本維新の会の共同代表
に祀り上げられています。

大変問題多き政党で、脱原発で結党し小沢氏に乗っ取られ敢えなく解党した
日本未来の党みたいな末路を予言する向きもあるとか。

政治の世界は我々社会の常識から外れて居ますのでなにが起きてもオカシク無い。

今自民党と公明党が軽減税率導入で揉めて居るが先々はどうなるか予測困難か?


終末期延命治療さっさと死ぬと麻生副総裁

2013-01-22 07:36:25 | Weblog
消費税増税の審議を委ねた社会保障制度改革国民会議の席上で高齢者の終末期の
延命治療について、麻生副大臣が延命治療の患者を「チューブの人間」と称して
「私は少なくとも遺書に書いてそういう事はして貰いたくない。俺はさっさと死ぬ
から」と問題発言が出てきました。

更に麻生副大臣は「学者はハッキリして居る。高額医療で残存生命期間が何ケ月か?
かかる金が月数百万円だと云う現実を厚労省が一番知って居る」と延命治療に重い
財政負担があると厚労省を援護する発言をしました。

結果的に個人的考えを発表しただけで、公式の場ではふさわしくなかったと撤回した
がこれが本音でしょう。

早い話し終末期の高齢者患者は高額医療で長生きしても、国家財政を圧迫するばかりだ
自分だったら延命治療はしないと云う事で、早く死ねと云う事にもとれる発言です。

個人的にはチューブに繋がれながら延命治療までして長生きしたいとは思わないが
家族の要望や命を守る医療関係者の使命感からは延命治療もヤムを得ない事も有り得る。

国家財政が圧迫されるからサッサとくたばれと云われれば些か抵抗があります。

と云って無駄と判って居ても命を1分でも長くする努力は医療側には大切な姿勢です。

自分の親であれば1分1秒でも長生きして貰いたいと云うのは親子の情でもあります。

患者にとってはそれだけ苦痛の拷問に耐える事であるかも知れません。

病院にとっては良い臨床実験でもあり、貴重な金ツルと穿った考え方もあります。

色々な面を持った終末期の延命治療問題です。

政治家としてはパンドラの箱で触ってはならない議題でもある。

安倍首相は就任当時可成り思い切った政策を打ち上げて世間を吃驚させたがその後は
安全運転で慎重に慎重にして夏の参院選に構えて居る様に思います。

が只一人麻生副大臣の言動は飛び抜けて居る感じ。

余り図に乗って発言すると手痛いシッペ返しを喰う可能性が出てきますよ。