日々好日

さて今日のニュースは

新興国頼みのG20閉幕日本財政再建へ圧力

2013-07-21 08:21:57 | Weblog
モスクワで開かれて居るG20は日本では参院選真っ最中で余り話題にも挙がらなかったが
日本からは麻生財務大臣と黒田日銀総裁が出席しました。

今回の争点は何と云っても米国金融緩和縮小と世界の経済を左右する中国経済です。

米国では雇用関係が好転の兆しが見えたと云う事で此まで大々的に行って来た金融緩和を
見直す動きを見せた途端世界の経済が大きく動きました。

株価の乱高下・新興国等の通貨安・円高傾向等々・・・


現在この余波は収まらずくすぶり続けて居ます。

米国も何時までも金融緩和を続けて行く訳には不可ません。

何処で新しい政策に変えるか?難しい処です。

ロシア等はこの金融緩和縮小に懸念を示しました。

問題の中国経済ですが中国は構造調整に重要な意義を持つとして、金融改革を発表しました。
G20開幕5時間前に突然発表し世界をビックリさせた。

この金融改革とは中国人民銀行貸出金利の下限撤廃です。

中国当局は銀行が企業に融資する場合基、準金利6%に対し4・2%以下に下げる事を規制
していました。

金利の自由化が規制されて居て、其処に影の銀行シャドーバンキングの存在がありました。

中国では預金基準金利が3%で預金金利の上限が3・3%でした。

この貸出下限の4・2%と預金上限の3・3%が銀行の利ざやとなって居ました。

國から保護された中国銀行は大手国有企業等に融資するがリスクの高い民間企業・中小企業
はは融資しない傾向にあった。

其処にでシャドーバンキングと云われるシステムがは入り込んで来た。

預金金利の上限を上回る利回りの「理財商品」と云われる金融商品で集めた資金を銀行から
借りられない企業に貸し付ける。

此が不良債権になる恐れが多く中国経済を阻碍する要因として懸念されて居ます。

今回の貸出金利下限撤廃は、中国金利の完全自由化にやっと一歩を踏み出した事になりそうです。

ただ今回のG20では、一向に改善の姿勢が見えない日本の財政再建に、各国が苛立ち圧力をかけて
来た事は注意すべき事です。

今日参院選投開日国民の審査は?

2013-07-21 07:05:01 | Weblog
消費税増税も、改憲問題もそっちのけでねじれ国会是正に力を入れる自民党・公明党
もう開票する前から結果は判って居る様なもので、余り期待は持てません。

恐らく開票と同時に自民党・公明党の当選確実候補が次々と報道される事でしょう。

終わって見れば自民党の単独過半数突破も夢でない状況と噂されていますね。

それだけ野党がふがいないのでしょう。

現在のねじれ国会で決められない国会では国政が渋滞し、事態は益々悪い方へ悪い方へ
と悪化して行く可能性が高い。

しかし反面自民党等の独走を阻止出来ると言うメリットはある。

かって絶対多数を誇った自民党が国民を無視した政策を断行して国民が苦しんだと云う
経緯があります。

今回も自民党が独占すれば、消費税増税・TPP加入・憲法改正・国防軍へ・自衛から
攻撃へ等々へのステップアップが実現可能です。

何でも与党の思いのままとなる可能性が高いですね。

国民としても何も決められない国会も困るが、自民党の暴走も困ります。

我々の生活もデフレで収入が少なく不景気は困るが、物価が安いと云うメリットがある。

企業や富裕層にとっては不景気なデフレでは困る、むしろバブルを歓迎する様だ。

国民は収入が増えるのは歓迎ですが物価も高くなって、悪性インフレにでもなれば堪った
ものではない。

中々中庸と行かないものです。

結果は判って居ても貴重な1票です可能性がある数パーセントに私は賭けて見たいと思います。