日々好日

さて今日のニュースは

日銀の6月短観は信用出来ない

2013-07-22 09:06:45 | Weblog
ネットに日銀が発表した6月期の短観は、余り信用が持てないと云う趣旨の反論が
書かれて居ました。

日銀が発表した6月期の短観は「企業の景況感が大幅に改善された」となって居ます。

確かに大企業製造業の業況判断指数IDが前の3月の調査のマイナス8から、今回は
プラス4と12ポイント改善されて居ます。

しかし中小企業は製造業でマイナス14、非製造業でマイナス4と依然としてマイナス
である。

此を全ての産業の全規模で見ると、6月のDIは確かにマイナス2で3月期マイナス8
より改善されて居るのは事実だが、今だ景気が悪いと答えて企業が多い事になります。

詳しく見ると製造業の大企業の74%はさほど景気が良くないと回答した。
大企業で85%が中小企業で81%が景気は悪いか、さほど良くないと回答して居る。

非製造業でも大企業が81%、中小企業84%が景気は悪いか、さほど良くないと回答。

確かに一部大企業製造部門で円安等で著しい改善が見られて居るが、その恩恵に浴さない
むしろ円安被害を諸に被った企業は依然として改善が遅いと云う。

極端な二極化が見られると反論しています。

又6月短観では今後景況感好転に伴い設備投資の増加を予測して居るが甘いと反論して
います。

何れにしても、この日銀6月短観は、参院選用に効果的景気回復感を演出したものでは
なかったかと結論ずけて居る様だ。

自民党圧勝・安倍首相ねじれ解消で恵比寿顔

2013-07-22 07:23:22 | Weblog
参院選は与党の圧勝で幕を閉じました。

予想されて居ましたが、自民党はプラス31の65議席に対して民主党はマイナス
27の17議席とは、此ほどまで差が出るとは想定外でした。

民主党は結党以来の惨敗と云って居ますが、まだ非改選議員は42名居て、59議席
で参院の第2党には間違いないのだから、頑張って貰わねばなりません。

日本維新の会・みんなの党・共産党それぞれ8議席を増やしたが、期待数には届か
なかった様ですね。

みんなの党の大躍進と、共産党の11議席獲得に何を国民は期待して居るのだろうか?

自民公明は75議席獲得し134議席と云う、過半数を有に超える議席です。

これで「ねじれ」は解消、後は思いのままの国会運営が約束された。

国民は危うさを感じながらも、アベノミクス経済政策に信認を与えた事になりますね。

推計投票率は52・60%と一時50%割れではと懸念されたがどうにか50%以上は
確保出来たが、過去三番目の低水準との事です。。

今回の改選議員は、国民の52%位しか信認を得てないのは事実ですね。

また改憲勢力の自民・日本維新の会・みんなの党の参院議席数では憲法改正発議に必要な
3分の2以上の162議席には届かなかった様で国民はまだ其処まで至って居ない様だ。

しかし一人区で自民党が示した29勝2敗と云う圧倒的強さこれは一体何なんでしょうね?

因みに今回導入されたネット選挙に対して国民は出口調査で殆どの人が参考にしなかったと
回答したとの事でした。

此はネット選挙に慣れてなかったのかそれとも国民性に合わない何かがあるのだろうか?