日々好日

さて今日のニュースは

北海道からPAC3撤収・地上配備イージスアショアの配備で価格や配備時期で混迷か?

2018-07-31 07:27:34 | Weblog

防衛省は北海道陸自駐屯地にある航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオットPAC3部隊を
対北朝鮮防衛のため現地から撤収させ新しい所属地に移動を始めたそうです。

対ロシアより対北朝鮮の方が危険と判断しての移動でしょう。

是までは陸上からPSC3・海上からイージス艦搭載のSM3のミサイル迎撃態勢でしたが
SM3を改良し陸上から迎撃出来る様開発された、イージスアシヨア導入が決まった。

この地上配備型迎撃システムは1基当たり1340億円で2基導入で2680億円。
それに土地造成費・建物建設費等で最終的には4000億円超すと見込まれる。

また取得費とは別に教育訓練・30年間維持運用経費は1985億円が必要との事。
この2基導入で日本全体が防衛出来るとして居る。

契約締結後配備まで6年間を要するとされ、日本側は出来るだけ早期配備を願う。

米国との交渉は19年度予算成立後となるが、成るだけ早く23年度導入を希望。

ただ小野寺防衛相は参院予算委員会でイージスアショアは1基当たり800億円との
見解を表明したそうです。

500億円も安くサバを読んで居ますね。

 

 


福岡高裁諫早干拓開門命令無効判決出す・ねじれ解消なれど開門命令て一体何だ

2018-07-31 06:42:08 | Weblog

福岡高裁は佐賀地裁が出した諫早干拓潮受けダム開門命令を無効とする判決を出した。

これに対し漁業者側は漁業権の消滅等と叫んで居るがどうも解せない。

抑々潮受けダム開門命令は漁業不振はすべて諫早干拓とする漁業者側に立った佐賀地裁
が因果関係究明のため期間を切ってダムを開門して有明海の一部を調査する様に判決を
出したものです。

是は一時的責任逃れの判決です。

明らかに漁業補償金欲しさのものとも思われる。

色々の複雑な要因での有明海漁業不振すべてを諫早干拓におっ被せるのは無理がある。
確かに諫早干拓は有明海漁業不振の要因の一つであるのは否定出来ない。

現実の問題としてダムの部分開門を遣って有明海の一部地域を調査して一体何が判る?

漁業者にとっては補償金獲得の錦の御旗かも知れないが有明海再生には何の役にも立た
ない様です。

それにどうにか軌道に乗った干拓農業は壊滅する危険性が高い。

百害あって一利なしとはこの事です。

今回の福岡高裁の判決で司法のねじれは正されたが問題解決にはなってない様だ。

自分たちの事だけ主張せずもっと有明海再生を考えるべきです。

有明海を汚し、埋め立てる沿岸住民。

有明海は漁業者だけのものではない、皆のものです。

有明海沿岸住民がもっと考えるべきではないか?