今回参院選の争点は年金問題・消費税率引き上げ問題・憲法改正問題・さてその行方は？

今回の参院選は長期安倍政権の今後の運営を占うものとして注目
されて居ます。

老後２千万円に関する年金問題や既に実施直前となった消費税率
引き上げ問題は今更論議してもと思われて居るが国民の間にはまだ
わだかまりが解けず疑問に思う声は多い。

それに自分の任期中に必ず憲法改正を行い自衛隊を憲法に明記
させると宣言した安倍首相、何とか改憲に持って行きたい処です。

衆参両院で憲法改正の発議を取り付け国民投票に持って行きたい
が現在其処まで行ってない。

今回の参院選で定数２４３議席の３分の１６２議席は是が非でも
確保せねばならない

今回改選の１２４議席の半数６３議席は与党として完全クリア出来
るが、３分の２に達するのには与党は改選議席の８６議席が必要となる

果たしてそこまで行くか？

憲法改正まで持って行きたい安倍政権の行方を占うものとして注目
したいですね。

政府はハンセン病家族訴訟控訴せず・３億７千万円賠償支払う

つい近頃までは生きながら体が腐って行くライ病はライ病ウイルスに
よる感染病で不治の病とされ隔離政策がとられた。

また患者には不妊手術を強制しライ病の拡大を防止しました。

しかし患者の人権問題が起きその後ライ病はハンセン病と呼ばれ

治療法も確立され完治する事が判明。

処がそう言った事について法律がついて行けず平成８年まで国に
よる隔離政策は続きました。

それに伴い患者家族にも差別が行がなわれ苦難を強いられた。

今回の訴訟はそこを突いて元患者家族５４１名が賠償を求めて起こした
ものです。

熊本地裁は、ハンセン病患者の隔離政策による家族への差別を認め
家族５４１名に対し一人当たり３３～１４３万円総額3億７６００万円の賠償

を命じました。

これに対して安倍首相は参院選への影響を懸念し控訴を断念して
賠償が確定しました。

元患者家族にとっては朗報ですね。

ただ我々もライ病患者は怖いものとして其の家族へも差別をしたのは
明白ですが、それは我が身を守るため、許されるものではないか？

誰だって我が身が腐って行く事に対して防衛するのは当然の権利と
思われる。

今となっては結果論となるが、矢張り政府の遣り過ぎはある様ですね。