世界は今新型コロナ一色ですが、地球温暖化問題も大きな問題
です。
京都議定書の後を受けたパリ協定は50年までに温室効果ガス
排出量をゼロにすると云う削減目標を掲げて居ます。
パリ協定から離脱した米国ですがバイデン氏に交代して気候変動
問題を政策の目玉に掲げ、先般オンラインで各国首脳による気候
変動サミットを開催しました。
サミットではそれぞれの国が削減目標を打ち出しました。
日本の菅首相は30年までに13年度比で46%削減目標を打ち出す。
米国は30年までに05年比で50~52%削減を
EUは30年までに1990年比で55%削減を。
英国は35年までに1990年比で78%削減を
中国はGDP当たりCO2排出量を30年までに05年比に65%削減
残念ながら中国と並びCO2排出大国のインドが入ってない事。
各国の削減目標の設定年がバラバラで削減額では比較出来ない事
例えば中国の05年比は大きな額となりその65%と言われても
比較にならない。
なにしろCO2 削減1%とした場合その国のGDP成長に大きく
関わって来るので、簡単に削減額を約束出来ないのが現状です。
やっと経済が復活の兆しが見えて来た日本、新型コロナで経済
で大打撃を受け、地球温暖化処でないのが本音です。
日本は再生エネへの転換でモタモタして居ます。
脱原発と言いながら、原発や火力発電は経済成長には欠かせ
ません。
世界では石炭火力発電は40年全廃が流れですが、日本ではそれは
脱原発と同じ様に不可能に近い。
日本では飛行機・車・工場等のCO2排出削減に向け同時に動き
出して居ますが、今の処顕著な効果は確認されてません。
此れからは再エネを太陽熱発電だけに頼らず、風力・地熱発電
等も利用し、再エネ依存度を高めて行かねばならない様です。