新型ワクチン接種は早くも第2段階で大きく計画が崩れた様だ。
先ず第1段階の医療従事者対象のワクチン接種は2月から始まり
4月までに2回の接種が終了し、3月から高齢者対象のワクチン
接種が始まり6月までに終了し第3段階の74才までの疾患のある
人と高齢者施設に勤務する人対象のワクチン接種にはいり、その
後16歳以上の成人対象のワクチン接種予定でした。
処が計画は大きく狂って来た様です。
先ず世界的ワクチンの供給不足でワクチン確保に苦慮する
2月からファイザー製ワクチンが到着し早速希望する医療従事者
から接種がはじまった。
同時に他の医療従事者にも接種が始まったが、接種は各自治体に
丸投げし、これが巧く連動せずいまだ9割程度の終了だそうです。
そんな中で3月から高齢者対象のワクチン接種が始まった。
丸投げされた自治体は配布されるワクチン不足・会場不足・医療
関係者不足、ないない尽くしで始まったワクチン接種、遅々とし
進まない、そこにコロナ第4波襲来と云う最悪の状況となる。
政府は焦って高齢者対象ワクチン接種は7月までに終了させると
見栄を切りました。
処が3割近い自治体が国の支援がないと、それは無理と言い出す。
菅首相も公約した以上反古にすれば即総選挙に影響して来ます。
そこで厚労省は勿論ですが自治体統括の総務省までが、自治体に
対し尻叩きを始めた模様。
高齢者ワクチン接種は現在接種予約が出来ず躓いています。
とてもじゃないが7月終了は無理な話しと自治体はつっ放して
居る様です。
ワクチン接種は感染防止の救いの神と見られて居ますが接種
しても抗体が出来るまで1~2月は掛かると言われ即効でない
現にワクチン接種して陽性確認された例は多いと聞く。
それにコロナウイルスに効果がないワクチンもあると言う。
ワクチンは決して万能ではないが、其れがこの騒ぎです。
ワクチン接種は何だか気休めの様な気がしてならぬ。