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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

緋色の研究

2012-09-30 19:31:01 | 読んだ本
コナン・ドイル/延原謙訳 昭和28年発行・昭和48年28刷改版 新潮文庫版
私が持ってるのは、昭和54年の42刷。
もしかして、自分で買った初めての文庫本って、これぢゃないかなーって思う。
定価200円である、消費税なんてものはなかった。いまAmazonで見たら452円。だから何がどうしたってわけでもないけど。文庫本ってのは良心的な(中学生に買えるくらいの)値段であってほしいと思う。
きのうから、ミステリィっつーか、探偵、推理小説ったら、ホームズだろ、と思ったつながり。
ホームズものは、ここでも前にいくつかとりあげたことあるけど、これがホームズものの第一作。
有名なんで、話のなかみは別にいいやね。
前半がワトスン博士による記録で、後半は事件のバックボーンの物語。
後半部分は、ホームズの活躍を記したものにくらべると、かったるいなってのが、昔からの私の感想なんだけど、作者自身はホームズものを書くのは本意ぢゃなくて、歴史小説みたいなのを書きたかったってのは有名な話なんで、むしろ私立探偵の登場しない部分にこそ力を入れてたのかなー、それもやむをえないなという気はする。 
コメント
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