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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

泉谷しげる大研究

2012-12-12 19:49:13 | 読んだ本
春夏秋冬の会:編著 1990年 青弓社
こないだ採りあげた「~研究」つながりで、もう一冊持ってたぁ、って引っ張り出してきた。
でも、これって1990年10月の出版だから、ウルトラマン研究序説(&その後の研究本ブーム)より前ってことだ。
さっすが、イズミヤ、本人もそうだしファン(?)も、時代より先を行ってるぜぇ。
なかみは、泉谷の数々の語録をまじえながら、その魅力がここ(ったって1990年だけど)にきて受け入れられてるさまや、フォークやってたんだけどレーベル飛び出してロックに行ったこととか、役者として絶賛されてるけど本人は己のやりたいことの表現を追求してるだけだとか、そのへんをビシバシと書いてる。いいねえ。
第1章 泉谷しげるという男
 1 泉谷しげるの「いい女」
 2 悪役男の“危ない色気”
 3 仕事・金。家庭
第2章 ラジカルな四十年
 1 “マンガ少年”は頑張った
 2 岡林信康との出会い
 3 アルバム『泉谷しげる登場』
 4 フォークからロックへ
 5 友人たちの泉谷万華鏡
第3章 “個性派俳優”のデビュー
 1 それは誘拐犯から始まった
 2 向田邦子が見つけた才能
 3 演じる側から作る側へ
第4章 怒るヴォーカリスト
 1 『春夏秋冬』
 2 『39度8分』
 3 『吠えるバラッド』
 4 ロッカー泉谷
第5章 恐怖のイズミヤ
 1 「白雪姫の毒りんご」
 2 “フォーク”という旗じるし
 3 「黒いかばん」
 4 鏡としての映像
 5 ロックすること
 6 グレゴール・イズミヤ
コメント
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