many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

量子力学の世界

2015-02-04 19:57:50 | 読んだ本
片山泰久 1967年 講談社ブルーバックス
私の持ってるのは1989年4月の第46刷。
そのころ、なんでこんな本読んだんだっけ。
なんせ私ときたら、徹底的な文系人間だったはずだったから。
しかも文系で何かしたいことがあったわけではなく、数学が苦手で、物理が特にキライだったのが、そっち方向へ進む理由だったっていうのに。
まあ、たぶんホーキングを読んだころだと思うので、それで、いまさらマジメに数学や理科が勉強できるわけでもなく、なんかお手軽な入門書的なものを欲してたんだろうとは思う。
著者の名前を私は存じ上げないんだけど、湯川秀樹博士の弟子、理論物理学者で京都大学教授だったそうだ。
巻頭に湯川博士が序文を寄せていて、数式をひとつも使っていないで、これだけの内容を書くのはすごい、と感心したってことを述べている。
たしかに数式はない、『ホーキング、宇宙を語る』もその意味では同様の本だったので、そこに期待したんだろう、当時の私は。
大学教授とその友人の対話という態で書かれてて、すごく高度なQ&Aをしてる。
ちなみに副題として「はじめて学ぶ人のために」とあるけど。
わかるひとにはわかりやすいんだろうけど、私にはさっぱりわからんなあ。
今回読み直してみたけど、やっぱり何もわからんかった。
コメント
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