早いもんでもう2月である。きっと、あっという間に3月になり、4月になるんだろう。
一般的な「2月は逃げる3月は去る」ということばかりぢゃなく、とかく私の周囲ではこの季節はいつもザワつくと決まったものだが、私は今回無縁なので淡々と同じ毎日を過ごすようにしている。
というわけで乗馬に行く。
どうでもいいけど寒い。っていうか、無口とか馬着の金具とか触ってると、冷たくてヤんなる。
先週に続いて、今週も木曜日が雪予報みたいだが、どうなることやら。

きょうの馬はポートマジン。2週前に乗ったばっか。
みんな「ポーちゃん」とか呼ぶ、私は「マジンくん」と呼んだりする。
あいかわらず人懐っこくてカワイイ。近寄ってくと、フンフンと人のこと身体検査する。ポケットからカメラなんか出そうとすると興味津々という感じである。
足のほうとか触ってると、気づくと後ろからひとの帽子をつっついたり、背中をカプカプして引っ張ろうとしたりしてることがある。
ふつうの馬だとおもしろいから適当にいなすんだけど、この馬には引手とか頭絡や手綱を口の中に入れさせないことになってるんで、まあもうちょっと人と距離とれやと教えるつもりで、やんわりと拒否する。
さて、馬装したら馬場へ。なんか寒いからなのか、馬が元気元気。サクサク歩くのはいいんだけど、地下道の登りで速歩しそうになったからそれはさすがに抑える。

常歩でウォーミングアップする。いまにも速歩になりそうな勢いなのでちょうどいい。あまりギュウギュウ押したり拳引いたりしないで、まあ適当に歩く。
んぢゃ、部班。最初2番手に位置してたのに、途中から先頭にされる。
四隅にコーンを置かれて、中へ入ってこないようにていねいに隅角をまわる。まあポートマジンはそれほど苦労しないけど。比べるとわずかに右手前のときのほうが内に倒れる感じがするかな。
そしたら地上横木を通過する。何本も並べるんぢゃなくて、かなり距離をあけておいてあるのを通過するライン走行。
まっすぐのラインと斜めのライン、4か所の横木は「K」の字状にラインを形成しているので、まっすぐ抜けたあとは、一本またいだら右に角度振って2本目とか、その逆とかやる。
横木の中央をとおるのはもちろんだけど、角度ついた2本目にいくときは、内に入ったり外にふくらんだりしないように気をつける。
もちろん、ポートマジンは乗りやすいので、まったく問題がない。操作もしやすいし、ちゃんと前に出して入って行けば、横木の前後でリズム変わることも少ない。

んぢゃ、蹄跡を駈歩する。発進が軽い軽い。
「気持ちゆっくりで」と言われて、できるかなーとちょっと心配になったけど、あれ?なんか今日はおとなしくいうこときく感じ。
少し速くなりそうなところでおさえると、ガツンとぶつかってこないで、フッとゆずる感じがある。明確にかえしてやるようにして、いいぢゃなーい、落ち着いていこうよ、とか言いつつホメる。
油断すると、アタマが前下方向に下がりすぎるようなとこがあって、そのまま駈歩してると、回転とか速歩におとすときとかに、躓きそうになることがある。
つんのめっちゃダメだよ、と言いつつ、少し起こしたところで受けられないかやってみる。あまりうまくいかない。

ぢゃあ駈歩で一本だけの横木を通過。蹄跡のちょっと内に、長い辺の半分の位置に一本だけ横木が置かれる。駈歩だして、回転して横木に向かう。
入り口のとこに、まっすぐ入っていくように、コーンを馬1頭分という狭い幅で二つ置かれたので、そのあいだを通過してく。
リズムを変えないように横木をまたいだら、速歩に落として真っ直ぐ蹄跡までいってから回転。最後まで勢いで走り抜けたり、勝手に曲がったりさせない。
なんか、いいよ、ポートマジン。障害に向かってもぜったい迷わないタイプだってのは知ってんだけど、横木に向かってくときもエキサイトしないし、横木またいだあとに、おとなしくいうことをきく。とても乗りやすい。
何回か繰り返して、一旦おわり。
すこしラクにして常歩してると、なんかガツンガツンぶつかって手綱ひっぱろうという感じがしてきた。まだまだ駈歩でゲームがしたくてしょうがないのかな。

まっすぐのラインの横木通過で、ノーマルと一歩多く入れるのとをやって、歩度伸ばして一歩少なくするのもやりたかったんだけど、ちょっと走らせるには狭くて他の馬に迷惑そうだから、やめとく。
ひろい方に出てって、輪乗りで速歩をして、詰めたり伸ばしたりする。まだまだストライドがのびるんぢゃなくてピッチが速くなるだけってところから脱せないのはしかたない。
駈歩もちょっとだけやる。輪乗りでやってると、速くなりそうだから、抑えようとしたらスッと気持ちよくゆずる感じがある。もう、外の拳ひとつ前に出して、内の手綱ゆるめちゃって、ホメる。
なんも難しいことしたわけぢゃないけど、ひさしぶりに満足できた乗馬だったという気がする。
ポートマジンは手入れ後のリンゴで満足してたんぢゃないかと思う。
一般的な「2月は逃げる3月は去る」ということばかりぢゃなく、とかく私の周囲ではこの季節はいつもザワつくと決まったものだが、私は今回無縁なので淡々と同じ毎日を過ごすようにしている。
というわけで乗馬に行く。
どうでもいいけど寒い。っていうか、無口とか馬着の金具とか触ってると、冷たくてヤんなる。
先週に続いて、今週も木曜日が雪予報みたいだが、どうなることやら。

きょうの馬はポートマジン。2週前に乗ったばっか。
みんな「ポーちゃん」とか呼ぶ、私は「マジンくん」と呼んだりする。
あいかわらず人懐っこくてカワイイ。近寄ってくと、フンフンと人のこと身体検査する。ポケットからカメラなんか出そうとすると興味津々という感じである。
足のほうとか触ってると、気づくと後ろからひとの帽子をつっついたり、背中をカプカプして引っ張ろうとしたりしてることがある。
ふつうの馬だとおもしろいから適当にいなすんだけど、この馬には引手とか頭絡や手綱を口の中に入れさせないことになってるんで、まあもうちょっと人と距離とれやと教えるつもりで、やんわりと拒否する。
さて、馬装したら馬場へ。なんか寒いからなのか、馬が元気元気。サクサク歩くのはいいんだけど、地下道の登りで速歩しそうになったからそれはさすがに抑える。

常歩でウォーミングアップする。いまにも速歩になりそうな勢いなのでちょうどいい。あまりギュウギュウ押したり拳引いたりしないで、まあ適当に歩く。
んぢゃ、部班。最初2番手に位置してたのに、途中から先頭にされる。
四隅にコーンを置かれて、中へ入ってこないようにていねいに隅角をまわる。まあポートマジンはそれほど苦労しないけど。比べるとわずかに右手前のときのほうが内に倒れる感じがするかな。
そしたら地上横木を通過する。何本も並べるんぢゃなくて、かなり距離をあけておいてあるのを通過するライン走行。
まっすぐのラインと斜めのライン、4か所の横木は「K」の字状にラインを形成しているので、まっすぐ抜けたあとは、一本またいだら右に角度振って2本目とか、その逆とかやる。
横木の中央をとおるのはもちろんだけど、角度ついた2本目にいくときは、内に入ったり外にふくらんだりしないように気をつける。
もちろん、ポートマジンは乗りやすいので、まったく問題がない。操作もしやすいし、ちゃんと前に出して入って行けば、横木の前後でリズム変わることも少ない。

んぢゃ、蹄跡を駈歩する。発進が軽い軽い。
「気持ちゆっくりで」と言われて、できるかなーとちょっと心配になったけど、あれ?なんか今日はおとなしくいうこときく感じ。
少し速くなりそうなところでおさえると、ガツンとぶつかってこないで、フッとゆずる感じがある。明確にかえしてやるようにして、いいぢゃなーい、落ち着いていこうよ、とか言いつつホメる。
油断すると、アタマが前下方向に下がりすぎるようなとこがあって、そのまま駈歩してると、回転とか速歩におとすときとかに、躓きそうになることがある。
つんのめっちゃダメだよ、と言いつつ、少し起こしたところで受けられないかやってみる。あまりうまくいかない。

ぢゃあ駈歩で一本だけの横木を通過。蹄跡のちょっと内に、長い辺の半分の位置に一本だけ横木が置かれる。駈歩だして、回転して横木に向かう。
入り口のとこに、まっすぐ入っていくように、コーンを馬1頭分という狭い幅で二つ置かれたので、そのあいだを通過してく。
リズムを変えないように横木をまたいだら、速歩に落として真っ直ぐ蹄跡までいってから回転。最後まで勢いで走り抜けたり、勝手に曲がったりさせない。
なんか、いいよ、ポートマジン。障害に向かってもぜったい迷わないタイプだってのは知ってんだけど、横木に向かってくときもエキサイトしないし、横木またいだあとに、おとなしくいうことをきく。とても乗りやすい。
何回か繰り返して、一旦おわり。
すこしラクにして常歩してると、なんかガツンガツンぶつかって手綱ひっぱろうという感じがしてきた。まだまだ駈歩でゲームがしたくてしょうがないのかな。

まっすぐのラインの横木通過で、ノーマルと一歩多く入れるのとをやって、歩度伸ばして一歩少なくするのもやりたかったんだけど、ちょっと走らせるには狭くて他の馬に迷惑そうだから、やめとく。
ひろい方に出てって、輪乗りで速歩をして、詰めたり伸ばしたりする。まだまだストライドがのびるんぢゃなくてピッチが速くなるだけってところから脱せないのはしかたない。
駈歩もちょっとだけやる。輪乗りでやってると、速くなりそうだから、抑えようとしたらスッと気持ちよくゆずる感じがある。もう、外の拳ひとつ前に出して、内の手綱ゆるめちゃって、ホメる。
なんも難しいことしたわけぢゃないけど、ひさしぶりに満足できた乗馬だったという気がする。

ポートマジンは手入れ後のリンゴで満足してたんぢゃないかと思う。
