乗馬にいく。
気温が上がるという予報をみて、ここんとこずっと履いてたコーデュロイぢゃなくて、ふつうのキュロットにする。
たしかに、馬装しはじめたときには、十分あったかかったので、シャツの袖まくって乗る。もう、春だねえ。
(昼のラジオで、横浜、小田原は20度って言ってた。)
きょうの馬は、マイネルミレニアム。

なんかむずかしい印象がある。むずかしいことするのはよして、サラサラと乗ろう。
でも、乗るときに、前に見せたことのある、妙にヘソ曲げるような態度がなかったんで、安心する。
馬場に入ったら、ウォーミングアップ。
前に出ること確かめたら、あとは頭頚の伸展のマネゴトにいそしむ。
なんか妙にガツガツガツンと口が反抗するときあるんで、それをこの時点でとっておきたい。
拳つかってコンタクト求める、馬がこっちにきたら、手綱をゆるめる。馬のクビが前のほうに下がってく。
このとき、馬の歩様がノッシノッシと伸びてけば正解なんだろうけど、なかなか完璧にはできない。
口の抵抗を感じるときは、最近ついぞ使わない、指先ウニウニ動かすことも、今日はやっちゃう。
そうして、こっちにこさせたら、とにかく、ゆずったらかえす、ゆずったらかえすを心掛ける。
いうこときいたらラクにしてやる、力入れずにコンタクトを保てたらホメる、いまのうちに約束事をつくっておきたい。
ハミうけを求めて、応じるような姿勢をみせてくれたら、それでもう今日の練習は(始まる前に)たいがい終わりである。
それぢゃ、部班やりますか。6頭の先頭に立たされる。
軽速歩中心で蹄跡をグルグル。前に出ることを妨げないようにする。前に出たらホメる。隅角では少し奥まで押し込んでみる、キッチリ回れたらホメる。とにかく序盤戦のうちに、ホメる。
斜めに手前を替えて、斜線上歩度を伸ばす。直前の短蹄跡で少し詰めたようにして、踏み込んでるのをウケてるイメージをつくってから、斜線に入ったらたまってた力をリリースするような感じで。
正反撞での歩度の詰め伸ばしもする。けっこう反撞が大きくて、たいへんなんだあ、この馬。
だいぶ反応がいい。伸ばすときもスッと前に出るし、詰めようとしたときにもバトルになる感じはない。
「雰囲気はいいので、もうちょっとだけ馬を丸くするように。手綱がまだ長い。」と言われる。うーん、短く持ってギュッギュッとやるとあやしくなると思ってユルユルとやってたんだけどなあ。
輪乗り。内方姿勢に気をつける。そういえば最近、以前読んでたテキストをまた読み返している。馬の肩と人の肩、馬の腰と人の腰が平行になるように。って、自分の身体ながら、どこがどっち向いてるのか、ようわからん。
駈歩発進、かるーく出る。歩度を伸ばすと、とてもいい駈歩をする、踏み込んでる感があっていい。でもスピードあげたときに、ただ手を放してっちゃうだけだと、馬が伸びちゃうので気をつける。
だいたい、マイネルミレニアムは、いつも思うんだけど、速歩より駈歩のほうが乗りやすい。このくらい前に出てくれたほうがハミうけがしやすいなんて思うんだが、実際は乗り手の人間のほうの安定性の問題なんだろう。
そしたら、輪乗りを詰める。歩度を詰めるけど、ただ遅くならないように、上に弾んでくるようなイメージを目指して、脚使って走らせる。
だいぶ半径小さくなったけど、「もっと詰められる」と言われて、ひえー、前の馬の内に入ったら蹴られそうでやだなー、とか思って、やっぱ遠慮しちゃう。
輪乗りを開くときは、すこし歩度を伸ばしてくんだが、反応がいまいちのときに、自分の身体をゆすりそうになって反省する。ジーッと座って、脚。
左右の手前で輪乗りを繰り返したら、しばらく蹄跡上を駈歩、歩度を詰め伸ばしして。速歩にして、速歩から停止。停止から常歩、常歩から駈歩。いかなるギアチェンジにも反応すること確かめたとこで、練習おしまい。

きょうは人数が多くて、次に乗る人もいるんで、交代。このくらい動く状態なら、ひとにわたすとしても、まずまず上出来なのではと自分では思う。
ほかのひとが乗ってるのを見るのも、けっこう参考になる。
マイネルミレニアムは、こんどは列の最後方。しばらくは、淡々と周回してたんだけど、そのうちときどきアタマをブンブン振ったりしてる。ああなってしまうと、ちょっと乗りにくい。
同じく下で見てる人から、さっきまで、私が乗ってたときは、あれやってなかったでしょ、と言われる。
「いや、やってましたよ」と、シレッと答えるが、内心は得意満面である。あそこまではいかないけど小さな抵抗は常にあったのを、なんとか見えないように関係性をつくってたつもりなんで。
練習おわったら、気温も高かったせいか、馬もけっこう汗かいてたんで、洗う。
手入れのあとにリンゴやったら、なんか疑わしそうにちょっとずつ齧りながら食う。ニンジンのほうが好きらしい。
気温が上がるという予報をみて、ここんとこずっと履いてたコーデュロイぢゃなくて、ふつうのキュロットにする。
たしかに、馬装しはじめたときには、十分あったかかったので、シャツの袖まくって乗る。もう、春だねえ。
(昼のラジオで、横浜、小田原は20度って言ってた。)
きょうの馬は、マイネルミレニアム。

なんかむずかしい印象がある。むずかしいことするのはよして、サラサラと乗ろう。
でも、乗るときに、前に見せたことのある、妙にヘソ曲げるような態度がなかったんで、安心する。
馬場に入ったら、ウォーミングアップ。
前に出ること確かめたら、あとは頭頚の伸展のマネゴトにいそしむ。
なんか妙にガツガツガツンと口が反抗するときあるんで、それをこの時点でとっておきたい。
拳つかってコンタクト求める、馬がこっちにきたら、手綱をゆるめる。馬のクビが前のほうに下がってく。
このとき、馬の歩様がノッシノッシと伸びてけば正解なんだろうけど、なかなか完璧にはできない。
口の抵抗を感じるときは、最近ついぞ使わない、指先ウニウニ動かすことも、今日はやっちゃう。
そうして、こっちにこさせたら、とにかく、ゆずったらかえす、ゆずったらかえすを心掛ける。
いうこときいたらラクにしてやる、力入れずにコンタクトを保てたらホメる、いまのうちに約束事をつくっておきたい。
ハミうけを求めて、応じるような姿勢をみせてくれたら、それでもう今日の練習は(始まる前に)たいがい終わりである。
それぢゃ、部班やりますか。6頭の先頭に立たされる。
軽速歩中心で蹄跡をグルグル。前に出ることを妨げないようにする。前に出たらホメる。隅角では少し奥まで押し込んでみる、キッチリ回れたらホメる。とにかく序盤戦のうちに、ホメる。
斜めに手前を替えて、斜線上歩度を伸ばす。直前の短蹄跡で少し詰めたようにして、踏み込んでるのをウケてるイメージをつくってから、斜線に入ったらたまってた力をリリースするような感じで。
正反撞での歩度の詰め伸ばしもする。けっこう反撞が大きくて、たいへんなんだあ、この馬。
だいぶ反応がいい。伸ばすときもスッと前に出るし、詰めようとしたときにもバトルになる感じはない。
「雰囲気はいいので、もうちょっとだけ馬を丸くするように。手綱がまだ長い。」と言われる。うーん、短く持ってギュッギュッとやるとあやしくなると思ってユルユルとやってたんだけどなあ。
輪乗り。内方姿勢に気をつける。そういえば最近、以前読んでたテキストをまた読み返している。馬の肩と人の肩、馬の腰と人の腰が平行になるように。って、自分の身体ながら、どこがどっち向いてるのか、ようわからん。
駈歩発進、かるーく出る。歩度を伸ばすと、とてもいい駈歩をする、踏み込んでる感があっていい。でもスピードあげたときに、ただ手を放してっちゃうだけだと、馬が伸びちゃうので気をつける。
だいたい、マイネルミレニアムは、いつも思うんだけど、速歩より駈歩のほうが乗りやすい。このくらい前に出てくれたほうがハミうけがしやすいなんて思うんだが、実際は乗り手の人間のほうの安定性の問題なんだろう。
そしたら、輪乗りを詰める。歩度を詰めるけど、ただ遅くならないように、上に弾んでくるようなイメージを目指して、脚使って走らせる。
だいぶ半径小さくなったけど、「もっと詰められる」と言われて、ひえー、前の馬の内に入ったら蹴られそうでやだなー、とか思って、やっぱ遠慮しちゃう。
輪乗りを開くときは、すこし歩度を伸ばしてくんだが、反応がいまいちのときに、自分の身体をゆすりそうになって反省する。ジーッと座って、脚。
左右の手前で輪乗りを繰り返したら、しばらく蹄跡上を駈歩、歩度を詰め伸ばしして。速歩にして、速歩から停止。停止から常歩、常歩から駈歩。いかなるギアチェンジにも反応すること確かめたとこで、練習おしまい。

きょうは人数が多くて、次に乗る人もいるんで、交代。このくらい動く状態なら、ひとにわたすとしても、まずまず上出来なのではと自分では思う。
ほかのひとが乗ってるのを見るのも、けっこう参考になる。
マイネルミレニアムは、こんどは列の最後方。しばらくは、淡々と周回してたんだけど、そのうちときどきアタマをブンブン振ったりしてる。ああなってしまうと、ちょっと乗りにくい。
同じく下で見てる人から、さっきまで、私が乗ってたときは、あれやってなかったでしょ、と言われる。
「いや、やってましたよ」と、シレッと答えるが、内心は得意満面である。あそこまではいかないけど小さな抵抗は常にあったのを、なんとか見えないように関係性をつくってたつもりなんで。
練習おわったら、気温も高かったせいか、馬もけっこう汗かいてたんで、洗う。
手入れのあとにリンゴやったら、なんか疑わしそうにちょっとずつ齧りながら食う。ニンジンのほうが好きらしい。
