検見崎聡美 2014年9月 青春文庫
(著者名ほんとは「」の字だけど環境依存文字なので)
前回から料理つながりで、タイトルの上には「これは便利!」がつく、実用書という感じでもないが、フライパンの使い方の本。
以前、どっか出先の書店で見かけて、おもしろそうだなと思ったけど、それから飲み会に行くとこだったんで(手ぶらの習慣なのにヘタに文庫ひとつ荷物に加わっても、きっとどこかに置き忘れちゃうだろうなんて思って)、買わずにおいたんだけど、後日書店で探そうとしたら、タイトルも本の大きさも忘れてて、しばらく見つけられなかったという、しょうもないいきさつもあるんだが、買って読んでみた今でも、ホントにあのとき書店の棚で目にとまったのはこれだったのか自信もない。
さて、フライパンの便利な使い方ということだが、ふたをつかって蒸すことができるとか、魚もフライパンで焼いたほうが火のとおりにムラがないとかいうのはいいけど、ガスコンロの五徳の上に焼き網を置いて、その上にフライパンを乗せれば、卵焼きの火加減がちょうどいいとかいうと、それはめんどくさそうと言いたくなる。
あと、日本酒の空き箱かなんかのなかに食材を吊るせば、フライパンで燻製もできる、とか言われてもねえ、意外なのは確かだが、私はやらんだろうな。
それはそうと、フライパンを使ってできるという料理は、さすがにいっぱい並べてあって、適当に抜きだしてみても、ミートローフ、焼豚、焼きとうもろこし、焼き鳥、かき揚げ、蒸し鶏、きんめだいの煮つけ、などなど、ジャンルを問わず、いろいろあって、ページをめくってて退屈しない。なんか雑学書に近い気がする。
ベイクドチーズケーキとかバームクーヘンとかチュロスとかナンとか言い出すと、いいよそこまでしなくって、って感はあるけど。
青菜炒めは熱湯少々を入れる、みたいなことのほうが役には立ちそう、実際にまだやってみたことないが。
まあ、いろいろあるけど、繰り返し出てくるのを見てると、フライパンの使い方としては、弱火で最初に十分温める、ふたをして蒸し焼き状態を利用して火を通す、くっつかないようにときどき揺する、最後火を強くしてパリッとさせる、といったことを組み合わせれば、単純に焼くだけぢゃない広がりが出るということでいいのかなと。
(著者名ほんとは「」の字だけど環境依存文字なので)
前回から料理つながりで、タイトルの上には「これは便利!」がつく、実用書という感じでもないが、フライパンの使い方の本。
以前、どっか出先の書店で見かけて、おもしろそうだなと思ったけど、それから飲み会に行くとこだったんで(手ぶらの習慣なのにヘタに文庫ひとつ荷物に加わっても、きっとどこかに置き忘れちゃうだろうなんて思って)、買わずにおいたんだけど、後日書店で探そうとしたら、タイトルも本の大きさも忘れてて、しばらく見つけられなかったという、しょうもないいきさつもあるんだが、買って読んでみた今でも、ホントにあのとき書店の棚で目にとまったのはこれだったのか自信もない。
さて、フライパンの便利な使い方ということだが、ふたをつかって蒸すことができるとか、魚もフライパンで焼いたほうが火のとおりにムラがないとかいうのはいいけど、ガスコンロの五徳の上に焼き網を置いて、その上にフライパンを乗せれば、卵焼きの火加減がちょうどいいとかいうと、それはめんどくさそうと言いたくなる。
あと、日本酒の空き箱かなんかのなかに食材を吊るせば、フライパンで燻製もできる、とか言われてもねえ、意外なのは確かだが、私はやらんだろうな。
それはそうと、フライパンを使ってできるという料理は、さすがにいっぱい並べてあって、適当に抜きだしてみても、ミートローフ、焼豚、焼きとうもろこし、焼き鳥、かき揚げ、蒸し鶏、きんめだいの煮つけ、などなど、ジャンルを問わず、いろいろあって、ページをめくってて退屈しない。なんか雑学書に近い気がする。
ベイクドチーズケーキとかバームクーヘンとかチュロスとかナンとか言い出すと、いいよそこまでしなくって、って感はあるけど。
青菜炒めは熱湯少々を入れる、みたいなことのほうが役には立ちそう、実際にまだやってみたことないが。
まあ、いろいろあるけど、繰り返し出てくるのを見てると、フライパンの使い方としては、弱火で最初に十分温める、ふたをして蒸し焼き状態を利用して火を通す、くっつかないようにときどき揺する、最後火を強くしてパリッとさせる、といったことを組み合わせれば、単純に焼くだけぢゃない広がりが出るということでいいのかなと。