森達也 平成14年角川文庫版
サブタイトルは「マスコミが報道しなかったオウムの素顔」
きのう放送禁止の話だったんで、「放送禁止歌」の森達也氏にいってみる。
この本は、オウムのドキュメンタリーを撮った「A」の制作日誌。
思考停止する一般的なマスコミと、淡々と(っていうのかなあ?)ドキュメントを手掛ける森達也の姿勢、読んでいて面白い。
「A」のタイトルについて書かれているところが、ちょっと興味をひいた。
>要するに何だってよいのだと意思表示をしたかった。タイトルが内容を凝縮するものだという前提がもしあるのなら、そんな言語化はこの作品について言えば、無意味な作業なのだということを、そのタイトルで現わしたかった。無自覚な凝縮や象徴が如何に危険なことであり、この作品はその試みを徹底的に拒絶するということを宣言したかった。
この意味、難しいですね、私にはうまく説明できない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/36/5014544e0bd0a5771080bde1f9615e25.jpg)
サブタイトルは「マスコミが報道しなかったオウムの素顔」
きのう放送禁止の話だったんで、「放送禁止歌」の森達也氏にいってみる。
この本は、オウムのドキュメンタリーを撮った「A」の制作日誌。
思考停止する一般的なマスコミと、淡々と(っていうのかなあ?)ドキュメントを手掛ける森達也の姿勢、読んでいて面白い。
「A」のタイトルについて書かれているところが、ちょっと興味をひいた。
>要するに何だってよいのだと意思表示をしたかった。タイトルが内容を凝縮するものだという前提がもしあるのなら、そんな言語化はこの作品について言えば、無意味な作業なのだということを、そのタイトルで現わしたかった。無自覚な凝縮や象徴が如何に危険なことであり、この作品はその試みを徹底的に拒絶するということを宣言したかった。
この意味、難しいですね、私にはうまく説明できない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/36/5014544e0bd0a5771080bde1f9615e25.jpg)