教育的な部分

私達のやっていることの大部分は「教育」に関わっていると思います。発言にしても教育的な部分が多くなる。

「教育」として様々な事を伝えていく必要がある。指導者は「哲学」というか「理念」が必要だと思います。何かを「伝える」ために指導をしなければいけないと。堅い事を言うようですが、これがない指導はいきあたりばったりでその場しのぎにしかなりません。継続した指導にはなりません。発言に関しても「相手を思って」の発言か、「自分が楽しみたい」発言かは分かります。

子供達は正直です。相手を思っての発言かは分かるはずです。うちの選手はどう感じているでしょうか。私なりの「理念」があります。それを伝えているつもりです。「理念」がありますから、やるべき事は厳しくてもやります。それが「教育」には必要だと思います。

うちの選手は今の状態でかなり成長してきています。もっともっと成長できると思います。「やらされている」と思っているのはほとんどいないと思います。ここまで来るのにかなり時間がかかりましたが、やっと形になってきました。今日も２時から７時位までは勉強をしていました。教育ですから「自主的に動ける」ようにしていく事が必要になりますが、最初から何も教えないのに出来るはずはありません。きちんと積み重ねていく必要があります。

まだまだ時間がかかるかもしれませんが、きちんと力をつけさせていきたいですね。選手を預かるというのには「責任」が伴います。自分に言い聞かせてやっていきたいですね。

未熟…

今日はあらためて自分は「未熟」だと痛感しました。まだまだ感情的になりすぎます。全くうちの部とは関係ありませんが、頭に来る事が何件か重なりました。

情けない。この部分を自分自身で上手くコントロールする能力を身につけないといけません。「評価」を気にしないと言いつつ、どこかに「評価」を気にしている自分がいるのかもしれません。ここを自分がどう乗り越えるか？全てが上手くコントロールできない。

単純に感情的になることは少なくなりました。かなり我慢出来るようになったと思います。しかし、それでは「今」の自分を越える事はできません。本当に人間的な成長をするためには様々なモノを習得し、自分を変えていかなければいけない。

３２歳ですが未熟な部分が多いですね。私がこう感じているのだから、高校生レベルではもう少し考えていかなければいけません。「無知の知」ではありませんが、こうやって自分の「未熟さ」に気付く事でさらに成長できると思います。年齢に関係なくこういう部分に気付くのは大切だと私は思っています。年齢を重ねるにつれて「自分が正しい」と思う事が増えて行き、自分の間違いには気付けなくなります。ここには年齢は関係ないと思います。考え方の問題です。

自分の内面に目を向けていきたい。そうする事でしか変わらないと思います。「自分は正しい」「自分が一番だ」という思いは捨てていきたいですね。謙虚になるという姿勢は忘れずにいたい。勘違いしていては指導者として、人間として成長はありません。

様々な事から「考える」事ができます。もっと極めたいですね。