kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨の日の練習で…

2008-12-08 | 陸上競技
今日は修学旅行前日。私は2年生の担任なので引率で一緒に行きます。明日からは走れないので、今日は負荷をかけておきたかったのですが残念ながら雨…。自転車も出来ないくらいの雨足だったので諦めました。割り切らなければいけない。「雨が降ったから練習出来なかった」とマイナスに考えても何も生み出しません。逆に雨だからしっかり出来たと考える事が出来る練習にしました。

日頃からやっている動きの確認を普段の倍。プラスアルファでスティックを実施。それをひたすら繰り返しました。刺激を組合せることで動きの変化につながっていくと考えます。ドリル系の練習だけで約1時間半。長いと思うか適切と思うかは取り組む人間次第です。

1年生は随分動きが変わってきました。今まではかなりアヤフヤでしたが、きちんと意識して繰り返す回数を増やした事で少しずつの変化を生み出しました。身長が高く脚の引き付けが甘い選手がいましたが、最近直線的に足が運べるようになってきました。もも上げでは少し崩れてしまいますが、随分変わってきました。腕が全く使えない者も形を作っていく中で少しずつ振れるようになってきています。もう少し膝が引き出されるようになると更にスピードが上がってくると思います。単純に走るだけでは意識できない部分をきちんと身につけさせる必要があると思いますね。
時間がかかるので遠回りに感じるかもしれませんが、最終的には近道だと思います。そこを我慢して積み重ねるかだけです。かなり地味ですし、疲労感もそれほどないので「盛り上がり」には欠けますが、時間をかける価値は十分にあると思います。どれだけ辛抱して時間を重ねる事が重要ですね。

動きを作るだけでなく、階段サーキットをしました。数年前から時折取り入れています。心肺的にも精神的にもキツイようですね。種目等を考えると当然です。それでもやる必要がある。土曜日の補強と同じような感じですね。最近はこの手の練習に前向きに取り組むようになりました。「やってやる」というような雰囲気があります。大切な事です。苦しいからといって「嫌だな」と思って嫌々やるのと、苦しいのは分かっていてそれでも「強くなるために」と思って前向きに取り組むかで「効果」も違ってくると思います。
最後の方ではやはり1年生と2年生の「差」が出ます。動かし続ける苦しさに慣れています。見ていてスマートな練習ではありませんが、間違いなく「心」は強くなりますね。1年生は2年生に「走力」も「気持ち」も勝とういう姿勢が必要です。自分よりやっていない者と比べても意味はありません。常に上を見なければ成長は止まってしまう。目指すのは前だけです。

他の部活は雨なので1時間以内には終わっていました。何度も書いていますが、「自分達は違うことをやっている」という自覚を持たなければいけない。合わせるのはここではありません。毎日やるべき事をきちんとやらなければいけません。うちの取り組みは学内では「特別」なものなのでしょうか…。まだまだだと思っています。満足はできません。

まだまだ書きたい事がありますが、長くなりましたし、遅くなったのでまた後日…(日誌に「詳しい事はまた後日…」と書いている者がいたのでそのままパクり(笑))
コメント
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