kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

疑うことから始まる

2008-12-05 | 陸上競技
基本的にすぐに人を信じるタイプです。それにより結構な確率で裏切られます(笑)。特に選手の「やります!」という言葉を信じて任せていたら全くだった事が数え切れないくらいあります。性格的になかなか変われませんね。痛い目にあって気付くけど、結局信じています。そういう仕事なんだろうなーと最近強く感じます。疑ってかかる部分もありますが、基本的に信じています。甘いですね~。

人の事はかなり信じます。が、自分の事は全く反対です。自分自身の考え方はあまり信じていません。やっていることや考えている事はかなり疑っています。基本的に小心者だと思います(笑)。何かあったら「本当にこれで良かったのか??」と自問自答する事が多いですね。自分自身に自信が持てない部分があります。結構ウジウジ悩むタイプです(笑)。誰も信じてくれませんが、自分の事に対してかなり疑ってます。物を置き忘れたりするのも他の人よりも頻度が高いので、自分はあまり信じていません(笑)。

練習内容に関しても同様。その都度、「本当にこれで良いのか?」を疑っています。「実はもっと良い言葉があったのではないか」「あの時にきちんと指示をしていたら早い段階で変わったのではないか」と考える事は多いですね。何度か書いていますが、150mなんかもかなり不安がありました(興味があれば過去のblogのどこかにあります(笑))。話をしていく中で「やはり意味がある」と自信が持てたので継続して出来るようになりました。ある程度自信を持ってやっていかなければ誰もついてきませんが、それだけでは道を誤る危険性もあると思います。疑ってかかる部分があるのですぐに選手に「今の感じはどうだったか」というのを聞きます。こちらが「良い」と思うモノであっても選手に合わない可能性もありますからね…。

こんな書き方をすると「やっている事を疑いながら指導しているのか」と非難されるかもしれませんが、「正しい」というものが本当に存在するのかは誰にもわかりません。明らかに間違っているものはすぐにわかります。が、「正しい」モノに関してはかなり難しいと思います。だから探っていきながらやらなければいけません。

私自身、指導者として優れているとは思いません。他の人よりも少し優れているのは「本当にこれで良いのか」を疑って掛かる部分でしょうか。だから勉強できる様々な手段を探るのだと思います。「足りない」と思う部分が強いですね。「知りたい」という欲求は大きいと思います。

堅苦しい文章ですね~。性格的になかなか砕けて書けません(笑)。今日の練習中に「どうすれば良くなるか」を考えていた時に思った事を書きました。自分自身を疑ってます(笑)。そこが原点かもしれません。まだまだやるべき事がありますね。時間が欲しい(笑)
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テスト終了

2008-12-05 | 陸上競技
今日で期末テスト終了です。来週の火曜日から2年生が修学旅行に行くので多分他校よりは日程が早いと思います。5日連続の試験でしたから生徒はかなり大変だったと思います。うちの選手は毎日勉強漬け。日頃からやっておけばもっともっと楽だったと思いますが、なかなか難しいですね。

テスト終了後、2時間半の休憩を取りました。食事時間と気分転換の時間。睡眠不足は間違いないので早くやってしまっても良かったのですが、来週の日程もありますし身体を動かす時間だけは確保しておこうと思って。選手はしんどかったと思います。
今日はかなり寒かったのでサーキットを2セットやって身体を温めました。寒くなくても2セットはやるつもりでしたが(笑)。ひたすら身体を動かし続けました。その勢いで基本的な動きを繰り返す。いつもよりも時間をかけました。膝をきちんと引き出すという動きを定着させる必要があります。意識して繰り返すことで必ず効果は上がってくると思います。だからドリルなんですが(笑)。無意味な繰り返しではなく、目指す動きに向けての練習ですから各自がどれだけポイントをつかんで繰り返すことが出来るかが鍵になります。ひたすら繰り返すとどうしても集中力が切れてしまいます。そこをどうやって立て直すか。身体を動かすだけでは効果は上がりません。階段を使って練習した後は、平地でスティックを使って確認。電話等でアドバイスやサジェスチョンをもらいながらやっている部分があります。

最近は段階を踏まないといけないと強く思いますね。同じ動きであっても場所や道具を変えてやることで少しずつ変化が生まれます。いきなり「理想の動き」というのは絶対に出来ません。目指す動きに向けての系統だった技術習得体系をしっかりと見つけていく必要があると感じます。試行錯誤的な部分もありますが、年々形になっていると思います。数日前にキャプテンが「今年は去年と比べるとほとんど走っていない」と言っていました。その通りだと思います。準備段階として「基本的なこと」に重きを置きました。これから先の練習に備えてしっかりと準備しておく必要があると考えたからです。「冬季」=「走り込み」というイメージを選手には無くして欲しいですね。もちろん、これからはかなり走ります。それは「走り込む」事だけに意味があるわけではありません。これまでの流れを意識した「走り込み」にする必要があります。

動きの確認をしたあとに短めの距離を走りました。最初はかなりこちらの目指す動きに近づきつつありましたが、本数を重ねるにつれて元の動きに戻ってしまう感じがありました。やはり難しいですね。根気強く繰り返していくしかない。今度時間があるときには今日の練習を1サイクルにして数回繰り返してみてもいいかなと考えています。繰り返していく中で身につく部分も大きいと思うので。走練習と基本的な動きの繰り返し。今の段階はここに尽きると思います。体調は万全ではないと思いますが、高い集中力を保って練習に取り組めたと思います。

その後はトレーニングルームに戻り、ひたすら補強。細かい部分は置いて体幹部の強化に努めました。身体に負荷をかけて帰って栄養を摂ってしっかり寝る。これを狙いにしました。すでに睡眠不足だとは思いますが、身体を疲弊させておけばぐっすり眠れるでしょうから(笑)。それにしてもよくやります。感心します。
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