kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

日誌と前日の感想

2008-12-18 | 陸上競技
昨日の練習を見て感じた事を書き加えておきます。最近夜眠くなるのが早くて、なかなかblogが書けません…。翌日の朝に書くと全てが書けなくなります。そんなにたくさん書くなって話ですが(笑)

昨日は1年生男子がかなり動いていてこれは…と感じました。本人の感覚も私の目で見ても「いいな」と思っていましたが、今日体調を崩したのでこれ以上はなし…。継続できなければ本当の力にはなりませんからね。

1年生女子はかなり多くのモノを学んだと思います。日誌を見てもかなりの「心」の動きが記してありました。以前は「今日は150mを走りました。きついけど最後まで頑張った。」というレベルの日誌を書く者が数名いましたが、内容のレベルが確実に変わってきました。日誌がきちんと書けるようになるという事は、それだけ競技に対する意識レベルが上がっているという事だと思います。想いがなければ書く事もありませんからね。以前は「書くだけ」という選手も多かった。だから、1番大切なモノが理解できない。上手く行くはずがありません。
今回の日誌にはかなりの「想い」が書かれていました。長い間日誌を見て来たので、「相手に良く思われたい」という意図が見える日誌は分かります。今回は「悔しさ」「弱さ」についてかなり書いてありました。特に1年生はかなりのモノを感じています。間違いなく、次回からは強くなると思います。
キャプテンも同じ事を考えていたようで日誌に書いていました。ちなみに2ページと半分(笑)。普通書けませんね。ここにもこの子の「強さ」が現れていますね。この「想い」が1番苦しい場面での力の発揮につながるのだと思いますね。

1年生は走力では戦えても、「心」の部分でまだ2年生に勝てません。「甘さ」と「弱さ」が目立ちます。しかし、目の前に「目標」があるから強くなれると思います。「追う者」の方が断然有利です。強くなるために目の前にいる上級生を目指せばいいのですから。女子は今回1番苦しい40秒走の2本目で引き離されました。悔しかったはずです。1人は折り返し走で勝ち続け、もう1人は負け続けました。この経験も大きいですね。悔しさを貯めていくべきです。3時間の中に普段経験できない事を学べたはずです。確実に成長すると思います。

2年生は「想いを貯める」時期だと思います。なかなか1年生に勝てない状況です。離されないようにするだけで精一杯…。「勝ちたい」想いと「勝てない」悔しさを重ねていくべきです。それが将来の力になります。色々な「想い」があるから強くなれる。意識して欲しいですね。

1年生、正直怖いですね。私が見て来た1年生のレベルでは過去最高です。走力も心も。今の2年生の1年前より上の部分が多い。あとは「心」の強さが本物になるだけ。ここは今の2年生には勝てません。追いつけるか?

全体のレベルを引き上げる2年生でいて欲しいですね。随分良くなってきました。期待していきたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動きの確認と身体作り

2008-12-18 | 陸上競技
昨日はかなり走り込んだので、今日は軽目に。動きの確認とウエイト、補強が中心でした。

部活とは全く関係ないところで「イラッ」とくることがありましたが、気持ちを切り替えて練習。最近はかなり我慢を覚えましたね。今までなら「ウリャー↑」となっている所にさらに追い打ちをかけられていましたが、我慢しました。周りにいる人が「怖かった…」と言ってましたが、とりあえず我慢できました。「意味があるか?」で判断していますが、ここでブチ切れても何も生み出さない気がしたので…。

練習は冷静にみる事が出来ましたね。様々な角度から見ました。少しずつ選手自身も随分動きが分かってきた感じがあります。お互いに指摘しながらやっています。これからの事を考えると選手がやるべき事を理解していなければ話になりません。技術的な練習を継続していかなければまた元に戻ってしまいます。が、明日からしばらく私はほとんど練習を見ることはできません。それをどれだけ理解してやっているでしょうか?自分達でしっかりとやって欲しいですね。

基本的な事を繰り返しています。ドリル、ウエイト、補強といった最も基本となる部分を繰り返す。この中には多くの要素が詰まっています。身体作りはもちろんですが、「強くなりたければ自分自身の意志で取り組め」という部分が大きい。地道に練習を積み重ねて行かなければ強くはならないのです。地味な練習ですから手を抜こうと思えばいくらでも出来ます。補強等も最終的にやるのは自分の問題です。「やれば伸びる」部分が出来ない者はなかなか伸びません。当然ですね。今の選手は確実にやるようになりました。目指す場所のためにはまだまだできると思いますが…。

最後に軽くミーティング。私が居ないときにどうするか?「牛尾となるな、鶏口となれ」と。また、自ら動く事の重要性を説きました。受け身の姿勢では誰も指導してくれません。合宿等で集団に埋もれていたら全く指導は受けられない。お金を払って参加するのですから、人よりも多くの事を学ばなければいけない。自分が強くなるためには積極的に前に出なければいけない。今回中四合宿に参加する者もいますが、他の者に遠慮して埋もれているなら県合宿でも十分です。中途半端に参加するなら意味はありません。県合宿でしっかりやったほうが100%効果がある。せっかく自分よりも強い選手達と合宿できるのだから、少しでも前に出ていく必要があると思っています。

明日から合宿です。参加者は自ら動く事を、学校組はやるべきことをきちんとやる姿勢を。各自がやるべき事をしっかりとやっていかなければいけません。期待していきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

走練習から感じたこと

2008-12-18 | 陸上競技
久々に走り込みました。前半は動きの確認。もう一度、昨日までにやってきた動きを意識させました。いつもと練習場所が違うので、それに合わせた動きをしなければいけません。ドリルはスティック中心にしました。ここにあまり時間をかける日ではなかったので、ある程度やって短めの距離で統合作業。

その後はグループに分かれて走り込み。久々にガンガン走りました。随分動きが良くなっている者がいます。疲れて来てからの動きも大きく崩れる事が少なくなってきた感じがあります。積み重ねは大きい。

この手の走り込みでは、やはり「心」が大きく左右します。男子は数人脚に筋痙攣を起こしました。寒くて筋温が保てないのも影響しますが、その前から「途中で走れなくなるだろうな」という兆候がありました。「気持ち」の面から明らかでした。男子の方が爆発的に力を使いますから、本数を重ねるのは難しいかもしれませんが走りを見る限り「気持ち」が「もうだめだ」という感じになっていました。途中で抜けるとそれだけ負荷がかけられません。他の選手には「1本でも多く走れるのだから差がつく」と言ってから走らせました。走れなかった者は意味を考えるべきですね。

女子は比較的順調。チーム内で走れない者がいますが、「今がチャンスだと思い「差」をつけろ。仲間だけどライバル。勝てなければ上の大会はない。」と話しています。走れない者は走れない中で負荷をかければいい。走れる者はどうすれば「差」がつくか考えなければいけません。150mではスピードの差が出ますね。まだまだ力関係は変わりません。が、フィニッシュの差は全体的に小さくなっている感じがします。全体のレベルをもうワンランク引き上げなければいけませんね。

女子の練習を見て強く感じるのはやはり「心」の強さが走りに大きく影響してくるという事です。2年生の子はスピードでついていけません。150mはやられっぱなし。しかし、40秒走の2本目、1番苦しい所で先頭に立ち、1年生を引き離しました。苦しいのは全員同じはずです。それでも動かし続ける。150mで力を抜いていたら誰でも走れますが、使い切っていましたからやはり「心」の「差」が出ます。他の者の「心」が「弱い」わけではないと思います。それでも「差」がつく。全ては他の取り組みからつながっています。こういう選手は信頼が置けますね。

全ての練習が終わって1年生が「自信が無くなった」と涙を流していました。「まだまだ「心」が弱くて、走ってもついていけなくて「差」がついてしまう」と。当たり前です。「経験」が違います。すぐに全てが出来るわけではありません。誰もが苦しい練習が好きなわけではありません。「弱さ」を抱えながら、練習に取り組んでいます。そこから逃げずに向き合う事で少しずつ強くなるのです。「自信」は最初からあるわけではありません。少しずつ積み重ねていって、春にスタートラインに立った時に「自信」を持てれば良い。確かに記録的にはある程度の「自信」があったのかもしれませんが、まだまだチーム内で「自信」を持つには早すぎます。半年前とは「意識」が違います。本当の勝負はこれからです。ここで何を想い、何をするのかが重要だと思います。

練習としてはかなり良かったと思います。まだ書きたいことがあるのでまた書きます。またも長くなったので(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする