kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

シャフト補強に見るレベルアップ

2016-05-11 | 陸上競技
何の話を書いているか分からなくなっていますねー。まー基本自己満足のblogですから全く問題なし(笑)。私が思うこと、感じたことを書いています。誰かを批判する気持ちも過剰に持ち上げる気持ちもありません。目の前て起きている現実に対して私が思う事を書いているだけです。

月曜日、こちらから「指標」を示してからの練習としました。この部分の効果がどれだけあるのかは正直分かりません。同じことを伝えても「響くかどうか」で全く異なってくるからです。話をした後に注文した道具を箱から出して準備しておくことにしました。こちらとしては「アプローチ」と「環境整備」をします。練習をうまく進めるために必要な道具やケアをするために必要なものを準備していく。最終的には選手自身がそれを使ってどのようにやっていくかだと思っています。ストレッチポールとセルフケア用の道具、更には「セラバンド」を購入。リハビリにも利用できます

その後、練習を見てみると特に女子の雰囲気がさらに良くなっていましたね。それぞれが「可能性」を感じてくれているのだと思います。この日は悪天候のため室内でシャフト補強のみとしていました。重さはもう少しだけ重い状態での練習です。県選手権前にこの重さでやっていました。さらに1年生が自主的に距離を伸ばしての実施。「大げさに書いているだけ」と思われるかもしれませんが、間違いなくハードです。普通の選手であればできないと思います。ましてや「1年生」です。基礎筋力が十分ではない状態でやるのよほどの「気持ち」がなければ無理だと思っています。1年生にそこまでやらせるのか??と言われるかもしれませんが(笑)。

見ていると全員が必死にやっています。2年生は先日まで何度も何度も休みながら実施していたのですがこの日はとにかく連続でやり続けます。下級生に弱いとことを見せることはできませんから。競技力は1年生に負けるかもしれません。しかし、取り組みの姿勢ではこの子たちのほうが間違いなく「先輩」です。自分のことだけではなく下級生に気を配りながらやっています。そういう部分が「成長」だと思いますね。身体的にも精神的にもかなり強くなってきています。面白い。

1年生も必死にやっていました。この子たちの「才能」を磨くためにはこちらも厳しくやらなければいけないところがあります。この日はこちらが何かを言う必要がないくらい必死にやっていましたね。きつい中で股関節をしっかりと曲げる。更には突き出しで肘を伸ばす。「それくらいできる」と簡単に評価されるかもしれませんが「かなりの負荷」というのは間違いないと思っています。普通はできません。2年生と話をしていたのですが「Sが筋力が付いたらすごいことになる」というのは間違いありません。周りが想像する以上の結果を出せると思っています。同じくNとMは「基礎筋力」を上げていくだけで十分戦えるレベルになります。Sは身長があるので少し時間がかかるかもしれません。NとMは足りない筋力を少しずつ上げていくことが最優先。それでも最初に比べると「別人」ですね。本当に面白いと思っています。

ウエイトトレーニングなどは「重いものが上がり始める」ということで「目に見えて効果が分かる」部分があります。しかし、シャフト補強ではそこが分かりにくい。男子としては「本当に強くなっているのだろうか」とういう感じがあるでしょうね。しかし、こうやって見ていると明らかに「レベルアップ」が分かります。同じ動きをやっていても「力の発揮の仕方」が随分違うからです。こういう部分を自分たちの中で「認めていく」ことができれば本当に強くなっていくのだろうなと思っています。

1年生男子は「やることに必死」です。正確な動きなどはできません。少し前までは「フォームを作ってから重くする」という形をとっていました。が、やっているうちに修正できるのではないかと思って今では最初から「ある程度の重さ」でやっています。故障が怖いのでこちら側も細心の注意を払いながら指導していかなければいけませんが。

競技面の成長が日常生活での成長につながっていくかどうか。これも大きいと思っています。ここがつながっていかなければ意味がなくなってしまいます。勉強時間の確保はしています。その時間を本当に勉強につかえているかどうか。ここですね。与えられた時間を有効に使えなければ競技力は上がりません。全てはつながっているからです。物事に対す取り組みの姿勢は「競技だけ」で身につくものではありません。そこをどうすればいいのか。最後は本人たちが感じ取ってくれるかどうかだけ。

随分、雰囲気が良くなりました。男女ともに1年生が入ってきてくれたおかげです。1年生にとっては「今やっていることが基準」となっています。1から積み上げてチーム作りをしていく段階ではありません。これだけでも1年生にとってはプラスだと思いますね。

少しずつ。少しずつだと思っています。
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モチベーション2

2016-05-10 | 陸上競技
続き?になるかどうかわかりませんが。

水泳競技での「オリンピック選考」が少し前に議論されました。「派遣記録」となる記録を準決勝で突破しても意味がないという話。本当の勝負は「決勝」なのだからそこで記録を突破しないと認めないというシステム。シビアです。「勝負」がかかった時に「力を発揮できる」というのが重要だという考え方ですね。シビアですが「戦う」ということを意識した時には明確な選考方法だと思います。

陸上競技もこの形を導入すればよいのではないか?という議論も生まれるでしょうか。水泳は室内で行われますから「競技環境」がある一定レベルで保てます。陸上競技では風向き、天候などの様々な条件が異なってきます。例えば「日本選手権」で「派遣記録」を突破して3位以内に入らなければオリンピックには出場できない、という形になるとかなり厳しいと思います。向かい風が吹いて雨が降ればスプリント種目での選考にはなりません。「どのような条件でも記録を出せ」と言われると正直厳しい。

高校のインターハイ路線では「勝負」で。どれだけ良い記録を持っていたとしても「大会」で発揮できなければ意味がないのです。持ち記録が良ければそれで「安心」するかもしれませんが・・・。実際のレースでスタートでバランスを崩してしまえばそこで終わってしまう可能性もあります。「きちんと走っていれば上の大会に進めたのに」とか「バトンさえ渡れば勝てたのに」というのは「言い訳」にしかなりません。チャンスは「1度きり」だからです。そこの部分で「力を発揮できなければ勝負はできない」という判断と同じだと思います。

地域差もあります。関東や関西であれば「県総体」が「ブロック大会」以上のレベルで実施されることもあります。先日親しい指導者から連絡がありましたが埼玉では女子の400mで予選から「59秒台」で行くそうです。60秒8では予選落ち。決勝では55秒台が3人と56秒台が1人いる。この状況では勝ち上がるというのは普通にやっていたら不可能です。「県で1番になった」と喜んでいても広い世界を見れば「まだまだ」なのです。ここに関しては「指導者の感覚」というのもあると思います。県総体を抜けて「ブロック大会に行けばいい」という考え方の指導者もいると思います。それはそれで間違っていない。どちらかというと「大勢を占める」のではないかと思っています。

私は「上で勝負したい」と思って話をします。県総体に出れるかどうかという選手からすれば「この人の言っていることは無理だ」と思うかもしれません。が、いつも「少し上」を見て競技をしていたらそれ以上上には進めないと思っています。実際は「めちゃくちゃ本気でやっている選手たちがいる」のです。同じ高校生です。競技力は違っても「インターハイ」という大きな目標に向かって進むことはできます。途中で終わってしまうかもしれませんが「遠い目標」に向かって進んでいるだけでも必ず近づいていきます。県総体で決勝を目指す選手がいる。だからいつも「お前は県で決勝に残ることを目標にしよう」と話をするのでは「そこから先」が見えない気がします。これは私の感覚ですから「正当化」するつもりはありません。

今回、女子には「中国大会で48秒5を切ってインターハイ出場」という話をしてます。「49秒67」を1度出しただけのチームが何を夢のような話をしてるのか?と言われるでしょうか。別に言われてもいいんです(笑)。私は本気でそう思っているだけだから。50秒を切ったところで近畿や関東では「ブロック大会」には進めない。あくまでここは「通過点」でなければいけない。現状に満足させたくないですし、本当の力が出せるようになれば「48秒5」は不可能な記録ではないと思っています。1年生が疲労が抜けてきちんと全開で走れれば十分可能なのではないかと。過大評価ではありません。それくらいの力を持っている選手が複数いるからです。

だからこそ「今の自分たちの位置」を知らせる必要があると思っていました。ここは男子も同様ですが。今の自分たちがどこにいて、どこまでいけば「次へ進めるのか」を把握する必要があります。地図もなく「進め」といっても進めないと思うからです。具体的な数値を示す。あくまで「参考」かもしれませんが過去のデータと比較していって「自分たちの力をどこまで上げればよいか」という「モチベーション」にはなります。「最低限の条件」まで力を上げなければ「勝負の舞台」に立つことさえできないからです。

「インターハイを目指そう」「中国大会を目指そう」と口にするのは簡単です。「中国大会に行くために頑張る」というような「抽象的な目標」では道に迷います。「中国大会」の方向には進んでいるでしょうが単純に頑張るだけで届くのであれば誰もが届いています。そうではない。「どこまで力を上げないといけないか」を自分自身が真剣に考える必要があるのです。「立ち位置」が分かることでモチベーションも上がってくると思います。本当に必要なことが見えてくるから。そこがないと戦う位置まで上がってこれない。

まー私がそう思ってやっているだけです。「強い選手が集まったから記録が出て当然」と言われるのは覚悟の上です。本当にそれだけで勝てるのであれば簡単だと思います。そこに向けてどうモチベーションを維持していくか。さらに上げていくか。取り組んでいる選手の表情を見てもらいたいと思います。毎日練習を見ていると表情の変化が印象に残ります。これからだと思っています。

私は私にできることをやる。それはどのような準備かは分かりません。その時その時に必要なことを示していきたいと思います。
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モチベーション

2016-05-10 | 陸上競技
月曜日、朝から雨でした。日曜日の天気が嘘のように雨。寒暖の差というレベルではないですね(笑)。暑いのか涼しいのか。暖かいという域は既に越えています。身体を慣らしていかなければいけません。

テスト週間に入っています。私自身思うことがあり「今の位置を知る」という事をしました。これまであまり意識したことがない部分です。本来であれば「強い者が強い」というだけです。持ち記録が良くても実際にレースで一斉にスタートしなければ「力関係」は分かりません。「記録」は指標にはなりますが「力を判断するものではない」と思います。

こんな書き方をすると気分を害される方も出てくるかもしれませんが。日本のトップ選手であっても「思いがけない記録」を出すことがあります。が、何故か分からずに出てしまった記録は「再現性」がありません。芸人ではありませんが「一発屋」という感じでしょうか。チームによっては「試合を練習として使う」というところもあります。レースに何本も出ていたら「ハマる」事があるのだと思います。それが実力なのか?と言われると分かりません。それだけの記録を出せる「可能性」はあるかもしれませんが「次も同じ事ができるかどうか」は全くの別問題です。

学生の頃だったでしょうか。他校の選手が驚く記録を出しました。私は直接関わる事がないので遠くで様子を見るという感じ。11秒台の選手がいきなり10秒6を出しました。周りは「本当に?!」という感じでした。一緒に走ったら負けることはないが、10秒6という記録はすごい。電気計時ですから本物のはず。しかし、それ以後はまた11秒台。10秒台で走ることさえ難しい状況でした。本人がどう思っていたかは分かりませんが「出てしまった記録」という部分なのかもしれません。記録というものは陸上競技の大きな「目標」となりますが「持ち記録」で勝負が決まるわけではありません。「持ち記録は良いけど...」という選手は大勢います。

昔は「長居参考記録」と言われていました(笑)。長居の競技場ではトラック一周追い風が吹く事があるという話でした。自分が思っている以上の記録が出てしまう。記録を出すという意味では大きな意味はあると思いますが、それだけではなく「勝負」がかかってくる高校の大会では「記録」というだけではなく「勝負強さ」という方が評価されるのかもしれません。

話が大きく逸れました。これだけ書いておきながら「記録」について見てみることにしました。繰り返しになりますがあくまで「指標」でしかない。これがどうだからという気はそれほどありません。でも選手にとっては「モチベーション」に影響します。あと少しずつ努力すれば届くかもしれないという気持ちになれば「最後のひと頑張り」ができます。1人がほんの少しずつ速く走ればリレーはタイムが出ます。みんなが「もう少し」という気持ちで取り組んでくれれば全く変わってくると思っています。

女子は現時点での中国地方の記録を集めました。50秒を切ったチームだけに絞っていますが。49秒を切っているチームが3チーム。これはまだまだ参考にしかなりません。中国大会で予選通過しようと思えば50秒切りが必要になります。が、49秒台では「行って終わり」です。偉そうに思えるかもしれませんが、「参加する」事を目指しているわけではありません。戦いに行くのです。「そんなに焦らなくても」といわれるかもしませんが、焦っているつもりはありません。今のチーム状況を考えるのであれば「行って終わり」というのは勿体ないなというだけです。現時点で10番目。実力的には16番目くらいでしょうか。潜在能力としては8番以内が狙えると思っています。過大評価ではありません。

男子は今のタイムでは県総体で「予選通過」がギリギリです。それはそれで一つの大きな目標になります。が、力を出し切れずに終わるというのでは面白くない。過去10年以上の県総体の結果を示しました。前任校で決勝に残ったが「10センチオーバーゾーン」と言われ失格。数年前は43秒47を準決勝で出しましたが43秒43までが決勝進出ライン。9番目で落ちました。今の力は44秒中盤くらいだと思っています。が、それが出せません。単純計算で記録が出せたとしてもそこまで達していないのです。プラスアルファの力が出せるようになるかどうか。

具体的に数値で示すことで「モチベーション」は変わると思っています。ひょっとしたら届くのではないか?!と思ってもらえたら戦える可能性が出てきます。数値を見て「無理だわ」と思うようならそこまで。どれだけやっても結果は見えています。こちらもできることはします。しかし、最後は選手だと思っています。「その気」にならなければ強くはなれない。それだけの話です。

もう少し書きたいのでまた書きます。
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勉強会&スピード刺激

2016-05-09 | 陸上競技
あれこれやっていたらあっという間に時間が過ぎてしまいます。うーん、「忙しい」というのとは違うと思うのですが。自分にとって必要な時間を大切に使っていると思っています。blogを書いていなかった言い訳でないので(笑)

土曜日、練習場所の関係で午前中は勉強会としました。「必要があれば」という形にしましたが。昨年はほとんどやりませんでした。前任校では毎回実施。今回からは「商業科目」に関しては私が教えるという形をとりました。塾と同じです(笑)。「自学自習」が理想ですが昨年度やってみて「商業科目の進度が早い」というのが分かりました。自宅で毎日勉強しておいてくれると助かるのですがハードな日程ですからそうもいきません。ここでやっておかないと「検定前に練習できない!」という恐ろしいことになります。しっかりとやらせなければいけません。

9時から12時すぎまで。途中食事も挟んでいますからトータルで2時間半くらいでしょうか。もっとしっかりとやらせたいのですが時間の関係でここで断念。練習へ移動。

練習は13時からとしました。とにかく暑かった。湿度も高くなっていて倒れてしまうのではないかという感じがありました。これだけ一気に暑くなると女子は「貧血」の危険性が出てきます。このことも伝えました。あとは各自が意識して対策をしてくれるかどうかです。体調管理は簡単ではありません。細かいところも含めてやっていく必要があります。そのためには保護者の協力も。自分達だけでは出来ないことがたくさんあります。常に感謝の気持ちをもってやってもらいたいですね。

練習はいつもの流れで。それほど長い時間やるつもりはありませんでした。最大でも3時間。早く終わればそれに越したことはないかなという感じではありました。動きの確認をしながら進めていきました。少し動きが重いなと感じる部分がありました。かなり疲れも出ていると思います。当然の話ですね。とはいえ、ここで気持ちが切れてしまうようでは勝負の舞台に立つことはできません。

並走をやってからバトン合わせ。少し時間をとりながらやっていきました。私はあれこれやっていたので細かく見ることができませんでした。これは本当は良くないのですが。かなり大切にしている部分ですが、優先事項が他にあったのでそちらへの対応。こちらでコントロールする事も必要、同時にその状況に合わせて自分達で対応する事も必要。管理する事と任せる事のバランスが難しいのですが。

バトンなどでも自分達でとっさに判断することが必要になります。出遅れた、早出したという場合に私がそばにいて指示を出すことは不可能です。場面に応じて自分で考えなければいけない。「ミスは生まれるもの」として考えておかなければいけないと思っています。「ミスをしないために」という練習をしする。当然必要だと思います、しかし、「ミスをした時にどう対応するか」という部分が勝負の明暗を分ける気がします。てっていしたいですね。

最後に120を3本走って終わり。全員同じにしました。ここまでにかなりスピードを上げて走っています。この段階で動かなくなる選手もいます。最初から動いていない選手もいましたが。この120mの大切さを自覚してやっていけるかどうか。ひいき目に見ているわけではありませんが2年生の女子はかなり積極的に走るようになりました。結果も伴って来ています。それを他の子がどう感じ取れるか。「その気」になれば大きく変わります。「頑張ります!」と口にするだけでは何も変わらない。行動自体を変えていかなければいけないのです。

最後に少しだけ話をしました。陸上競技はスタートラインに立った時にはほぼ勝負が決まっていると思います。そこに立つまでなにをするかです。バトンが落ちるという事もあるのかもしれませんが、それも対策を打っておけば対応できるはずです。スタートラインに立った時にいきなり実力が上がることはない。そうであれば普段何をしてそこの時間を迎えるかだと思っています。感覚の問題かもしれませんが。

緊張感を持った練習を積んでもらいたいなと思います。
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育てる&意図的?に落とす

2016-05-07 | 陸上競技
金曜日、学校でした(笑)これだけ飛び石のように休みと学校があるとなかなかしんどいですね。生徒も私も(笑)

この日、朝の「さわやかモーニング」というローカル番組を見ていました。朝練の開始時間が少し遅くなったので気持ちゆっくりしています。番組の中で「今日の運勢」のコーナーがあります。そこで私の生まれ月は「そんなに良い感じではない」とのこと。まーいつも良いことはないですから大して気にしてはいないのですが(笑)。

そういえば前日tokushoに荷物を届けたのですが奇跡的にBOSSがバーベキューをされているタイミングでした。普段なら絶対にあり得ない展開ですがこの日はラッキー。どさくさに紛れてお肉をいただきました(笑)。それを師匠に報告すると「県総体までに運を使い果たすように!」と(笑)。普段がアンラッキーなことばかりですからこういう少しのラッキーが大きく受け止められます。

話が逸れましたが「今日の運勢」の中でラッキーアイテム?が「ガーデニング」でした。どんな話だよ?!という気はしましたがこういうのに便乗するのは好きなので。先日からニュースで「ファミマのサラダ」のことが取り上げられていました。「育てるサラダ」の事です。コンビニでサラダを買ったらすぐに食べられるものではなく「菜園」のように育ててから食べてください!というコンセプトだったようです。「分からない!」というニュースが出ていたのです。私的には「植物を育てる」というのが楽しいのでこの「育てるサラダ」欲しいなと思っていました。

このタイミングで「ガーデニング」がラッキーだというので早速購入することにしました。



確かに一目見ただけでは「普通のサラダ」のようです。が、持ってみたら全く違うのが分かります。間違えて購入する話ではない(笑)。このシリーズ、野菜だけではなく「薬味」としてのネギなども販売されているようです。面白い(笑)。ぜひ菜園を広げていきたいですね(笑)。昨年は教室で「トマト」を育てていたのですが間引いていたら枯れてしまいました・・・。辛い。今回も教室で育てるつもりですがある程度の対策をしていきたいと思います。枯れたら落ち込みますからね。



ちなみに先日から教室で「ワイルドストロベリー」を育てています。簡単な植物なら大丈夫だろうということで(笑)。芽が出てくると生徒も喜びます。いつの間にか水やりもしてくれています。私としては「生徒と共有するもの」が欲しいと思っています。どうでもいい話かもしれませんがこれにより生徒が保護者と会話するきっかけになるかもしれません。どうでもいいことなのですがやはり必要な部分はあると思っています。私が楽しみたいというのがメインかもしれませんが。ガーデニングをすることでみんなが「幸せな気持ち」になれるのであればそれは意味があると思います。

ちなみに「育てるサラダ」はこんな感じになります。



そのうち大きくなってくれると思います。発芽まで2~4日。収穫まで30~40日。おいおい、野菜食べるの夏になってからかって話ですが地味に楽しんでいきたいと思っています。

練習は「ドリルのみ」としました。この日から「テスト週間」に入っていました。「練習時間は1時間程度」となっています。3日間かなり詰めて練習をしていますからちょうどいい休養になるかなと。思っていたよりも短時間で終わり40分くらいで解散としました。勉強時間の確保。これも当然必要になります。テスト週間であっても県総体のことを考えると「練習しない」という選択肢はありません。必要な練習をやっていかなければいけないのです。そういう意味合いもあり早めに終了しました。

が、見てみるとほかの部活動は普通にやっています。ん??と思って「行事予定表」を確認すると「練習時間が1時間」となるのは来週の月曜日からのようです(笑)。来週の土曜日から考査が始まるので「金曜日にテスト発表をする」だけだとか。おー、そういうことねと思いましたが時すでに遅し。解散していました。まー、金曜日はほとんどやらないと決めていたのでどちらにしてもこれくらいの練習になっていたかなとは思いますが。「できるのにやらなかった」となると少し損をした気分になります(笑)。

神様が「普段やり過ぎなんだから少しは休めよ」と言っているのだと思います、選手はこうやって「落としの日」がなければ体が持たないでしょうから。筋肉痛などのことも考えるとちょうど良かったかもしれませんね。意図的に落とした!と自分の中で言い聞かせればいいだけ(笑)。翌日は少し走りたいと思っていたのでそのための準備という感じでしょうか。

なかなか充実したblogになっています。競技とは関係なくなっていますが(笑)。お許しを。

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更なるトレーニング

2016-05-07 | 陸上競技
木曜日、この日も朝からトレーニング。間違いなく一昨日のトレーニングのダメージが残っていると思います。それでも身体作りを優先したいと思っています。前日に走っているのもありますが「疲労感」はかなりのものだと思います。tokushoと合同練習にしていました。単独ではできないかもしれません(笑)。この冬の間定期的に一緒に練習をしてきましたから打ち解けています。お互いに「自分達だけの力」ではなく練習を進めていく事ができます。お互いにプラスになるはず。

シャフト補強で使うシャフトにテーピングを貼りました。うちが行うような形でシャフトを使うのはひょっとしたら「本来の目的ではない」のかもしれません。前回のシャフト補強の後、確認すると男子の手の皮が剥けていました。これまでもずっとやってきていたはずですが今回は複数が痛そうにしていました。シャフトの握りの部分がザラザラになっているのでそこの部分で擦ってしまうようです。痛みが出て練習にならないというのは絶対に避けないといけません。こちらとしてもそのための対策はしておかなければ。

そこからシャフト実施。筋肉痛だからこそ意識しやすい部分があると思います。股関節や臀部は痛みがあるはず。つまりそこを動かそうと思えばかなりの意識が必要になる。大切な部分を意識するにはこういう機会も必要かもしれません。20人以上でシャフトをやっていますからなかなか賑やかです。前に比べると声も出るようになっているので明るくできていました。

筋力的にキツい選手もいますからこの手の練習はかなりしんどいと思います。それでも周りが見ていますし声かけをしてくれます。その中でやっていけば「やらざるをえない」状況になります。こういう部分でも「チーム力」が問われるかもしれないですね。励ましあいながらやっていける雰囲気が理想。特に1年生は「生まれたての子鹿」のようにプルプルなっています。段階を追って負荷をかけているつもりですがそれでもキツいと思います。ここを乗り越えていけるとかなりの力になると思います。

この間にマネージャーに「岩塩」を削ってもらいました。 栄養補給として練習終了後にすぐに「たんぱく質」を取れるように指示をしました。前任校ではプロテインを購入して飲ませていました。今はこちらも考える事があり別の形で。あえてご家庭で「ゆで卵」を準備してもらってそれを食べる事に。家庭の協力を得て選手を育てていきたいと思っています。しばらくは安価で栄養補給ができる「ゆで卵」を取らせたいと思います。納豆でも良いのですがさすがに(笑)

ゆで卵をそのまま食べるのもしんどいだろうなと思い「塩」を準備する事に。アジシオでは面白くないので「岩塩」を使う事にしました。岩塩はそのままでは使えないので削る必要があります。普通は調味料ですから使うときに必要なだけ削るのだと思います。今回は必要量がハッキリしないのでひたすら削ってもらう事に。大変だと思います。



大きな岩塩をマネージャー2人がひたすら削る。地味な作業でしたがマネージャーが一生懸命にやってくれました。大きな岩塩が地味に小さくなっていきます。こういう労力に選手は支えられているのです。



削ったものを「アジシオ」の入れ物に入れて管理。下にあるものはピンク色になっています。上の方は白っぽい。同じ岩塩なのですが塊によって多少色が違うようです。これも面白い。ピンクが強いものはミネラルが豊富だという話です。ほんの少しのことですがこちら側も意識してやっていけたら良いなと思っています。



シャフト補強とプレート補強をやってから「サーキット」を実施。これも全身運動です。本当はもっとたくさんの種目を取り入れていきたいのですが場所や負荷の関係もあります。今はある程度の所で止めておいた方が良いかなと。まーこれだけでもキツいとは思います。やっていくうちに雑になる部分もありますがひと段落ついたらまた一から見直していきたいと思いますね。雨が降るとダイナマックスを投げる動きが出来ません。天気が良い時にしっかりとやっておきたいですね。

あまりに暑いので陰で補強を。腹筋背筋から始めて腸腰筋、股関節周辺の補強を1時間程度やったでしょうか。前回と同様数人は後半でグッタリしていました。ある意味当然だと思いますね。3時間トレーニングをひたすらやって元気だというのはありえません。負荷をかければそれなりに疲れる。あとはその中でどうやっていくかだと思います。

最後に少し話をして終わり。力が付いて来れば周りから注目を集めます。これも何度も何度も言っています。日常生活の話を私が繰り返し言わないといけないようなチームでは本物にはなれません。勉強にしても服装にしても態度にしても。他の者であれば言われないことであっても「注目を集める」ようになるとそういう部分を言われるようになります。昨年であれば誰もチームのことを見ていないのであれこれ言われることはなかったでしょう。しかし、もう前とは異なります。

少しのことを批判的に捉えられる場合もある。試合会場の態度も含めてですね。目立てば目立つほど「揚げ足をとる」という行為が生まれます。これは間違いない事実。私は選手の取り組みが正当に評価されるべきだと思っています。これだけの練習をやっているのですから、他のことであれこれ言われるのは面白くない。そうであればやはり「自分で意識して動く」というのが大切になると思います。テスト週間に入ります。部活ばっかりやっている、というような言われ方をするのは嫌ですね。勉強時間の確保もしていますから。

最後は選手自身が「その気になる」かどうかです。選手個人だけではなくチームとして「その気になる」ことができれば大きく変わってくると思います。話している内容が伝わるかどうかですね。

こういう部分も含めて「ゆで卵」を準備してもらいました。自分だけではなく家族の協力があるから栄養補給も出来るのです。そういう部分は「当たり前」ではなく特別なことだという感覚を持つ。試合会場で自分にできる最大パフォーマンスを発揮することが保護者への恩返しとなる。支えてくれる仲間やマネージャーへの恩返しとなる。そういう感覚を持てるかどうかです。「感謝」という部分は忘れてはいけない。

そんな話をして練習を終えました。良い練習だったと思います。
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枠にハマる

2016-05-06 | 陸上競技
ほとんど雑記になると思うのでお許しを。

すべての面で「枠にハマる」生き方をする。これは楽しいかどうか。考えさせられます。「真面目だね」と言われることは本当に素晴らしいことなのか。世の中にはルールがある。それは当たり前のこと。ルールがなければみんなが好き勝手なことをしてしまって大変なことになる。日本では車は左側を通るというのは「決まり事」であってそれを破ると事故を起こすなどの大変な迷惑をかけることになる。

いつだったか忘れたが「校則を守る」という話になった。かなり前、何年も前のことだったと思う。私の性格的に「四角四面」でキチッとルールを守らせることに大きな意味があるとは思えない。「個性」というものが何処まで許されて何処からが許されないのか、という話だったと思う。

世の中の大半は「曖昧」だと思う。全てが枠の中に入りきるものではない。校則やルールも「1ミリも外れたら許されない」という世の中であればこんな窮屈なことはない。当時話したのは世の中は「白」と「黒」に明確に分けることができないことの方が多い、という部分。私は指導はする。逸脱するのは許してはいけないと思っている。が、微妙なラインはかなり大雑把にする。これも「あいつはなんなんだ」と言われるのかもれない。

その時に話したのは車でのスピード。50キロ制限の所を「50キロ」で走り続けている人間がこの世にどれだけいるのか?これもblogに明確に文章にしたら批判しますか?50キロ制限であってと60キロ近くスピードが出るともある。流れの中でそれを無視して「ガチガチに生きる」ことって本当に意味があるのだろうか。教育することって「人の言うことを全て聞き入れる真面目な子を育てる」ことなのか?ここに大きな疑問を持ってやってきた。

私は「グレー」の部分の方が大きいと思う。そんな話をしたが「学校現場は白と黒を教える場所だ」と言われた。価値観の相違といえばそこまで。その時の話は「50キロ制限の道を常に50キロで走らせるのが教育だ」という感じになりました。そういう方針の中で私は「存在意義」があるのかどうか真剣に考えましたね(笑)。

私自身が「枠にハマっていない」気がしています。逆に世の中には「杓子定規」にキチッとした生き方をしていない者を許せないという風潮もある。きちんと言われたことをやり続けること、ルールのみを遵守することが「いい事」でそれを外れたら「許されない行為」として捉えられる。指導に全て従う子ばかりだったら本当にそれは面白いのか?勝負の場面で「はい!」とだけ言っている選手が勝てる気はしません。もちろん、素直に取り組めるという部分は大切だと思いますが。

世の中の全員が「50キロ制限道を50キロで走り続ける」というのは面白いだろうか。みんなが常に言われた事を「はい!」と聞いて「お利口さん」と言われる生活をしていたら世の中は「平和」だろうか。ここに関しては私は面白くないと思っています。勉強だけを真面目にやるのが人生ではないと思っている。もちろん、そういう子がいることを否定するわけでない。そこに対する価値観が「なにを持って正しい」とするのか。

極論で話をする。ディベートのような話。そうであれば「曖昧さ」は存在できない。本当に「白」か「黒」で討論をするのだから。微妙なところは許されないのだと思う。

Mr.Childrenの「GIFT」という曲の歌詞の一部。

「白か黒で答えろ」という 難題を突き付けられ
ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に 無限の色が広がってる
君に似合う色探して やさしい名前を付けたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ


私は「赤」が好き。「赤」といっても明るい赤もあれば暗い赤もある。そしてその色を「赤」と名付けた人がいる。人の好き嫌いはそれぞれであり、同じものをみても「良い」と思う人もいれば「嫌だ」と思う人もいる。共通する感覚を万人が持つのは無理だと思っている。

私はある意味「適当」な部分がある。片付けはできない。何かに没頭したら前やっていたことを忘れたりしてしまう。これなんて「枠にハマる」という部分からすれば完全に「アウト」だと思う。それでも他の部分である程度出来ているから「社会生活」が送れている。私が「聖人君子」であり「非の打ち所がない人間」であったら魅力はあるだろうか?自分では想像できないが「面白味がない」と思う。誰でも同じ事が出来るなら「kaneko」という存在は必要とされない気がする。

まー世の中は「行き難い」と思います。きちんと出来ない事があればもちろん腹は立ちます。同じことを何度も繰り返し修正の余地がないという状況であれば指導する意味もないかなとも。それでもしつこく関わる部分はあります。「秀でているモノ」があればそれを認めつつそれ以外の部分の「短所」を少しずつ埋めていけば良い。その「短所」は実はその子の特徴であったりする場合もある。一概になにが「短所」などとは言えないのかもしれない。

競技を通じて少しずつ成長できれば良いと思うし、させていかなければいけない。それは譲れない部分ですね。その視点を失ってしまったら意味がなくなります。「育てる」という気持ちは持ち続けたいなと思っています。

度量が小さくならないように自分で自分を見ておかなければいけない気はしています。中途半端な生き方はできませんから。

なかなか難しいですね。考えさせられます。
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走り込み

2016-05-05 | 陸上競技
水曜日、この日は走り込みとしました。前日にかなりの負荷をかけています。通常考えたら「走るのは無理」だと思います。前日のトレーニング負荷はかなり高かったですからね。分かっていますが「3日間高い負荷をかける」という話はしています。あれだけ話をしていたので身体のケアに関してはやっているはずです。だからと言って「筋肉痛が劇的に治る」ということは考えられません。それでも多少なりと改善されるのであれば随分違うはずです。

あまりにも股関節周辺や大臀筋に筋肉痛がきている様子でした。あえて更に負荷をかける(笑)。筋肉が温まるとそれだけでも随分痛みが緩和されるはずです。「筋肉痛は動けば治る」というのは嘘です(笑)。物理的に筋繊維が切れているのですから治るはずはありません。温まれば緩和されるというレベルの話です。

動的柔軟をしてからその場でのハードル股関節。さらにはリズムハードルまで。筋力がない女子ほどキツかったと思います。速い動きをするのも辛いと思います。逆に痛みがあるということは動かしたいところに意識をもっていきやすくなります。モノは考えようです。弱い部分が強くなるために筋肉痛が来ているのです。まー酷い者は少し動かしただけで痛みがあるようでした。単純に「筋力低下」があるんだなと分かりますね。

そこからは普段のドリルをやりました。痛みがあるからこそ丁寧にやるという感じでしょうか。意識して身につける。練習中に「筋肉痛で出来ない」という発言を誰もしませんでしたね。こちらから「どうなのか?」と聞いて初めて答えるという感じでしょうか。まー言っても仕方ないという感覚になっているのかもしれません(笑)。強力なプレッシャーをかけているわけはありません。悪しからず。

この日の前半はスピード練習。ドリルをやってから「マーク5歩」を2セットくらいやりました。最初3本やってからマークの距離が遠い感じがしたので少し修正してから数本。見ていて動きが緩慢になるようなら修正が必要だと思います。これは感覚なのだと思います。棒高跳びの練習もこうやってずっと見ていたら私でも課題が分かるようになるのか?自信はありませんが今後のことを考えるとやるしかないなという感じですね。

そこから並走。これは直線で。さらには「30&60」を2本ずつ。短い距離を中心にしっかりとスピードを出すようにしました。バトンパスの練習に加えて加速と中間の維持。ショートスプリントに必要な要素を詰め込んでいます。こういう練習は「内容の理解」が大切だと思っています。目的意識を持った練習になれば本数が多くなくても対応できると思います。高校生ではそこまでは求めにくいのである程度の本数を消化する中で身につけていくのがベストではないかと考えています。キツイでしょうが総体などで何本も走るための練習にもなります。

かなり走ってから短短と短長に分けて練習開始。短長は3人(笑)キツイと思いますが「400mのための練習」をしました。今年は男子の400選手が入学してくれました。本当はマイルに重きを置いてやってみたいのですが今の段階ではそこまではできません。個人で400がある程度走れるようにしていきたいと思っています。秋までに走れるようになるのが目標。前任校のヨンパの女子選手がいるのでそこも一緒にという感じですね。

これまでは短い距離を使っての練習でした。短長はこれである程度戦えるという自負はありますがやはり「感覚をつかむ」という意味で250mと短い距離の組み合わせをすることにしました。400mの目標タイムに合わせて250mのタイムを設定。基本「全力で走る」というのが練習スタイルですがこれから男子の400mをやろうと思ったらこの辺りはやらないといけないかなと考えています。真面目に400mでも頂点を狙っていきたいと思っていますから。

1年生が一番後ろから出ていく形となりました。スタート地点でタイム差をつけてフィニッシュで当時に入る形が一番やりやすいかなと。3セット行いましたかま体力的にギリギリでしたね。それでもこういう練習を積み重ねていくことで「持っている力の有効活用」が出来るようになっていくと思います。耐えられる本数ではなかったのかもしれませんがこれからの事を考えて少し強めに。なんとか設定タイム近くのタイムで入ることができました。本当はあと2秒くらい設定タイムを上げていかないと上のレベルでは戦えないのですが焦らず、ですね。

短短はあえてグループ分けしまし。総体に出場権を得ていない者が他の選手を引っ張って刺激を与えるようにしようと。これまでは男子のみ、女子のみという形で走っていましたがこの日は「男女混合」で。それぞれが「自分にできること」をしっかりとやってもらいたいなと思ったからです。総体に出ないから関係ないという雰囲気作りはしたくないですから。走力的に女子より少し速い者を各グループに配置して男子→女子→男子→男子の順で走らせました。

練習ではやはり圧倒的に男子の方が強いですね。女子は置いていかれてしまいます。150mも走りましたがかなり差がついてしまいました。男子にも意地があるでしょうし。あまり差がつくと女子は意欲減退しますから、2セット目は女子を先頭にしてとにかく「逃げろ」というのが形に変えました。これの方が必死に走りますね。短短200mまでを視野に入れています。もちろん明らかに100mしか持たない走りをする選手もいます。男子は特に。これがもう少し力の使い方が上手くなってくれると100mの記録も上がるのですが。

久々に走る練習をした者は痛みもあるようでしたが「できる限りのことをやる」ようにしました。足の痛みもあるだろうし激しい筋肉痛もあるでしょう。その中で走るというのはこちらが想像するよりも精神的にも肉体的にも辛いと思います。ここは我慢だと思っています。キツそうな顔をしていた所を2年生が声かけをしてくれていました。練習中は比較的笑顔で出来ていたので大きいかなと。

全体的に良く耐えて走っていました。動けないくらいのダメージがある中での練習です。1人でも嫌々やっていたら雰囲気が悪くなると思います。そうならなかったのは意味があると思います。合同練習だからできる部分もあるでしょう。お互いに声かけをしながらやっていける。チームは異なりますが一緒に練習をし続けていますから「先輩後輩」という感じがあります。特にこういうキツいメニューの時には刺激があるというのはありがたいですね。

最後にハムストリングの補強をかなりやって終了。翌日に走らないのでここで負荷をかけておきました。どれだけやるのか?という話ですね。テスト週間に入れば負荷が減ります。超回復のためにも高い負荷は必要だと思っています。

練習場所を離れてからの生活のこともしつこく話ました。勉強することも必要ですし、身体のケアや栄養補給も大切。同時にストレッチなどを毎日やっておくことも必要。限られた時間しかありません。遊びながらダラダラしながら「競技を真剣にやる」というのは不可能だと思っています。時には必要だと思いますが毎日そちらを優先してやっていくのは不可能。自分のための時間を作れないとダメですから。

強い負荷をかけています。それに見合うだけの事をやってもらいたいと思います。結果を出そうと思えばそういう部分は外せません。食事を作ってくれたり、弁当の準備をしてくれる保護者がいるから競技に集中できる。試合できちんとした姿を見てもらえることが一番の「恩返し」です。支えてもらえる多くの方々に「競技をする姿」を見てもらえる。大切です。

ハードな練習でした。それでも良くやってくれたと思います。
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今考えると

2016-05-05 | 陸上競技
中学時代の話。恩師に「お前が一番怒った気がする」と言われて色々と思い出しました。幼かったというか本気でなかったというか。ほぼ時効だと思うので適度に書いておきます(笑)

当時、我が恩師はめちゃめちゃ怖かった。25年前ですからそれはもう怖いっていうものではない。どのような時代だったかというのは同年代の人なら分かると思いますが今では想像できないでしょうね。

これは恩師ではないですが当時の体育教員の話。今では偉くなっているという噂ですが(笑)。体育の授業で最初にアップをする。腕立て伏せをしていたと思います。私は普通にやっていたのですが「kaneko、※☆\%〒$」(声が小さくて分からなかった)と言われる。よく分からないのでそのままやっていたら信じられないくらい激怒されました。「お前だけ他の者より浅いって言っているんだ!」と個人的に指摘されその時間が終わるまでずっと腕立て伏せをさせられる。中学生にそんなにできるはずがない。キツくなって休んだらまた激怒される。うーん、理不尽極まりない。それがまかり通っていましたからね。

話を恩師との思い出に戻します(笑)。前の記事にも書きましたが何が理由だったかは忘れましたが怒られてその場に立っておけ、と言われて練習が終わるまでずっと立たされていました。全体集合も参加できず。そのまま恩師は車に乗って帰って行きました(笑)。え?これどうするんだよ?!と思いながらもうしばらく待っていると数十分後に戻ってくる。また怒られてその場は終わりました。中学生ながら「これは完全に忘れていたな」と悟りました(笑)。部員が80人近くいました。1人で全部を見ていたので気が回らなくなる事も突然出てきます。今なら理解できるかもしれません。先日の言い訳→「お前、色が黒かったからなー。暗くて分からなかった。」。いやいや、単なる悪口ですよ(笑)

まー本当に怒られました。当時は練習中に「一切無駄話をするな」と言われていました。時代です。それでもこんな性格ですからウインドスプリントをしてからスタート地点に戻るまでに話をします。普通に話すだけならまだしも友達と「しりとり」をしながら歩く(笑)。もちろん、めちゃめちゃ怒られる。小さい声で話しておけば良いものの段々と盛り上がってしまって(笑)。当時の「怒られる」は今では考えられないくらいのレベルです。今同じ指導をしたら100%保護者からクレーム殺到でしょうね。

覚えているのがクラスマッチの練習。各クラスで時間が割り当てられてグランドの端で練習をします。体育の授業で使っていない場所で跳びます。長縄跳びの練習だったと思います。盛り上がるかな?と思って傘を持っていって傘をさして長縄を跳んでいました。すると職員室から「kaneko、来い!」と拡声器で呼ばれる。恩師でした。「何をふざけているのか?!お前のせいで体育の授業をやる気がなくなった!!」とめちゃめちゃ怒られる。それによりクラスマッチの練習は取りやめ。みんなに申し訳ないなという感じでした。うーん、お調子者でしたから。

3年生の修学旅行の前日。友人と一緒に翌日の買い出しに駅の近くにあるお店へ。25年前です。今のように携帯電話やスマホがあるわけではありません。買い物に行ったついでに「ゲームコーナー」で遊んでいました。唯一の娯楽施設でしたから(笑)。当時は「ゲームセンターへの立ち入りは禁止」という形になっていました。私はコインゲームをしていたと思おます。あくまで自分の中では「ゲームセンター」ではなく「ゲームコーナー」です(笑)。それほど長時間遊ぶつもりはない。コインを入れた瞬間に何形に嫌な予感が。ふと通路を見てみると恩師がこちらを見ています。目が合う。「終わった」という印象しかないですね(笑)。ニコッと笑ったのでこれはいけるのか?と思ったら「すぐに学校へ」と笑顔で一言(笑)

学校に友人と呼び戻され数時間正座(笑)。途中我々だけになるので足が痛くて少し崩していたらそのタイミングで見つかって更に怒られる(笑)。もー踏んだり蹴ったりです。もとはといえば私が悪いのですが。とにかく人も多く先生方も指導が大変だったと思います。どれだけ怒られてるんだ、という話ですね。

特に印象深いのがこの辺りの内容。もちろん、こんなものは様々な出来事の一端に過ぎません。「お前が一番怒られていた」と恩師に言わしめるくらいですからどれくらいのレベルなのか想像できると思います。まー基本的にかなり「軽い」人間てましたから。今でも同じですが。

いやはや、恥ずかしい限りです。とはいえそういう時代があったから今の私がいるわけで。黒歴史(笑)。

まーいつも書いているのですが私は聖人君子でもなんでもありません。普通のおっさんです。全てを完璧にこなせるほど人ができているわけではありません。あえてこういう部分も書き記しておきます。中学時代の話後輩のことを細かく覚えてはいませんが、自分がやったことに関しては嫌でも覚えています(笑)。仕方ない。自己責任ですからね。

とりあえず思い出したので書いておきます(笑)
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中学陸上部の同窓会

2016-05-04 | 陸上競技
火曜日の夜、中学時代の陸上部の同窓会が開催されることになっていました。どこかで「集まろう」という話になったようです。私達の学年から3学年集まるとのこと。こういう仕事をしていますから「お付き合い」という意味でも参加をしないといけないと思っています(笑)。中学時代の恩師にご挨拶させて頂く機会も少ないのでこういう機会にという気持ちもありました。

集合場所に時間の少し前に到着。会場に行ってみましたがだれが誰か全く分かりません。失礼な話ですね。中学を卒業してから25年経過しています。その間全くと言って良いほど会っていません。さらに同級生は私を含めて3人。中学時代陸上部員は80人近くいました。下級生と親しく話したというのはあまりなかった気がします。それでもお付き合いとしては参加しないといけないですからね。

本当に全く分かりませんでした(笑)2つ下の学年はほぼ分からず。名前を聞いても思い出せません。中には同じ職場同士、ご近所さんという繋がりがあったりするようです。2つ下の学年は今でも仲良く1年に1度は集まっているとのこと。私達の学年は一度も集まったことがありません(笑)。私自身がそういう感覚が少なくて目の前のことしかやっていなかったのも大きく影響していたと思います。今更ながら反省です。

たまたま大学の後輩と結婚した2つ下の子がいるのですがその子は今は県外にいます。今回も参加していませんでした。少し繋がりがある子がいたら違うんですが(笑)。これはかなり厳しい。となりに座った後輩と話をしてみると相手は私の事を知っていました。うーん、中学時代はほぼ無名選手ですからそれでも覚えていてもらえるというのは有り難いことです。

中学時代の陸上は私の中ではかなり「ダメな記憶」です(笑)。本当に競技をしていたのか?と言われるとほぼしていないというレベルです。最後にやる気になった時は秋の県体の直前。時すでに遅しです。私はそんなに強い選手ではありませんでした。県大会で決勝に残るか残らないかのレベル。4×200mリレーのメンバーにも入れませんでした。この日参加してした3000mの選手がリレーメンバーに入っていました(笑)。長距離よりも遅い短距離選手ってどうなんでしょうね。まー全国で入賞するような選手でしたから仕方ないという部分も有りますが。

ほぼ怒られた記憶しかありません。恩師が話していましたが「お前は一番怒った気がする」とのこと。うーん、否定しません。今考えたら恥ずかしい話です。一番覚えているのが「怒って立たせていたが忘れて帰ったこと」だと言われていました(笑)。酷い(笑)。「お前、色が黒かったから暗くなって忘れていた」と。単なる悪口です(笑)。まーそれくらい常に怒られていましたからね。それが今では「教える立場」で陸上競技に関わっているのですから世の中はわかりませんね。

恩師とは今の仕事について何度もお会いしています。他の人たちよりは頻度が高かったと思います。国体関係などで実際に指導現場に来られたこともあります。練習を見に来られた時には「kaneko、選手を怒っていたらダメだ」と言われました(笑)。あれだけ私は怒られていたのに~_~;、という気持ちがありました。当時のことを聞いてみると「お前が指導している姿をみて視野が狭くなっていると感じたからそういう言い方をした」との事でした。駆け出しの指導者であった当時の私に対して「もっと違うやり方がある」というアドバイスだったのだと思います。まだ20代の私にはそこの真意を理解することができなかった。甘かった(笑)。

今の指導を見てもらいたいなという気はします。当時とはずいぶん変わったかなと思っています。恩師が我々の指導をされていた年代が今の私です。どこかのタイミングで指導する姿を見てもらえたら幸せかもしれません。

また、これも恩師は覚えていないと思いますが「合宿などの指導」に関して色々と話を聞いた事があります。合宿では相手が「学びたい」と思ってきている。来る前と来た後で「明らかに変わった」というモノを与えないといけない。それだけの責任があるんだと。中学時代に気付けなかった事が今の仕事に就いてから教えてもらえるというのは大きいと思っています。今でもそこの部分は意識して指導しています。

縁。これも大きなものだと思っています。私が10年間同じ職場で競技の指導をしてきた我がBOSSは私の恩師の1つ上の先輩となります。高校時代一緒に競技をされていました。私が指導するようになって同じ職場で恩師の先輩から毎日のように様々なことを学びながら指導に関わる。偶然というよりは「必然」だったのかなと思っています。私みたいなアヤフヤな人間を1人で指導出来るようになるまで育てないといけないという部分があったのだと思います。その10年間が私の指導の土台を作ったと思っています。

何人かと話をしました。高校時代に専門的な指導を受けられなかった、という話が大半でした。それでも中学時代に陸上競技に対しての基礎を教えてもらっていたのは本当にありがたかった、と。当時は「なんでこんな事をやっているんだ」という感覚が強くありました。しかし、その後で力となっていたのです。私自身高校では指導を受けたことは一切ありません。中学時代の実績はなし。それでも高校時代は県チャンピオンになれました。自分で「強くなりたい」と思ってやっていたからです。その土台はやはり中学時代にあったのだと思います。

大学まで行って陸上競技をやっていたのは私だけかもしれません。死ぬほど怒られて忘れて帰られるような私がです(笑)。大学では一応日本選手権や全日本インカレに出場させてもらいました。当時も全て我流でやっていましたがそれでも「陸上が好き」というのがあったのだと思います。そして今では高校で陸上競技の指導をしている。こんなウソみたいな話があるのでしょうか(笑)。

恩師の存在があるから学生時代もやってこれたのだと思います。真剣に怒ってくれていましたから。まーそんなに怒られるような事をしていたのか?という話ですが(笑)。本当に出会いというのは大切だと思いますね。

今、指導をしています。今はそのことが上手く伝わっていないかもしれません。今回恩師に会って「見えなくても伝わっている」と言うのが分かりました。他の子達もそれを感じているから集まって来たのだと思います。まー私が今の仕事をしていると想像できる同級生や後輩はほとんどいないと思いますが。どんな中学時代を送っていたのか?!恐ろしい話です(笑)

貴重な時間でした。こういう場を設けてくれた後輩達に感謝しなければいけません。私も原点に帰った気がします。自分がやろうとしている事を信じて選手と向き合っていきたいと思います。ブレずに進んでいきます。
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