続き。
ミーティングをしてからトレーニング開始。普段は実習棟の1階と2階を使いながらトレーニングをするのですが今回は人数が多いため3階まで利用させてもらいました。他の部活が活動していることもあり遠慮しながらですが。
この日は「負荷を増やす」という話をしていました。試合が続いているので筋力的な低下があります。シーズンが近づいていて負荷を軽くして「速く動かす」という部分を重視してきました。あと1ヶ月試合がありませんからもう一度「強化期間」を設けてさらなるレベルアップを目指したいと思っています。
前の記事にも書いたように1年生女子2人が自主的に距離を伸ばしていました。この話も全体にはしています。自分が強くなってチーム全体を引き上げようという意識は素晴らしいと思います。1年生がこれくらいの気持ちでやってくれれば上級生はもっと高い意識を持ってくれるかもしれません。とはいえ、かなりの負荷ですから身体に対するダメージは大きいはずです。こちらも気をつけないといけません。それでも「強化期間」ですからあえて負荷を増やしました。上級生は冬期練習と同じ負荷。1年生は負荷は高めませんが距離を伸ばす。これだけで全く違うと思います。
今回は女子は1階で。男子は2、3階で。私は最初2階でウエイトの手伝い。やり投げ選手が自ら「ウエイトをやりたい」と申し出てきました。春休みに練習会に参加させてもらいそこでウエイトをやっています。先輩の筋力をみて「自分もやりたい」と思ったのだと思います。技術的なこともしっかりとやらなければいけませんが投擲をやるのであればやはり最大筋力も必要になります。「競技」としてやっていくのであればやはりここの部分は重要です。ベンチとスクワットをやりました。計画的にやっていくことで確実に筋力は上がります。本人の「強くなりたい」という気持ちをサポート出来たらと思っています。
その時に見てみると1年生男子がシャフト補強を重くしてやっていました。距離も伸ばして、です。明らかに筋力が不足しているのですがシャフト補強だけでもかなりキツイと思います。長期的な取り組みの中で筋力を上げていかなければいけないと思っていますが、この日はあえて「止めない」ようにしました。1年生に無理をさせるのは良くないと思っています。が、「強くなりたい」という気持ちがある。分かっていて止めるのも必要だとは思いますが、先ほどのミーティングの内容がある程度響いているのかなと思いました。これも賛否両論あると思いますが「あえてやらせる「という方法をとりました。
3階に上がってみるともう1人1年生男子が重くしてやっていました。本当に真面目です。強くなりたいという欲求があるのだと思います。私としてはこの「想い」に少しでも応えていきたい。無理をさせて怪我をしたり、疲労困憊で今後の練習が出来なくなるというのは本末転倒となります。それでも時として「強い負荷」が必要になると考えています。かなりキツかったようで叫びながらやっていました。それを見て上級生がどのように感じるのか。「強くなりたい」という気持ちが本物であればやるべき事は見えてくると思っています。
1階に行ってみました。女子、かなり良い雰囲気の中で練習をしていました。この時の雰囲気だけであれば「強豪校」以上かもしれないという感じでした。チームとして機能していた時の前任校の「良い時」と同等の雰囲気だったと思います。やはり県選手権の結果は「自信」となり「目標」になったのでしょう。ここに関してはほぼ声かけをせずに少し見て終わりにしました。私が介入する必要はないなと感じたからです。
1年生女子、1人は4月に入って初めてのシャフト補強。これはかなりキツイと思います。いきなり距離が長いですから。身体が出来ていないのは分かっていますから本当は徐々にやっていかなければいけない。それでも「強くなるんだ」という雰囲気が前よりも出てくるようになってきました。中学時代がどのレベルでやっていたのか分かりませんがほぼ「別人」だと思います。また、1人は身長も高く筋力が付きにくい感じがあります。だからこそ我慢して継続していかなければいけません。この身長を自分の筋力で動かせるようになれば間違いなく強くなります。それも「周りが驚くくらいの強さ」になると思っています。そこの部分は本人に話をしておきました。
で、もう1人は...。筋力的にほぼない。多分シャフト補強は「地獄」だと思います。筋力が無いのでなかなか難しいでしょうから。が、泣き言も言わずに黙々とやっていました。それを見た1年生や上級生が「N、ファイト」「N、あと半分だよ」「N、あと少し」とずっと声かけをしていました。いや、これはすごいことだと思います。そんなの当たり前だ!と言われるでしょうか?適当に声かけをするのではなく、相手の状況を見て声かけをしているのです。自分達もしんどいにも関わらず「周囲に気を配れる」というのは大きいと思います。チームとして機能し始めている証拠です。そしてこれだけ言われたらキツくても最後までやれるようになる。名前を呼びながらの声かけです。これまでになかった事が出来るようになってきています。
それぞれの活動を遠くから見ている感じでした。プレート補強もやりましたがこれに関しては女子は一切見ていません。上述のように「自分達で強くなるための練習が出来る」と判断したからです。男子は教室棟に移動してプレート補強をさせました。声出しもあるので他の部の邪魔にならないように配慮。こう見えても多少なりと気を使っています(笑)
そこからはひたすら体幹補強。女子の方が早めに進んでいましたから必要な要素をしっかりとやっていきました。2時間以上経過したあたりで数人疲れ果てる(笑)。これは仕方ないと思います。キツさもありますし飽きてくる。本当はここを自分達の力で乗り越えないといけませんが難しいと思いますね。半端ない負荷ですから疲れ果ててくるのは多少目をつむらないといけないと思います。
間違いなく全身筋肉痛だと思います。それくらいの負荷をかけています。この時に素早く栄養補給ができるかどうかも「強くなるため」には必要だと思っています。たんぱく質を摂取しなければ回復はしません。その辺りのこともしつこく話はしています。が、それがどこまで伝わるでしょうか。鍛えれば強くなるとは思いません。栄養と休息があって初めてトレーニング効果が出てくるのです。やれば良いわけではない。ここの部分は妥協できない所だと思っています。
キツイと思います。それでも徹底してやりました。翌日の走練習に耐えられるのか?大いなる疑問ですが(笑)。良い雰囲気で練習ができたと思います。前任校の選手に感謝ですね。
ミーティングをしてからトレーニング開始。普段は実習棟の1階と2階を使いながらトレーニングをするのですが今回は人数が多いため3階まで利用させてもらいました。他の部活が活動していることもあり遠慮しながらですが。
この日は「負荷を増やす」という話をしていました。試合が続いているので筋力的な低下があります。シーズンが近づいていて負荷を軽くして「速く動かす」という部分を重視してきました。あと1ヶ月試合がありませんからもう一度「強化期間」を設けてさらなるレベルアップを目指したいと思っています。
前の記事にも書いたように1年生女子2人が自主的に距離を伸ばしていました。この話も全体にはしています。自分が強くなってチーム全体を引き上げようという意識は素晴らしいと思います。1年生がこれくらいの気持ちでやってくれれば上級生はもっと高い意識を持ってくれるかもしれません。とはいえ、かなりの負荷ですから身体に対するダメージは大きいはずです。こちらも気をつけないといけません。それでも「強化期間」ですからあえて負荷を増やしました。上級生は冬期練習と同じ負荷。1年生は負荷は高めませんが距離を伸ばす。これだけで全く違うと思います。
今回は女子は1階で。男子は2、3階で。私は最初2階でウエイトの手伝い。やり投げ選手が自ら「ウエイトをやりたい」と申し出てきました。春休みに練習会に参加させてもらいそこでウエイトをやっています。先輩の筋力をみて「自分もやりたい」と思ったのだと思います。技術的なこともしっかりとやらなければいけませんが投擲をやるのであればやはり最大筋力も必要になります。「競技」としてやっていくのであればやはりここの部分は重要です。ベンチとスクワットをやりました。計画的にやっていくことで確実に筋力は上がります。本人の「強くなりたい」という気持ちをサポート出来たらと思っています。
その時に見てみると1年生男子がシャフト補強を重くしてやっていました。距離も伸ばして、です。明らかに筋力が不足しているのですがシャフト補強だけでもかなりキツイと思います。長期的な取り組みの中で筋力を上げていかなければいけないと思っていますが、この日はあえて「止めない」ようにしました。1年生に無理をさせるのは良くないと思っています。が、「強くなりたい」という気持ちがある。分かっていて止めるのも必要だとは思いますが、先ほどのミーティングの内容がある程度響いているのかなと思いました。これも賛否両論あると思いますが「あえてやらせる「という方法をとりました。
3階に上がってみるともう1人1年生男子が重くしてやっていました。本当に真面目です。強くなりたいという欲求があるのだと思います。私としてはこの「想い」に少しでも応えていきたい。無理をさせて怪我をしたり、疲労困憊で今後の練習が出来なくなるというのは本末転倒となります。それでも時として「強い負荷」が必要になると考えています。かなりキツかったようで叫びながらやっていました。それを見て上級生がどのように感じるのか。「強くなりたい」という気持ちが本物であればやるべき事は見えてくると思っています。
1階に行ってみました。女子、かなり良い雰囲気の中で練習をしていました。この時の雰囲気だけであれば「強豪校」以上かもしれないという感じでした。チームとして機能していた時の前任校の「良い時」と同等の雰囲気だったと思います。やはり県選手権の結果は「自信」となり「目標」になったのでしょう。ここに関してはほぼ声かけをせずに少し見て終わりにしました。私が介入する必要はないなと感じたからです。
1年生女子、1人は4月に入って初めてのシャフト補強。これはかなりキツイと思います。いきなり距離が長いですから。身体が出来ていないのは分かっていますから本当は徐々にやっていかなければいけない。それでも「強くなるんだ」という雰囲気が前よりも出てくるようになってきました。中学時代がどのレベルでやっていたのか分かりませんがほぼ「別人」だと思います。また、1人は身長も高く筋力が付きにくい感じがあります。だからこそ我慢して継続していかなければいけません。この身長を自分の筋力で動かせるようになれば間違いなく強くなります。それも「周りが驚くくらいの強さ」になると思っています。そこの部分は本人に話をしておきました。
で、もう1人は...。筋力的にほぼない。多分シャフト補強は「地獄」だと思います。筋力が無いのでなかなか難しいでしょうから。が、泣き言も言わずに黙々とやっていました。それを見た1年生や上級生が「N、ファイト」「N、あと半分だよ」「N、あと少し」とずっと声かけをしていました。いや、これはすごいことだと思います。そんなの当たり前だ!と言われるでしょうか?適当に声かけをするのではなく、相手の状況を見て声かけをしているのです。自分達もしんどいにも関わらず「周囲に気を配れる」というのは大きいと思います。チームとして機能し始めている証拠です。そしてこれだけ言われたらキツくても最後までやれるようになる。名前を呼びながらの声かけです。これまでになかった事が出来るようになってきています。
それぞれの活動を遠くから見ている感じでした。プレート補強もやりましたがこれに関しては女子は一切見ていません。上述のように「自分達で強くなるための練習が出来る」と判断したからです。男子は教室棟に移動してプレート補強をさせました。声出しもあるので他の部の邪魔にならないように配慮。こう見えても多少なりと気を使っています(笑)
そこからはひたすら体幹補強。女子の方が早めに進んでいましたから必要な要素をしっかりとやっていきました。2時間以上経過したあたりで数人疲れ果てる(笑)。これは仕方ないと思います。キツさもありますし飽きてくる。本当はここを自分達の力で乗り越えないといけませんが難しいと思いますね。半端ない負荷ですから疲れ果ててくるのは多少目をつむらないといけないと思います。
間違いなく全身筋肉痛だと思います。それくらいの負荷をかけています。この時に素早く栄養補給ができるかどうかも「強くなるため」には必要だと思っています。たんぱく質を摂取しなければ回復はしません。その辺りのこともしつこく話はしています。が、それがどこまで伝わるでしょうか。鍛えれば強くなるとは思いません。栄養と休息があって初めてトレーニング効果が出てくるのです。やれば良いわけではない。ここの部分は妥協できない所だと思っています。
キツイと思います。それでも徹底してやりました。翌日の走練習に耐えられるのか?大いなる疑問ですが(笑)。良い雰囲気で練習ができたと思います。前任校の選手に感謝ですね。