kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雨どころか暑いわ

2016-07-10 | 陸上競技
土曜日、天気予報は引き続き雨でした。この日は専門練習をしたいなと思っていたので練習計画を変更して午後から練習を始めたいと計画をしました。これも考え方だと思い思います。そのため午前中はフリー。それぞれがやるべきことをやってくれたらなと思っていました。私自身も「やりたい事」を最優先させてもらいました。あれこれやりたいこと、やらなければいけないことがあります。その中で「自分自身について考える時間」は必要不可欠だと考えています。私が私らしくあるために。そのために必要な時間を過ごせたと思っています。

この日、BOSSから電話があり「今、投げてるから」と教えてもらいました(笑)。うちの練習開始時間よりも1時間早く始められたとのこと。慌ててうちのやり投げ選手に連絡しました。こういう機会は絶対に逃したくありません。BOSSが私より年下のやり投げ指導者を呼んでくれていました。それに便乗。うちのやり投げ選手、BOSSか
ら定期的に教えてもらっています。本当にありがたいことです。少しずつ力がついてきています。練習の短助走でベストを大幅越える距離を投げています。新人でベスト8。これを目標にやりたいと思っています。専門的指導はできません。それでも周りの素晴らしい指導者に助けてもらいながらやっています。抱え込んでも良いことはない。私は「出来ないことは出来ない」と選手に伝えます。できる振りをする方がカッコ悪いから。選手も「この人に言っても分からないから」と思っているかもしれません。それで良いと思っています。この子達にプラスになるなら私のちっぽけな存在はどうでも良いと思っています。

練習は14時から。かなり暑くなっていました。水分補給をするように指示をしていましたがこちらの思うことは上手く伝わっていなくてマネージャーが水分補給用のキーパーを準備できていませんでした。まどまだ経験が浅いですからこちらがもっと配慮するべきでした。そのため慌てて近くの店で麦茶を1ケース購入してきました。ミネラルなども考えて麦茶と言うのは大きいなと思っていますから。私はある意味「雑用」かもしれません。常に主役は選手であって欲しいですからね。

短距離は前日と同じ流れでやっていきました。チューブドリルからスティック、壁抜き、スティック長、ハードルドリルです。こういう部分は流れが必要だと思っています。この部分をどれだけ理解してもらえるかどうか。選手自身が何をやっているのか分かるかどうか。分かってくると随分変わってくると思います。暑いので集中を保つのは本当に難しい。それでもこちらはある程度のことを求めていきたいと思ってきます。強くなるための練習。それだけです。

基本的なことが終わってからスパイクを履いてチューブ腿上げ、スティック腿上げ。ドリル的な動きが多くなります。私の練習はこの手のことが多くなります。そういえばBOSSがある保護者から「kkaneko先生はどんな指導をするの?」と聞かれたとか。私のようなマイナー指導者は存在を知ってもらうことから始めないといけません。うちのチームに関心を持ってもらえるだけでありがたい。BOSSと一緒にやってきた10年間は私にとって本当に大きな時間でした。BOSSも私の性格を把握してくださっています。「あいつはしつこいよ」って言ってもらえるのは最高の褒め言葉だと思っています。

そこから並走。2本ずつやって次はスタート練習としました。暑いので休みを挟みながらとなります。高跳び、ポール、やり投げと各方面であれこれやっていますからそれぞれに声かけをするようにしています。男女、種目関係なく声かけはするべきだと思っています。本当はスプリントだけに特化するとやりやすいのでしょうが、それぞれの選手が「輝ける場所」があるのですから。全員が同じ速く走れるわけではない。生きる場所、輝ける場所を見つけていくのもわたしの役割なのかなと。こういう部分でも以前と比べると自分のなかで変化があるかなという気はしますね。

スタートが終わってから再びバトン練習へ。直線での合わせにしました。リレーが近々にあるわけではありませんから慌ててやる必要はないと思います。だからと言って試合の前だけバトンやるような方針ではありません。渡れば良いという感じは持っていませんから。長い時間をかけて計画的にやっていくことが重要かなと。これも考え方だと思いますね。細かい部分はできていません。それでもこれから先のことを考えて徹底的にやりたいと思います。

この時、すごく感じたのですが「○○行きまーす!」と声出しをした時に他の選手も「はーい」と大きな声で反応を示すようになりました。リレーの本番で女子は「○○行きまーす!」と呼びかけをします。予選から繰り返しやっています。これをやるから速くなるというのではなく「心の繋がり」を大切にしたいと思っています。リレー練習をしていない所が本番だけやったとしても「形式的」でしかない。普段からの「繋がり」が必要なんだと改めて感じました。強い選手が集まってリレーをすれば強い。が、その輪を乱す者が一人でもいれば強くなる気はしません。チームとしてやっているという感覚を全員が持ってもらいたい。変わりつつあるかなと。

最後に120を走りました。一人は250。色々と考えることがあります。400mでの活躍を考えると短い距離だけでは足りなくなると思います。ここは長い目で見てどうするかだと。まだまだ距離を踏んだり心肺機能に強い負荷をかけてはいません。多くの学校の中から「hoshoでやりたい」と来てくれた選手。私としても全力でサポートしたいと思っています。当たり前の話ですが。

120はよく走れていたと思います。女子に関しては久々に「1年生3人+α」で走りました。この風景はなかなか見れません。この3人が本気で競り合ってくれれば本当に全国レベルになると思っています。この子達も同様に「hoshoで陸上競技を」と思って来てくれた選手たちです。こんな言い方をしたら「調子にのるな」と言われるかもしれませんが「kanekoがいるから」という気持ちで来てくれたと思います。それがなければ180%、うちには来ていないと思います。だからこそ一人一人と向き合いながら育てていくつもりです。

力がある選手が集まれば「簡単に強くなる」と思われるかもしれませんがそんなにスムーズに進みません。が、今の子たちのチカラを普通に引き出せればあっという間に強くなると思っています。競技に関して「強くなりたい」という部分かあります。そのためであれば他の事はどうでも良いと思うくらいの「覚悟」がある。チームとしては大きく変わりつつあるだろうなと感じています。

うーん、なかなかまとまりません。とりあえず書いておかないと。次の日のことは私の最近の生活のなかで大きな刺激になっていますからそちらも書きたい。まー書きたいことは山積み(笑)相変わらずですね。
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雨だから出来ること

2016-07-09 | 陸上競技
金曜日、朝から雨でした。ここは諦めるしかありません。出来ることをやるしかないですから。

朝練は軽めに。実習棟での練習としました。最初に腹筋をある程度やってからバランスディスクを利用した練習へ。二人一組でゲーム感覚でやります。始める前に「負けた時の補強」を決めてから落とし合いをします。負けた方はひたすら補強。バランス感覚を養いながら遊んでいるので盛り上がります。こういうぶ分も必要かなと考えています。トレーニング効果云々だけではなく「盛り上がる」という部分も必要不可欠だと思っています。



これを男女別に2サイクル実施。一度も勝てない選手もいました。こういう部分でバランス感覚などが分かってきます。色々な動きをすることでわかることもあります。真っ直ぐ走るだけではなく普段やらない動きなどをやってみるというのも大切かなと感じますね。特別なことはやっていませんが汗だくになっていました(笑)真剣に遊んでいます。

午後は更に雨がひどくなりました。こうなると出来る練習が限られます。前日に専門練習をさせた時に跳躍系が微妙だったので映像を見せようと考えていました。そのついでにトレーニング関係のDVDの確認をすることにしました。以前東京高校に練習見学をさせてもらった時の映像とシャフト補強の映像を見ました。2年生は何度か見ていると思いますが1年生は初めてかもしれません。これまでやっていた練習がまだまだ不十分だという感覚を持たせるためにも定期的にこういう機会は大切だと思います。30分間補強を続けるよりも「視覚的な刺激」を受けることは大切なんだと思います。

自分達の感覚では「やっている」と思うはずです。が、客観的に見てみるともっとやっているところがある。ここを越えていくためには「外部の力」を使いながらどうするかだと。秋には中国地区の強豪高校に合同練習を申し込みさせて頂いています。ご迷惑をお掛けしないようにしたいと思っていますが、目で見るだけではなく「肌で感じること」が大切だと思っています。そういう機会を与えることが我々の役割の一つだと思います。「閉鎖的な世界」の中で「自分は頑張っている」「すごくやっている」という思い込みをしている部分から抜け出さなければいけません。大切なことだと思います。まーこれは「競技」に関してではなく様々な部分がそうだと思いますが。

そここらスプリント系はダイナマックスを使ったトレーニングを室内で確認させました。これまでやってきた事を見直す。単に投げるだけの練習になっていた部分を見直しさせました。即時効果というか「やらないと」と思っている時にやることが重要だと思います。時間をおいてやるのではなくすぐにやる事で「動きの変化」が生まれるのではないかと。ここは任せました。

その間、跳躍系はDVDを見ることにしました。跳躍の基礎です。私は跳躍系や投擲系はほとんど指導できません。それを補うためにできることはやりたいと思っています。夏休みには跳躍の指導者に来てもらって指導をしてもらおうと計画しています。基本的に人任せ(笑)。が、そこまでの準備をしておかないといけないと思います。ポールも同様にやらないといけない。踏切の基礎や助走の意味をきちんと身につけさせたい。

そういう意味で1時間近くかけて選手にDVDを見せました。この中で基本的な事を自分達で取り入れていこうということで。見てからすぐにやる。これを繰り返しました。幸い学校にはプロジェクターが各教室に配置してありこういう「視覚的な刺激」を与えやすい環境があります。こちらで出来ることは普段から最大限にやっていって専門家に任せて教えてもらう。こういう形で選手のサポートをしたいと思います。もちろん、普段なにやっていなくて「任せますわー」というスタイルは失礼だと思っています。やるからにはこちらもやっておかないといけない。当然の話だと思いますね。

跳躍が基礎的なことを考えている間、スプリント系はドリル中心にやっていきました。こちらも段階を追ってやっていく必要があります。どちらにしても走れないのですからやれることは限られています。普段はなかなかできない基礎の繰り返しを徹底するチャンスだと思います。階段を使ったりチューブを使ったりして「縦の動き」の基礎をひたすらやりました。そこからスティックを使っての動き。少し進みながら動きを作る。考査期間の数日間、考査終了後の数日間はひたすらこの動きをやっていました。ある程度は出来るようになってきています。

スティックでの片足ずつの動きをやってから今度は壁抜き。ここもこれまでずっとやってきていますが、もう一度確認。何故この動きをやっているのかをもう一度話しました。段階を追ってやっていく必要があります。本当は基本的な動きが出来てから次の動きに進むべきなのかもしれないですが限られた時間のなかでは全てはできません。途中省略しながらやっていた部分はあります。それをもう一度やり直すためにこの時間を使いました。

縦の動きだけを徹底すると膝の引き出しが出来なくなります。膝の引き出しだけを意識すると膝が開いて接地ポジションがずれますし、足運び自体も悪くなります。基礎的なことを徹底して身につけてから進んでいきたい。が、それは難しい部分があります。これまではどちらも中途半端な感じだったかもしれません。こういう機会に徹底しておくことで変わってくる部分が出てくる。そう思ってひたすらやらせました。ある意味私の得意分野。「身につくまでひたすらやる」のです(笑)

壁抜きが終わってからスティックの幅を広げてのドリル。これまで届かなかった部分が届くようになりました。膝の引き出しと重心の移動が少し伴うようになりました。これだけで練習の意味はあるかなと思っています。特別に技術的指導をしなくても走れるようになる選手はいると思います。が、それは「きちんとした指導を受けていたらもっと伸びていたのではないか」という話になるべきです。やらないといけないこと、やるべきことはある程度決まっていますからね。

最後に50mくらいのスプリントを4本2セット実施。スパイクを履いて走れていないのでどうなのかという話になりますがこちらが思うよりもかなり動きの改善はされているのではないかと感じています。こちらがやりたい事を選手がどれどけ理解してくれるかだと思いますね。

最後は補強をして終わり。スタビをしていました。細かい事を言うことも必要だと思います。しかし、同じくらい自分で考えて取り組む必要があります。うちの選手の力を磨くのは他の誰でもない「自分自身」です。私が磨くという偉そうな事を言うつもりはありません。ある程度の方向づけをしてからは選手が自主的に動けるようにならなければいけないと思っています。

書きたいことはたくさんあるのですが気がついたら時間だけが過ぎています。うーん、うまく書けないもどかしさはあります。お許しを。
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全身トレーニング

2016-07-09 | 陸上競技
うーん、前の記事が面白くない内容だったので続きを書く気になりませんでした。これも感覚の問題だと思っています。私の感覚が正しいと主張する気はありません。が、間違っているとも思いません。形式的な関わりの中で練習をするつもりはありません。それだけは譲れないところです。

記録として書いている部分もあるので練習内容についても記録しておきます。木曜日は最初から「もう少し上の練習がしたい」という想いがありました。基礎的な取り組みの話をしている間は強くなる可能性は低いからです。ある程度成長してきていますがもっとできると思っています。

トレーニングの流れとしてはいつも通り。シャフト補強から開始。投擲とポールはウエイト。ウエイトはそれなりの重さでできるようになってきてると思います。慣れてきたのであれば自分たちで重さを増やしていく必要があります。こちらは時間をかけながら計画的に強化していきたいですね。種目特性からいってもパワーが必要になると思います。

ウエイトはベンチ、スクワット、スナッチを実施してます。これは前から変わらず。強くなりたい気持ちが大きくなってくればウエイトは大きく上がるようになります。まだまだ弱い。こちらは筋肥大を目的にしています。スプリント種目と異なり「大きくしたい」と考えています。終わってからキツイですがシャフトもさせています。距離を半分にしてです。肥大するための刺激を与えた後に「動かす」という意味合いでシャフト。これも正解なのかどうかはわかりません。感覚的な部分です。

スプリント系は相も変わらずシャフト。これに関しては「慣れる」という日が来るのか?!股関節周辺をうまく使いながらやっていけると良いなと思いますが、キツさが先に立ちますからなかなか。それでもかなり出来るようになってきました。一応側についてできていないところは指摘しながらやっています。キツイところで最後までやらせるという部分。強くなりたいという想いがあってもなかなかできないこともあります。ここは指導するなかで大切にしていきたいなと思っています。最初に厳しく言ったこともあり比較的声が出るようになってきたかなという感じはありました。

その後はプレート補強。ここは良くできていたと思います。声出しも動作もここ最近でいえば一番良かったかなという感じですね。今更ですが全体の距離感が近づいてきたかなという感じがあります。こういう部分はすごく大切だと思っています。会話が増えたりすることでお互いの理解も深まります。反面、メリハリがつかないとダラダラしてしまうという危険性もあります。やる時はやるという雰囲気作りができると良いなと思いますね。

そこから専門に移るために専門練習が必要なパートに関しては先にロープ登りをさせました。これは毎回の練習に取り入れています。スプリント系は補強サーキットを。これはあれこれやりながら鍛えるという感じです。ダイナマックス投げを独立させるのではなく補強のなかに取り入れていく。刺激を与えた筋肉に「動かす」という部分を取り入れる。トレーニングを独立させてやるよりは複合的にやる方が効果は高いのではないかと考えています。広く浅くというのはあまり好きではないのですが全身を強化するということは大切だと思いますね。

スプリント系はそこからハードルジャンプと立ち三段、立ち五段を。これもやりたいなと思っていたのですかなかなか出来ませんでした。バネを強くするという部分。これもあれこれ工夫しながらやっていく方が良いかなと思っています。シザースが苦手だったりするのはこういうところも影響すると思います。スタートでの動きを考えると更に一歩目を強く押すという感覚も必要になってくるかなと。見ているとここが出来ない選手が多くいました。上手く組み合わせていくと色々な変化を生み出せるのではないかと感じました。この夏はこの辺りも考えながら取り入れていきたいですね。

スプリント系とやり投げ&跳躍を入れ替えて専門練習。ジャンプ系をやっている時に他のパートが戻ってきたので専門練習を始めさせました。スプリント系はロープ登りと内転筋などの補強。専門練習の頻度を出来る限り増やすようにしました。細かい指導が出来ませんが「ひたすらやる」中で身につくこともあると思います。間違った動きを身につけさせると良くないので難しい部分はありますが、教わったことをできるようになるまでやるというのは本当に大きなことだと思っています。専門練習は1時間強実施。

厳しく話したというのもあり多少なりと変化は見られます。もちろん周りから見たら「良くやっている」と言われるかもしれませんし、「なんなんだあの態度は」と言われるかもしれません。周りからの評価は真摯に受け止めないといけなくなると思いますが、そこだけを意識した行動はとりたくありません。まずは「自分たちがやるべきこと」をきちんとやる必要があるのです。それができて初めて次の段階に進めるのだから。

まだまだやらないといけないことは数え切れないくらいあります。中途半端な練習をするのではなく目的のある練習を積んでいきたいなと思います。昨日よりは今日、今日よりは明日の練習がきちんと積めるようになることが必要だと思います。これからです。
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当たり前のこと?

2016-07-08 | 陸上競技
木曜日、午後からはトレーニング。私は出張から戻ってきて何とか練習開始に間に合いました。学校に戻ってくると先日注文した「キャリア」が届いていまいた。基本的に趣味で付けるわけではありません。棒高跳び用のポールを運ぶためだけに購入しました。競技のためにどうするか。ですね。遊んでいるつもりはありません。

練習開始前、一応こちらもいろいろと考えました。前回トレーニングした時にかなり暑かったので今回は「氷」を準備。アイスパックなどを持ってきていればそれを使って体を冷やすようにするためです。何人かしかアイスパックを持っていませんでした。それでもこちらはできることをやります。また、前日の練習中に暑いので水分が不足するということがありました。そのため「麦茶」を購入してきて練習中の水分補給のために飲ませることにしました。毎回毎回練習で必要な水分を購入していたらお金がいくらっても足りません。家庭の負担をできるだけ少なくしようと思えばこちらとしても準備する必要があります。さらに塩分チャージを購入してきて熱中症対策。「私の役割を果たす」という意味では重要なことだと思っています

が、練習の準備が遅い。他の部活はすでにアップを始めているにもかかわらずまだ準備ができていません。本当に強くなろうと思えば「1秒でも早くやる」という感覚は必要だと思っています。それが準備に来るのが遅い。走ってくるわけでもなくのんびりマイペース。私が一番最初に来て待っているという状況で本当にいいのか。これは真剣に考える必要があると思っています。誰のための練習なのか。ここに関してはかなりきつく話しました。

更に「義務」と「権利」の話も。練習をする。これは当たり前ではないと思っています。病院などに行って休む。足が痛いので練習ができない。仕方ないと思います。が、それを勝手にやるのはどうなのか。どのような状況で回復度合いがどうなのか。すべて報告するべきだと思っています。この考え方が間違っているといわれたら指導をやめようと思います。冗談じゃありません。なぜ「権利」だけを主張されるのか。お手伝いさんではありません。こちらの「方針」や「考え方」を理解できないというのであればそこまでだと思います。

競技をする。そのために必要な条件がいくつもあります。「やりたいことだけがやる」というのは絶対にありえません。それを「当然の権利」といわれる世の中であればそれが認められるところでやればいい。私の方針としては「最低限の条件」だと思っています。これができないものは練習に参加する資格はない。当然ではないでしょうか。

練習を無断で休む。どのような場合であっても許されることではない。それを「仕方ないではないか」と言われたらこちらも「練習で指導をしない」というのも当然許されることになります。「礼儀」という部分が不足している状況でこちらだけが「やるのが当たり前」と思われるのであればやる必要はない。本気でそう思っています。

ついでにもう少し書いておきます。「声を出せ」という。それを出さない。これはどういうことなのか。協議に関して指導をしています。そのプロセスの中で「必要だと思うからやるように指示をする」のです。それをやらないのに「練習で指導をしろ」というのは話が違うのではないか。「義務」と「権利」です。私が理不尽極まりないことを言っているのであれば仕方ないと思います。しかし、私からすれば「やるのが当たり前」だと認識している内容を求めています。それをやらないでいて「練習を頑張る」という話にはならないのではないか。間違っているとは思いません。

ルールを守れない。約束を破る。自分のことを正当化する。このような状況で指導はできませんし、する気もありません。「強いから」とか「リレーに出るために」とかではないと思っています。それなら出なければいいだけのこと。そのような競技に魅力を感じません。そのような競技指導を求められ「教育活動なんだから」とか「競技だけがすべてではないのだから」と言われたら「それが認められるところでやってください」というだけ。方針に合わねば一緒にやる必要性は全くないと思っています。

この程度のことは正直「当たり前」だと思っています。これが厳しいというのであれば「競技」はできないと思います。「陸上」はできると思いますが「競技」ではありません。私は基本的にblogに書くときには「陸上競技部」という書き方をします。「陸上部」ではありません。私自身は「競技」の指導をするのです。その中で教育的に必要なことをやる。それだけです。

かなり前に「もっとゆるい部活にしてくれないと個人で入る部活がなくなる」と言われたことがあります。「所属」することだけが目標であればそれでもいいと思います。が、本気で競技をやる選手にとってはそれは「いい環境」とはいえない。どちらもが共存するのは不可能に近いと思っています。「楽しみながらやりたい」という生徒の存在を否定するつもりはありません。が、今は「競技」に重きを置いています。その中での活動。だからこそこちらも「できて当たり前のこと」を求める。過剰に求めているとは思いません。

特別何かがあったということはありません。練習の準備が遅いというのと「義務」と「権利」の話をしただけです。まー「報告する」ということができないのは問題外だと思っていますから「指導」という話にはなりません。批判されるかもしれませんが「当たり前」のことだと思います。

公務員はサービス業。かといって勤務時間以外にその「サービス」を強要されるのは異なっていると思います。本気で競技をしようと思えばそれなりに「覚悟」が必要です。それは私が「酷いことを求めている」のでしょうか。違うと思っています。

うーん、練習に関して書くつもりが。全く書けませんでした。あまり面白い内容ではないですから批判を受けるかもしれません。それはそれ。主張することは「悪」だとは思いません。私自身の考え方も「悪」だとは一切思いません。

うまく書けません。繰り返しになりますが練習で特別に何かが起きたというわけではありません。こちらの考えていることを書いていたら長くなったというだけです。
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体幹補強

2016-07-08 | 陸上競技
木曜日、この日は宇部方面への出張でした。が、律儀に朝練だけは参加しておこうと思って学校へ。毎朝7時には職場に到着するように心がけています。数分前後することはありますが。ここ最近は5時過ぎには目が覚めます。年齢的なもの?よく分かりませんが目が覚めます。


朝練はそれほど強い負荷をかけるつもりはありません。足りない部分を補うための朝練だと考えています。この日は体幹補強をやりました。普段から補強はやるようにしています。が、私の中での全盛期に比べると半分くらいでしょうか。腹筋背筋などは本当に少なくなっています。

誤解なきよう補足しておきますが「やらなくなった」のではありません。体幹部を固める動きはしっかりとやったほうがいいと思っています。以前は寝転がっての腹筋背筋に時間をかけていましたが、最近はダイナマック投げなどで動きながら体幹を鍛えるイメージでやっています。ボールの勢いを体幹で受け止めるようにしていくとそれだけで強化になります。動きながらの体幹強化。

しかし、それはそれ。基礎的な体幹の強化も必要になるのではないかと思っています。これもダイナマックスを使っての練習になりましたが転がった状態での体幹補強をやりました。基本的に同じ補強を徹底的に繰り返すパターンが好きですが、ある程度バリエーションを増やして様々な刺激を入れながらやる事も必要だと思っています。同じ部分を鍛えるのであっても少しずつ変えていくことで身体が活性化するのではないかと。

ダイナマックスがあるだけで練習のバリエーションが増えます。この日の朝練はひたすらやりました。前日のことがあったので直接日光が当たらない校舎の陰で実施。朝日が当たる場所に出た瞬間に汗をかきますから一応気を使いました(笑)。涼しい場所ですから問題なくやっていけます。道具を使うと飽きずにできるというのも最大の利点だと思っています。

その後はダイナマックスを使った「ボールキック」も。前任校ではかなりの頻度でやっていました。重いボールを蹴り返すことで股関節周辺の強化をします。下手な選手は膝から下の末端の動きで蹴ります。本当は体幹に近い股関節からのキックが必要。ある程度のバリエーションを考えていますからこちらも飽きずに出来ます。

30分程度ですが様々な補強ができました。やりたいことはたくさんあってどれを優先するのかは難しいところです。同じことを徹底する部分も必要ですし、様々なことをやるのも必要。流行っているからやるというのではなく「狙い」を持ってやっていけば効果はあると思っています。

忘れないように書いておきます。朝練だけで1つ書くなよって話ですね。
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少しずつ走る

2016-07-07 | 陸上競技
水曜日、放課後は競技場へ。とにかく暑い中での練習ですから大変です。熱中症に配慮しながらやるべきことをやっていかなければいけません。

この日は「取材」を受けながらの練習となりました。前任校での教え子が防府で「地域情報誌」を配布したいということでした。無料の情報誌で市内のスポーツ振興に貢献したいということでした。まずはアクションを起こしたいということなのでうちの陸上競技部を掲載したいということでした。一応各所に相談して問題ないということなので取材を受けることにしました。

練習を抜けて順次5人くらいか取材を受けました。動きなどを作る時に抜けますからしんどい部分もありますが協力すると宣言していますから(笑)。どのような取材を受けたかは分かりませんがそれぞれが「競技に対して」どのように思っているかをきちんと伝えてくれていたら良いなと思いますね。

今回取材を受ける事にしたのは教え子に対するサポートという意味があります。これまでやっていなかったことを新しくやる。簡単なことではありません。そのきっかけ作りとして協力できる部分はしていきたいなと。それが地域スポーツの振興につながるのであれば幸いです。更には「選手が多くの人と関わる」という部分が必要だと思っているからです。閉鎖的に「自分のところだけ」でやっていくチームもあると思いますが私は「様々な人の力を借りる」気持ちがあります。多くの人と関わる事で本人たちに必ずプラスになる。そう思って取り組んでいます。

練習自体はリハビリ期間という感じで位置付けています。体力的にも落ちている部分があるでしょうから少しずつ負荷を増やしていきたい。いきなり増やすと身体がついてこないでしょうからこちらとしても気を使います。少しずつ少しずつです。

最初の段階で少し念押ししました。どれだけ目的意識を持って練習できるか。学内から出た時に何をするか。ここの部分の理解ができないと何をやってもダメだと思います。若いチームだとしてもそろそろ自立してやれるようにならないといけません。技術的な部分を身につけようと思えばそれなりに取り組みの姿勢も問われるようになります。「自分達が何を目指すのか」が分からないといせません。

練習の流れはいつも通り。チューブをやってスティックドリル。ハードルを持って行っていないので試合の時と同じような感じで股関節周りの動きを実施。スティックは距離を伸ばしました。動き始めるとかなり難しくなります。片足ずつにしていますが上手くいかない部分もあります。最初から上手くできるはずはありません。出来なくても何度も何度も繰り返す必要がある。それが上達への唯一の方法です。継続してやっていきたいですね。

そこからはスパイクを履いてチューブ腿上げ。縦の動きから前方向に変えていくための腿上げもやりました。チューブ5歩をやってから並走。いつも通りの流れです。暑いので休息を挟みながらになります。もっと効率よくできると良いなとは思いますがここは様子見。体力的に落ちている部分がありますからそこのバランスをみていかなければいけません。レストを短くしていくことで随分変わってくると思いますね。並走を4本2セット。スピードを出すための練習ですからそこの部分の意味を理解しながら工夫ができないといけません。

この辺りできちんと声が出るようになっていました。本当に基礎的な事ですが出来るかどうかは大きな事だと思いますら、言われた事を自分達で意識する。これが出来るようになると行動自体も変わってくるはずです。まーここが出来なかったら指導せずに帰ると宣言していますから出来て当たり前なんですが。こちらもそれくらいの覚悟を持ってやっていかなければいけないと思います。何でもかんでも受け入れていくのは最終的に選手のためになりませんから。

前日にスタート基礎をやっていますからこの日はタータンの上でスタート練習。時間の関係もあるので各自で決められた本数、距離を走るようにしました。まだまだですが少しずつ動きは改善されつつあります。筋力的な事もあると思います。秋までの2ヶ月間を有効に使って戦えるようにしていきたいと思います。まだまだやることはたくさんありますから。一つずつ潰していきたいですね。

最後に60m並走を4本と80m並走を2本。短い距離を一切手を抜かずに走るようにしました。それだけでかなりキツイと思います。うちの練習の特徴の一つだと思います、のんびり走ることはほぼない。常に全力でやります。ここも考え方なんですが。少しはリラックスして走る機会も必要なのかもしれません。が、これまでこのスタイルでやっていますから今の所変えるつもりはありません。かなりヘトヘトになっていたはずです。

さらにおまけで少し走りました。ポール走です。短距離も投擲も跳躍も全員でポール走をやりました。前からやりたいなと思っていたのですが女子用のポールが2本になったのでそれなりに効率よく練習できるようになりました。腕を全く使わず重心の安定しないポールを持って前に進む。簡単なことではありません。体幹が強くないとできないと思っています。これが出来るようになるとスプリントも上がると思います。練習終わりに継続してやってみようと考えています。

あれこれ書きました。まとまりません(笑)。記録として、ですね。
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朝から暑い

2016-07-07 | 陸上競技
水曜日、通常授業再開です。1週間普通に授業があってその後はクラスマッチなど。数日間、どうやってモチベーションを保つのかは大きな問題ですね(笑)。

この日は朝から暑い。湿度はそうでもないのかもしれませんがとにかく暑い。とはいえ、やらないといけないことはしっかりとやりたいと思っています。朝練自体はほとんどやりません。走ったり追い込んだ練習をしたりというのはしません。電車で通学してくる選手もいますから30分程度の軽いものにしています。朝から1時間もできませんから。

午後の練習で足りなくなることがあるのでそこを補うという意味での朝練です。体幹補強を重視しています。これはキツイのでなかなか大変だと思いますがそれでも継続してやっていかなければいけないと思っています。この日は朝からダイナマックス投げをしました。動的な補強をしっかりとやりたいと思っていますからかなり重視しています。

ある程度やってから今度はダイナマックストレーニング。これも動きながら鍛える練習です。体幹トレーニングなのですが気がついたら腕だけで投げる練習になりがちです。これは何度言ってもなかなか改善できません。身体の中心を意識するというのは簡単ではない。が、これが出来るようになると変わってきます。もう少し頻度を増やす必要があるかなと感じていますね。かなりハードなので嫌がる部分があります。それでもやりますが。

見ていると暑いのもあるのかほぼ無言。元気が全くありません。前日にある程度話したつもりでしたが。正直、このレベルの練習しかできないのであれば「目標」には届かないと思います。あまりにも元気がなさすぎる。この練習を何ヶ月やっても結果は見えています。遊び半分ではダメだと思います。そんな練習をやるくらいなら全て自主練でも良いくらいです。

言い方はキツイかもしれませんが。そこをあれこれ言われると指導なんてものはできません。「みなさん、もっと声を出した方がキツイときにも頑張れるんじゃないですか?」とお願いして練習をしてもらう?ありえません。そんな状態で勝負ができるのか?戦うための基礎は筋力だけではありません。取り組みの姿勢が大切なのです。

ボールを投げる時に「ハイ!」と声を出して投げる。それだけでも違ってきます。今の練習を他校の選手が見ても「この程度か」と思われて終わりです。力を磨くレベルにはなりません。劇的な成長が必要になるのですから今のままでは足りません。

同じレベルの話を何度もされているようでは戦えないと思います。一度言われたことを真剣に捉えて行動を変える。この姿勢を持ってもらいたい。そこが出来るようにならないと勝負するという次元には届きません。それなりのレベルではやっていますが本当の意味での「戦う」という所には届きません。かなり厳しく話をしました。性格さえ変えていかないといけない。

力がある。他校の目標になるチームでなければいけないと思っています。そこが分かるかどうか。

少し長めにやりました。選手は全員汗だくでした。それほど激しい練習はしていませんがかなり暑かったのだと思います。時間通りに教室に入ることは出来ましたが、かなり汗をかいていました。ここは気をつけないといけないですね。風邪をひいてしまったらこまります。とはいえここのバランスは難しい。こちはも最大限の配慮をしなければいけないと思っています。

朝練のことだけ書いておきます。また午後の練習については別に書きたいなと思います。多分。
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目指すところ

2016-07-06 | 陸上競技
これも練習とは直接関係ないかも。火曜日の練習中に話した内容です。

毎日の練習の中で全員と話をするようにしています。当然と言えば当然。どうでもいい話の方がほとんどですが技術的なことをやっていたり、トレーニングをやってる時には声をかけるようにしています。メニューだけ与えてやっておけというのはスタンスに合わないですから。こちらとしても「預かっている選手」という感覚はあります。その選手に対してできることは最大限やるようにしています。

その中で1年生女子には「3人とも最低目標は今シーズン中に12秒5切りだね」という話をしました。これは顕著な例かもしれませんが他の選手にも「今シーズン中には・・・」という話をしています。1年生男子は「11秒5は最低ラインだね」と伝えていますがきちんと走れば11秒3くらいは行くんじゃないかという雰囲気はります。この「今シーズン中の目標」をどのように感じ取るかですね。

12秒5を切る。これは簡単な事ではないと思います。が、これから数か月真剣に取り組めば十分可能だと思います。この記録を「先生がまた夢みたいな話をしている」と思うかどうかですね。「やってやる」という気持ちでできれば十分達成できるのではないかと思っています。できないとすれば「そんなの無理だ」と諦めているから。それを達成するために必死になって練習をするかどうかですね。

春先に「県総体の目標は?」と話した時に「決勝に残って中国大会」という返事がありました。すでにそれは達成できています。具体的な目標を掲げさせたときに「25秒台で中国大会」となりました。実際に25秒台に入り中国へ。1年生で25秒台で走るというのはすごいと思っています。これも「自分では出ないと思っていた」というのが正直なところかもしれません。が、ある程度集中して練習をすれば難しい記録ではないのです。「そんな記録で張るはずがない」と思ってやっている間は出ませんが。

単純に「記録を出したい」というのを求めているわけではありません。「11秒台を出す」と口にするのは簡単です。が、実際にそれに見合うだけの練習ができるかどうかだと思っています。目標を掲げれば記録が出るというわけではありません。それに見合うだけの努力と練習が必要なのです。私が「今シーズンの目標は・・・」という話をするのはその選手の潜在能力に対しての話です。実際にやらなければそんな記録が出るはずはありません。

なんとなく練習に来て帰る。これでは強くならないと思います。自分たちがどのようなレベルを目指しているのかを明確にしなければいけない。普通に練習していて届くレベルであれば問題はないと思います。例えば女子が秋のリレーで「中国新人に行きたい」と思うのであれば「どうぞご自由に」という話。春に1・2年生だけで3位に入っています。正メンバーではなくですね。それが「中国新人に行きたい」というレベルで話をしていたら「強くなる可能性はない」と思っています。

前任校、小さなエースが2年生から3年生に上がる冬。かなりイライラしていました。どうしたのか?と聞くと「みんな、本当にリレーでインターハイに行く気があるのか分からない」という答え。自分は何が何でもインターハイに行きたい。個人種目ではなく「リレー」で。その感覚と周囲の感覚の差。これにイラついていたのだと思います。本気で目指していると周囲の「甘さ」が気に入らない。当然の話だと思います。

結果的に「何が何でも」とやっていた小さなエースは大きく記録を伸ばして100m、200m、4継でインターハイ出場。中学時代に全国を経験したことがないのにもかかわらずです。周囲からは「扱いが難しい」と言われていましたが「競技に関しての情熱」はこれまで指導してきた選手の中で最高レベルだと思います。強くなるために。ここはこの子にとって本当に大きなことだったからです。まー普段の彼女しか見たことのない周囲の人はとても信じてくれないでしょうが(笑)。

12秒5を3人切る。4人目が最低でも13秒2。この話をどれだけ真剣に聞けたでしょうか。本気で聞いてそれに向かって努力ができれば12秒5とは言わないくらいの記録が出ると思います。が、「多分出るだろう」という感覚では「100%でない」と思います。そんなものです。甘く考えていて届くほど簡単ではないから。幸い「競技に関して」はかなり真剣です。「勝ちたい」という欲求があります。これはある意味「最大の武器」だと思っています。

小さなエースは「最高に負けず嫌い」でした。負ける勝負は挑まない(笑)。中学時代の中国大会などは「負ける」と分かっていたらそれなりのスピードでしか走らなかったようです。「全力で行っても負けるから」です。どうせ負けるなら・・・という感じ。人前で「できない」ということがすごく嫌でした。が、「強くなるために」と思ってやり始めたら「恥ずかしい」という感覚はほぼ0になりました。やらないと強くならないのだから。練習中の声だしも一番。まー本当に「キャプテン」という立場が彼女を変えたと言えますね。

どこまで本気になれるでしょうか。チーム内でライバルがいる。仲良くやらないといけませんが「最大のライバル」はチーム内にいるのです。双子もいます。1年生3人はライバル関係にある。仲良くやってもらいたいが「馴れ合い」はして欲しくない。それにほかのメンバーが引っ張られて勝負してくれるようになれば「12秒5」という記録は難しくないと思っています。

男子も個人で戦える可能性のある選手がいます。秋には4継で決勝を目指したい。来年には中国。これは最低限の目標です。これが果たせるかどうか。できないと思っている選手がいればできないでしょうね。私はできる思っています。が、選手が思わなければそれまで。それ以上にはなりません。

去年の記録がどうだったというのは関係ない。過去の自分の栄光に頼って生きるほど長い人生を歩んでいるわけではないのですから。本当に強くなりたいのであれば「未来」に向けての努力が必要です。それがわかるかどうか。行動で示せるかどうか。もう少し時間がかかるかもしれません。まだ幼い。が、持っている力は過去最高だと思っています。それを本人たちが自覚して「やってやる」と思ってくれたら私は特に何もしなくても勝手に強くなると思うのですが。

上手く表現できないですね。文才なし。
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練習再開2

2016-07-06 | 陸上競技
書きたいことがあって書いています。まー「個人情報」というものもあるでしょうからその部分には気を使いながら・・・。これも考え方の部分あと思いますが。一部分の切り取りは避けてもらいたいなと思いますが。無理話でしょうね。

練習を再開して「やりたいこと」を少しずつやるようにしています。正確にいうと「やりたいこと」というよりは「やるべきこと」だと思っています。何をやらないといけないのかを考えないと次に進めない。「目標」だけを掲げてそのために必要なことができないのであれば勝負にはなりません。きれいごとではなく・・・ですね。「練習をしていたら速くなる」と思います。が、その伸び率はどうなのかわかりません。最大限に伸びるためにはやはり「やるべきこと」をきちんとやっていく必要があります。

前の記事に補足。「笑顔でハイと答える選手」が悪いとは思っていません。できればそのほうが運営しやすい。が、それだけではだめだと思っているのです。強くなるために「図々しさ」や「図太さ」が必要。以前、ある練習会に連れて行った選手が「学校でやったほうがよかった」と言っていました。その部分だけ取れば「失礼な発言」だと思います。が、本人が「これでは強くならない」と感じた。大切なことだと思います。普段の練習のほうが強度も強いしトレーニングもできる。そう感じての発言。部分的な「言葉」をとらえると「批判の対象」となる。が、「強くなること」を考えていたら素直な言葉だと思います。

実際、今はプライベート合宿のみ。年間2回の合宿です。これはかなり「質が高い」と思っています。負荷的に高い。それでも「必死になってやる」という部分は絶対に必要。技術的な部分と取り組む姿勢の部分も含めてすごく大切な合宿になっています。初期のころは岡山のH先生の合宿にも参加させていただきました。これも「選手が自主的に動く」という仕組みが作られていてかなり刺激になりました。国体などの関係で日程が合わなかったりしてなかなか参加できなくなりましたが、すごく刺激を受ける部分でした。「自分たちに足りないモノ」を見つけることができる。春には宮崎に合宿に参加させていただいていました。これは「全国で戦う」という意識を持ったチームの練習に参加させてもらい「自分たちは弱い」というのを再確認するためです。すべての面で勝てない。こういうなかで「どうやって戦っていくか」を考えるのです。

「強い選手」は人間的に素晴らしい。それは「理想」です。もちろん、そのほうがよいに決まっている。が、強いからといってすべての部分で「完璧に近い選手」なんていないと思います。競技を通じて少しずつ良くなっていけばいい。逆にいつまでも「人間的な成長」がない選手は「そこで伸びが止まる」と考えています。素直さを持てない選手は決して良い方向には進みません。それくらいの話です。

穏やかな環境の中にいれば「野生動物」としての感覚はなくなります。家で飼っている猫は「エサは与えてもらえる」と思っていますから「狩り」をする必要がありません。自分自身で「感覚を研ぎ澄ます」必要はないのです。TV番組などで「太った猫」をみることがあります。かわいらしい。が、自然界でそのような「運動できなくなった動物」はどうなるのか?エサを取ることもできず自然に淘汰されていきます。「飼いならされた猫」では「勝負」という部分はできない。もちろん、「人間的な成長」という意味では「基本的なマナー」や「人としての行動」は考えさせないといけません。それができない選手は「自分勝手」でしかない。競技を通じてその部分も磨いていかなければいけないと思っています。

それは「強くなるため」に「やるべきこと」だと位置づけています。競技のための技術練習もすごく大切です。が、取り組みの姿勢も大切。「牙を抜かれた野生動物」ではなく「常識的な行動ができる野生動物」のままでいたいと思っています。そこはあくまで「感覚」でしかない。「何も考えずにやる」というのだけは避けたい。そうなると「練習をする意味」がないと思っています。練習を適当にやっている選手が本番でいい結果を出せるか。これは「本気」になれないとできないことだと思っています。どれだけ「力」があったとしてもそれを磨くのは「本人の心」の部分です。好きな練習は頑張る、嫌いな練習はやらないというような選手は強くなる可能性は低い。

うちの選手、素直でいい子が多い。決して悪いことではありません。が、「欲」という部分では不足しています。普通に練習して勝てるほど甘くはない。何が何でも強くなってやろうという気迫が必要です。「なんとなくやって大会に出て帰ってくる」ことを目指すのであれば問題はないと思います。それも一つの「陸上競技の楽しみかた」でしょうから。が、本気でやった時の楽しさは別物です。「あんなにマジになって練習するって」と揶揄されるかもしれません。それでいいと思っています。以前教え子が「高校時代の部活の話をしたら引かれた」と言っていました。「価値が分からない人とは分かり合えない」とも。そんなものだと思います。「価値観の相違」はどうやっても埋めることができないのだから。

本当に貪欲になれば「競技力」は大きく変わると思っています。そういう部分は「教えられてできること」ではない。結局は「自分がどうなりたい?」なのです。強くしてもらう?そんな簡単な話ではありません。そこの部分は間違って欲しくない。強くなりたいと望みない者が強くなれるほど甘くはないのです。本当に強くなりたいのであれば自分でやるしかない。その時に「牙が研がれているか」は大切です。

「先生に怒られるからやる」という気持ちでいたらこれは話にはなりません。全ては自分自身のためなのです。そこの感覚を間違えるとどれだけ練習しても効果はないと思います。怒られなかったらやらないというのであれば競技者には向かない。もちろん、最初の段階ではしつこくしつこく言い続ける必要があると思いますが、これが最後まで続くようだと選手としては大成しないと思いますね。

どれだけの想いをもって取り組めるか。本当に強くなりたいのか?ここは大きな問題です。実際専門的な指導を受けられなくても強くなっている選手は数多くいます。逆に恵まれていることに気づかずに何となく練習をしていて強くならない選手も多くいます。ここはどうするべきなのか。各自がしっかりと見極めてもらいたいと思います。

うーん、練習の話ではなくなっていますね。どうなんでしょうか(笑)
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練習再開

2016-07-06 | 陸上競技
火曜日で期末考査終了。いや、我ながらよく我慢しました。平日は全く練習をせず。選手がどれだけやっているかは分かりません。こちらとしては「待つ」ことしかない。おかげさまでblogへのアクセス数が激減しました(笑)。半分くらいになったでしょうか。前から思っていたのですが私のような知名度もない指導者のblogを250人位が毎日見るって多すぎる気がしていました。私の知り合いはそんなにいないし。カウントミスなんじゃないかと思っています(笑)

アスセス数だけでいうと1300回とかでした。同じIPアドレスの方が何回か見てくれているのだと思います。それもこの数日間は300くらい。まーそれだけ面白くない内容を書いているんだという自覚はあります。内容的に笑いも生まれないですし。「考え方」を示すことに何か意味があるのか。これも分かりません。自己主張と言われたらそれまで。特別な意味はなくやっています。

2時間考査の後、昼食を取ってから練習再開としました。私はその間会議。会議終了が練習開始時間を過ぎていました。20分で終わるはずだったのに(笑)。結局1時間半くらいだったでしょうか。私が練習に行った時には自主的に練習を始めていました。まー当然ですね。無駄に待つ意味はありませんから。私は練習を任せてコンビニに昼食購入へ。暑いのもあるので食事を摂っておかなければ私が熱中症になって倒れてしまいます。

とにかく暑かった。それだけでバテてしまいます。この日はトレーニングにしていました。この暑さの中でシャフト補強をするのはかなり大変だと思います。段々とやるだけになってしまう。寒い時はシャフト補強をやると身体が温まりますがこれだけ暑いと熱が身体の中に蓄積していきます。身体を冷やす方法を考えておかなければいけません。この日はあえてシャフト終了後に休息を取りました。陰で休ませる。練習時間は長くなりますが。

プレートまでやって専門練習としました。短距離系は加速段階の動きを中心にやることに。中国大会での惨敗を胸にこれからの課題をずっと考えてきました。やりたい事はかなりたくさんあります。私自身が苦手とする部分はやはり選手も苦手です。だからこそここを克服する必要が出てくると思っています。暑いですがやるべき事をしっかりとやる。テスト明けで体力的にキツイかもしれませんがここはやっておかなければ。慌てるつもりはありません。しかし、ある程度の時間をかけてやっていく必要があります。走っていたら動きが改善されるのであれば良いですが違う気がしています。

やりたい事はたくさんあるのです。今回行った練習も何度も何度もやっていかなければ改善はできないと思います。一度やって劇的に変わるとは思っていません。トレーニングとそうですが「即効性」を求められてもなかなか上手くいきません。だからこそ「我慢してやる」や「地道に続ける」という部分が必要になります。それができないようであれば結局強くはなれないと思っています。

「お利口さん」になる事は求めていません。必要性はないと思うからです。すべての人に従順で何でも「はい」と言って従う。これでは勝負になりません。何かあったら「絶対にやり返してやる」と思うような「負けん気」は必要だと思っています。仲良しこよしの選手同士が勝負の場面で戦えるのか。指導のし易さだけでいったら「笑顔でハイという選手」の方が楽です。良い子だから強いか?というのは微妙なところ。もちろん「良い子で負けず嫌い」が理想かましれません。私としても様々な選手がいる方が楽しいと思いますし。

上手く書けません。また書きます。書きたいことが少しあるので。
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